メキシコ労働法の解説
第2回 メキシコにおける雇用関係の成立、期間、中断および終了
はじめに 本稿ではメキシコにおける雇用関係の成立、中断および終了(解雇等を含む)を日墨の労働法の相違点やメキシコでの実務運用の指摘も交えて解説する。 また、後述のとおり、メキシコでは無期雇用が原則であるものの、一定の条件を満たした場合に有期雇用とすることもでき、試用期間等の設定も可能である。...

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メキシコ労働法の解説
はじめに 本稿ではメキシコにおける雇用関係の成立、中断および終了(解雇等を含む)を日墨の労働法の相違点やメキシコでの実務運用の指摘も交えて解説する。 また、後述のとおり、メキシコでは無期雇用が原則であるものの、一定の条件を満たした場合に有期雇用とすることもでき、試用期間等の設定も可能である。...
「人に、社会に、時代に、『よい事務所をつくる』」という精神のもと設立された弁護士法人大江橋法律事務所。設立の地である大阪に加え、東京、名古屋、上海と複数の拠点を展開する同事務所では、リーガルリサーチやナレッジマネジメントにどのように取り組んでいるのでしょうか。リサーチの体制や書籍のオンライン閲覧サー...
契約書修正交渉のコメント実務 法務担当者5人の実践例と伝え方
法務担当者にとって最も苦労するのは、事業部とのコミュニケーションであるという声もよく聞かれます。 事業部にとって最善の契約内容とするために、リスクの抽出とビジネス判断のサポートをどのように行えばよいでしょうか。 法務担当者5人の経験と実践から、コメント例とともに紹介します。 Aさん(IT・非上場...
契約書修正交渉のコメント実務 法務担当者5人の実践例と伝え方
契約書のフォーマットとして主流のWordは、法務担当者にとっては使い慣れたツールですが、事業部の担当者にとってはではそうでもないかもしれません。 事業部宛てのコメントや変更履歴が相手方へそのまま送られてしまうといった「企業法務あるある」はよく話題になります。 pic.twitter.com/Wak...
契約書修正交渉のコメント実務 法務担当者5人の実践例と伝え方
多くの法務担当者が契約書レビュー業務の中で直面するのが、事業部から来る急ぎの依頼。 通常は何営業日で戻すようにしているか、また、短納期で依頼されたらどう対応するか。 事業部との信頼関係を維持しつつ、理不尽な業務負荷がかからないようにするために、5社の法務担当者が実践している工夫を紹介します。 A...
※本記事は、三菱UFJ信託銀行が発行している「証券代行ニュースNo.186」の「特集」の内容を元に編集したものです。 消費者庁は、2021年8月20日、「公益通報者保護法第11条第1項及び第2項の規定に基づき事業者がとるべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針」(以下「本指...
資金移動業とは 資金決済に関する法律(以下「資金決済法」といいます。)においては、従前、銀行以外の事業者が送金サービスを行うことを可能にするため、資金移動業という登録ライセンスが設けられていました。これにより、さまざまな事業者が少額(100万円を超えない範囲)の送金サービスを提供するに至っていま...
企業法務の地平線
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」や人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズなど、HR techのプラットフォームやSaaS事業を展開している株式会社ビズリーチ。同社は2020年2月にグループ経営体制へ移行し、Visionalグループが新たに誕生。同時に、ホールディン...
実務競争法研究会 監修:東京大学教授 白石忠志 編者:籔内俊輔 弁護士/池田毅 弁護士/秋葉健志 弁護士 本連載は、2020年12月をもって休刊となったBusiness Law Journal(レクシスネクシス・ジャパン株式会社)での連載「令和を展望する独禁法の道標5」を引き継いで掲載するもので...
独占禁止法をはじめとした競争法は、実務感覚を身につけるのが難しい法分野。「実務競争法研究会」は、教科書を読むだけではつかみきれない実務的な知見を得られる貴重な場だ。 同研究会は2011年に、公正取引委員会で任期付公務員として実務を経験した4名の弁護士が発起人となり、日常の企業活動で問題になりやすい国...
前編では、ClubhouseやYouTube等の配信サイト、ソーシャルメディア(SNS)において問題となり得る著作権等の基本的な内容について概説しました。 ここで、実務上最も頭を悩まされる問題の1つが、配信サイトにおいて、他人の楽曲や小説、イラスト、写真、動画を利用することが著作権法上違法となる...
ビジネスの複雑化が進むとともに、人材の流動性や多様性が高まるなか、法務の現場において、各個人が持つ知識や経験を組織内で共有し、企業が直面する多様な問題に対して限られた時間で適切に対処するための「ナレッジ・マネジメント」への取組みの重要性は、ますます高まってきています。2020年10月に発刊された『企...
法務初心者のための契約書作成・レビューのポイント
この記事では、取引基本契約の納品に関する条項について、個別契約との関係にも触れながら、基本的なポイントをわかりやすく解説します。 取引基本契約の概要についてはこちらの記事で解説しています。 想定事例 部品・半製品メーカーのA社(非上場・資本金5億円)と、完成品メーカーのB社(上場)は、これま...
企業不祥事から学ぶ企業変革・組織開発への施策
第7回から「不正が起きない組織であることにとどまらず、イノベーティブな組織を醸成するための企業の施策」についてお伝えしています。前回は「組織の閉鎖性の弊害」について、問題の本質と克服への企業の施策を述べました。第8回は「数値目標達成へのプレッシャー」に焦点を当ててお話しします。 本稿に関連性の...
民間企業は、利益を生み出し、成長し続けることが求められます。そのため、経営陣が従業員に対し、数値目標の達成を求めること、プレッシャーをかけることは、当然のことでしょう。しかし、プレッシャーが従業員にとって重荷となり、不正行為を招く事態も忘れるべきではありません。 本稿では、企業統治・内部統制構築...
企業コンプライアンスとブランディング 本稿は、企業コンプライアンス活動の中でも、特に組織風土の醸成の手法についてご紹介するものです。法律中心の企業コンプライアンスの世界にブランディングの手法を持ち込み、企業不祥事が起こりにくい「ジブンゴトの組織風土」を作るとともに、ESG/ SDGs経営を実現させ...
サステイナビリティ時代に求められる企業の経営戦略
※本記事は、西村あさひ法律事務所が発行するニューズレターの「サステイナビリティと日本企業の海外進出 - ビジネスと人権⑥ 国際人権法の成り立ちと実務への適用・水に対する権利を題材に - 」の内容を元に編集したものです。 前回までの連載で、ビジネスと人権の世界で参照されるべき規範、すなわち企業...
メキシコ労働法の解説
はじめに 新たにメキシコ進出をしようとする日本企業をサポートする際にしばしば次のようなご質問をいただく。 「メキシコの労働法は日本の労働法よりも労働者に有利ですか?」 このようなご質問に対しては「多くの面では労働者に有利ですが、労働者に不利なルールも少なからずあります」というのが端的な回...
2021年6月に出版された『エンタテインメント法実務』(弘文堂)は、映画・テレビ、音楽、出版・マンガ、ライブイベント、インターネット、美術・写真、ファッション、ゲーム、スポーツという9分野の法律実務を、現場の観点から概観したこれまでにない一冊となっている。発売直後に増刷が決定し、好評だ。 本書を手...
法務初心者のための契約書作成・レビューのポイント
この記事では、取引基本契約と個別契約の違いや優先関係の定め方、目的条項のポイント、買主・売主の立場からの修正の仕方について、改正民法を踏まえてわかりやすく解説します。 取引基本契約の基本、概要についてはこちらの記事で解説しています。 想定事例 部品・半製品メーカーのA社(非上場・資本金5億...