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海外子会社で不祥事が発生した場合の初動調査の留意点

海外子会社における不祥事の動向・リスクシナリオ  近時、新型コロナウィルス感染症の拡大により海外駐在・出張が減少し、海外子会社のガバナンスの緩みが不正リスクを高めている懸念があると指摘されています 1。  海外子会社における不正事案としては、たとえば、調達担当者等の横領・キックバック(物品の水増し...

猿倉 健司弁護士
牛島総合法律事務所

危機管理・内部統制

株式交付無効の訴えとはどのような制度か

※凡例 改正会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正後の会社法 旧会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正前の会社法 株式交付制度の概要  株式交付制度は、株式会社(以下「株式交付親会社」といいます)が、会...

野間 昭男弁護士
三宅坂総合法律事務所

コーポレート・M&A

ベトナムの海賊版(違法アップロード)規制状況と日本の著作権者が取り得る手段

ベトナムで漫画・アニメ等の海賊版(違法アップロード)を規制する法制度  ベトナムにおいても日本と同様に、漫画やアニメ等の海賊版をインターネットにアップロードすることは禁止されています。具体的には、「著作者または著作権所有者の許可なしに著作物を複製すること」(知的財産法28条6項)や「著作物を、著作...

田中 雅敏弁護士
明倫国際法律事務所

国際取引・海外進出

パキスタンにおける汚職・贈賄の現状と法規制

パキスタンにおける汚職・贈賄の現状  Transparency Internationalが2020年に行った調査によれば、調査対象となった世界180カ国中、パキスタンの腐敗指数は124位とされており 1、近隣諸国であるインド(86位)やスリランカ(94位)などと比較し、汚職は深刻であるとされてい...

鈴木 多恵子弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

国際取引・海外進出

ECサイトへのサイバー攻撃でクレジットカード情報が流出した場合の法務・情シスの実務対応

クレジットカード情報の漏えい事案の概要  ECサイトの普及により、クレジットカードに係る情報(以下「クレジットカード情報」といいます)の漏えい事案が増えています。  ここでのクレジットカード情報の漏えい事案とは、ECサイトで商品を購入するうえで、決済画面でクレジットカード情報を入力して決済を行う場...

山岡 裕明弁護士
八雲法律事務所

IT・情報セキュリティ

【2021年3月施行】 改正会社法で創設された社債管理補助者制度とは?

社債管理補助者制度の概要 制度創設の背景  社債を発行する場合、会社は、原則として社債管理者を定め、社債権者のために、社債の管理を行うことを委託しなければなりません(会社法702条本文)。  もっとも、実際のところは、会社法上の例外規定(会社法702条ただし書、会社法施行規則169条)を用いて、...

関 高浩弁護士
三宅坂総合法律事務所

コーポレート・M&A

社債権者集会の開催・決議や認可の省略を認める令和元年の会社法改正

※凡例 改正会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正後の会社法 旧会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正前の会社法 改正会社法施行規則:会社法施行規則等の一部を改正する省令(令和2年11月27日法務省令第52号...

関 高浩弁護士
三宅坂総合法律事務所

コーポレート・M&A

2021年3月施行 改正会社法で新設された会社補償に関する規定のポイント

※凡例 改正会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正後の会社法 旧会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正前の会社法 改正会社法施行規則:会社法施行規則等の一部を改正する省令(令和2年11月27日法務省令第52号...

江端 重信弁護士
三宅坂総合法律事務所

コーポレート・M&A

パキスタンにおける合弁事業(Joint Venture)組成のポイント

合弁事業組成時に留意すべき少数株主保護制度  少数株主が会社の経営や利益分配から不当に排除されないよう、多くの国は法律で、少数株主に対して会社経営に関与する一定の権利を認めています(少数株主保護制度)。いかなる制度を定めるかは、主に各国の政策判断によりますが、パキスタンの2017年会社法は、比較的...

鈴木 多恵子弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

国際取引・海外進出

経営者保証ガイドラインと事業承継に焦点を当てた特則の解説

経営者保証ガイドラインとは 経営者保証ガイドライン制定・公表の背景と趣旨  日本では高齢化社会を迎え、経営者の高齢化が進むなかで、ここ数年、中小企業の円滑な事業承継が喫緊の国家的な課題となっています。このような状況に加えて、2020年2月以降のコロナ禍による業績悪化や過剰債務も重なり、中小企業の...

宮本 聡弁護士
弁護士法人大江橋法律事務所

取引・契約・債権回収

ハラスメント内部通報で通報者が匿名扱いを希望する場合の実務対応

はじめに  ハラスメントの内部通報については、通報者 1 が、通報の対象者であるパワハラ等の行為者(本稿において「行為者」といいます)からの報復をおそれ、自らが通報した事実が行為者に知られないようにしてほしいとして、匿名扱いを希望することが多く見受けられます。このような場合に、会社がかかる匿名扱い...

山中 力介弁護士
牛島総合法律事務所

危機管理・内部統制

第三者意見募集制度(日本版アミカスブリーフ制度)の意義と活用の可能性

米国におけるアミカスブリーフ  第三者意見募集制度の導入にあたって参考とされたアミカス・キュリエ・ブリーフ(amicus curiae brief)、略してアミカスブリーフは、当事者・参加人以外の第三者により、裁判所による判断の助けとなるように提出される意見書のことをいいます。アミカス・キュリエは...

山口 裕司弁護士
大野総合法律事務所

知的財産権・エンタメ

システムエンジニア(SE)への専門業務型裁量労働制の導入要件と留意事項

はじめに  ソフトウェアベンダにおける開発コストの大部分はSEの人件費が占めていることから、ソフトウェアベンダにおいては、利益率を向上させるため、SEの労働時間を抑えようとするインセンティブが働きます。他方で、近年では労働時間管理が厳格化される傾向にあり、また、サービス残業等に対するレピュテーショ...

上村 哲史弁護士
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業

IT・情報セキュリティ

ベトナム新型コロナ対策・集中隔離手続と日本企業に求められる対応

 近時、ベトナムでは、自宅等での自己隔離を遵守しなかったり、新型コロウイルス感染症(COVID-19。以下「新型コロナ」といいます)の流行地からベトナム帰国後に、厳密な健康宣言を行わなかったりすることによって、新型コロナを他人に感染させたとして、刑事事件として立件されたケースが数件発生しています。...

田中 雅敏弁護士
明倫国際法律事務所

国際取引・海外進出

データ利活用の契約時におけるデータの保証条項の定め方

データの保証条項  データの利活用に関する契約において、データの保証条項は、当事者間における利害関係の対立が先鋭化しやすい条項の1つです。実務においては、データの取得経緯や品質などについて、データ提供者(データ開示者)が保証をするか否か、仮に保証する場合には、その具体的な保証範囲などが議論の対象に...

松下 外弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

IT・情報セキュリティ

印紙税の判断方法(3)- 課税文書の「作成」と「作成者」とは?

「作成」の意味 印紙税の納税義務は課税文書の「作成」によって生じる  印紙税の納税義務は、課税文書の「作成」によって生じます(印紙税法3条)。非常に重要な条文であるため、以下に引用します(下線部は筆者が付しました)。 印紙税法3条  別表第一の課税物件の欄に掲げる文書のうち、第5条の規定によ...

山田 重則弁護士
鳥飼総合法律事務所

税務

令和元年改正会社法におけるD&O保険(会社役員賠償責任保険)の締結の手続と開示の方法

※凡例 改正会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正後の会社法 旧会社法:会社法の一部を改正する法律(令和元年12月11日法律第70号)に基づく改正前の会社法 改正会社法施行規則:会社法施行規則等の一部を改正する省令(令和2年11月27日法務省令第52号...

野間 昭男弁護士
三宅坂総合法律事務所

コーポレート・M&A

事業継続のためにチェックすべきクラウドサービス(SaaS)利用契約の4つのポイント

日々の業務における事業継続  顧客管理システムやクラウド型ERPシステムのように、業務上重要なデータの取扱いを含むクラウドサービス(SaaS)を利用する場合において、日々の業務で事業に支障が生じないようにするためには、当該サービスが停止しないことが重要となります。  そのためには、SLA(Ser...

濱野 敏彦弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

IT・情報セキュリティ

知的財産権に対する差押えの方法と換価手続の流れ - 特許・商標・著作権など

知的財産権に対する強制執行の方法  不動産、船舶、動産および債権以外の財産権(民事執行法167条所定の「その他の財産権」)に対する強制執行については、特別の定めがあるもののほか、債権執行の例によるとされています。  「その他の財産権」には、以下の知的財産権が含まれます。 特許権 商標権 実...

田中 雅敏弁護士
明倫国際法律事務所

知的財産権・エンタメ

社内文書の証拠提出

社内文書の証拠価値  民事訴訟において証拠として利用される文書の中には、契約書のように複数の者が作成に関与するものもありますが、その文書を証拠提出しようとする訴訟の一方当事者のみが関与して作成されるものもあります。たとえば、個人の場合は、日記やスケジュール帳などがこれに当たるでしょう。  企業の場...

福谷 賢典弁護士
島田法律事務所

訴訟・争訟