営業現場で使える!英文契約書のポイント
第1回 英文契約書の基礎知識
はじめに この連載を始めることになったきっかけは、昨年(2016年)9月にわたしの初の単著である『元商社ベテラン法務マンが書いた 英文契約書ハンドブック』(以下「本書」または「英文契約書ハンドブック」といいます)を日本能率協会マネジメントセンターに出版してもらったことです。本書が「BUSINES...

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営業現場で使える!英文契約書のポイント
はじめに この連載を始めることになったきっかけは、昨年(2016年)9月にわたしの初の単著である『元商社ベテラン法務マンが書いた 英文契約書ハンドブック』(以下「本書」または「英文契約書ハンドブック」といいます)を日本能率協会マネジメントセンターに出版してもらったことです。本書が「BUSINES...
日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権使用料を徴収する方針を打ち出したことを受け、音楽教室を展開するヤマハ音楽振興会がJASRACへの支払い義務がないことの確認を求める訴訟を東京地裁に起こす方針を固めたと報道があった。 JASRACは2018年1月から使用料の徴収スタートを目指...
企業法務の地平線
企業活動がグローバル化、複雑化する中で法務部門に求められる役割にも変化が見られます。これからの時代に求められる法務部門のあるべき姿とはどのようなものなのでしょうか。各社の法務部へお話を伺い、その姿を探ります。 今回はアドビ システムズ(以下、アドビ)の法務・政府渉外本部長を務める浅井 孝夫氏に取...
クレジットカードの現状、改正に至る経緯 クレジットカードの社会インフラ化 今日、我が国におけるクレジットカードの発行枚数は、平成28年3月末日現在で、約2億6600万枚に上り、成人人口比でいえば、1人あたり2.5枚のカードを保有していることになる。 また、クレジットカードの信用供与額について...
日本と米国における企業法務担当者の大きな違いの一つに、「弁護士であるかどうか」という点があげられます。日本の法務担当者は弁護士資格を保有していないケースが多いのに対して、米国の法務担当者はほぼ全員が弁護士です。 事業のグローバル展開が進む中、これまで以上に海外の法務案件は増えていくことが予測さ...
最新判例による税務コンプライアンス
節税目的の養子縁組は無効ではないとされた事例 節税目的で利用される養子縁組 養子縁組とは、血のつながりではなく、お互いの意思によって親子関係を成立させることをいいます。養子縁組はさまざまな目的によりなされますが、相続税対策として利用されることもあります。 たとえば、相続税を計算する場合、一...
本年5月11日より世界女性サミット「第28回 2017GSW(Global Summit of Women)東京大会」90ケ国約1,000人の女性エグゼクティブが参加し3日間にわたり開催される。日本社会において課題となっている長時間労働の是正、柔軟な働き方を実現する「働き方改革」の重要性も...
5月10日、厚生労働省は「労働基準関係法令違反に係る公表事案」をホームページ(参考:「長時間労働削減に向けた取組」)に掲載した。2016年10月1日以降に労働基準関係法令違反の疑いで送検、公表された事案などをまとめたものだ。公表された企業数は334社に上り、企業・事業場の名称、事案の概要などが掲載...
※本記事は、三菱UFJ信託銀行が発行している「証券代行ニュース No.139」の「特集」の内容を転載したものです。 経済産業省「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針」(CGSガイドライン) 経済産業省は、平成28年7月に「CGS研究会」(コーポレート・ガバナンス・システム研究会...
昨年、DeNAのキュレーション事業において、著作権法および薬機法等の法令に違反する可能性がある記事や、内容が不適切な記事が作成・公開されていたことが大きな問題となった件で、3月13日に、同社が設置した第三者委員会による調査報告書(「調査報告書(キュレーション事業に関する件)」)が公表されました。こ...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 金融規制法 金融規制の意義 ファイナンス法は、金融取引法、金融規制法およびこれと関連する金融経済学の一定のテーマにより構成さ...
新日鉄住金の製造技術が韓国の鉄鋼大手ポスコに流出していた問題で、新日鉄住金と元従業員側が和解したと4月18日に報じられた。 新日鉄住金は元従業員とポスコによる営業秘密の不正取得・使用が不正競争防止法違反にあたるとして提訴し、営業秘密の使用差し止めや損害賠償などを求めており、ポスコとは2015年に...
ストーリーでわかる特許制度の全体像
特許制度の全体像をストーリーで解説する本連載も3回目を迎えました。「第1回 特許制度の神髄とは?」は特許制度の神髄、「第2回 特許として認められる発明とは?」は特許の要件について、それぞれ中世のヨーロッパ、明治時代の日本にタイムスリップし、特許制度が生まれ、成長した過程に触れました。 今回からは...
特許権侵害訴訟に企業はどう向き合うか
特許権侵害を巡る紛争の特質と注意点 特許権侵害を巡る紛争には、以下のような特質があります。 技術知識のほか、法律面でも専門的知識を必要とする。 対応に関係する者が多数にのぼることが多い。 複数の手続が同時並行で行われることがある。 国際的な紛争に拡大することもある。 これらはいずれ...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 投資ファンドとアセット・マネジメント・ビジネス 投資ファンドとは? 投資ファンドとは、投資家から資金を集め、集めた資金を企業...
ベンチャー法務、最前線!
人工知能やFinTech、ブロックチェーンなど、次々と新しいイノベーションが生まれている現代において、私たちのビジネスは加速度的に変化しています。事業内容の広がりに伴い、法務部の役割は多岐にわたり、特にベンチャー企業は法整備が進んでいないような領域に直面するケースも多いでしょう。本連載では、ベンチャ...
特許権の故意侵害に基づく拡張的損害賠償に関する米国連邦最高裁判所の判決 2016年6月13日、米国連邦最高裁判所は、特許権の故意侵害に基づく拡張的損害賠償(enhanced damages:懲罰的賠償または三倍賠償とも呼ばれる)を命ずる基準について、従来、連邦巡回区控訴裁判所が採用していた基準を...
最新判例による税務コンプライアンス
1棟ごとの戸数で判断すべきとされた事例 税法の解釈は文理解釈が原則 税法の解釈は、法律の文言通りに解釈する文理解釈が原則とされています。むやみに法律の文言を拡張したり、法律の文言から類推して解釈することは許されません。そうでなければ、税金が課される場合と課されない場合との区別が不明確になって混...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 ストラクチャード・ファイナンス / アセット・ファイナンスとは? 第3回連載では、(a)コーポレート・ファイナンス(参照:「第...
はじめに インサイダー取引規制に関し、①未公表の重要事実を知る前に締結・決定された契約・計画が存在し、②株式等の売買の具体的な内容(期日および期日における売買の総額または数)があらかじめ特定されている、または定められた計算式等で機械的に決定され、③その契約・計画に従って売買等が執行される場合には...