森 幹晴弁護士の執筆した記事一覧

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第2回 国際仲裁とは? 建設紛争を題材とした実務上のポイント

前回に続き、ケーススタディ形式にて、仲裁事例をもとに国際仲裁案件に対応する際の実務的な側面について、私たちのノウハウの一部を紹介したい。 事例紹介②:建設契約に関する仲裁事案(SIAC/シンガポール)(仮想事例)  日本企業K社により買収されたインドネシアの現地EPC 1 企業S社が製造したター...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

第1回 国際仲裁とは? M&A紛争を題材とした仲裁申立ての検討事項

はじめに  日本企業の海外進出が増加するにしたがって、海外企業との紛争が発生するケースも増加している。海外企業との国際紛争が発生した場合の紛争解決手段として主に用いられるのが、国際商事仲裁である。  他に考えられる主な紛争解決手段としては、裁判があるが、裁判と比較して、仲裁には下記に例示したいく...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

第3回 普及が進む表明保証保険とは 活用方法と注意点、手配の手続も

表明保証保険の急速な普及とその活用方法  今回は昨今取扱いが増えている表明保証保険に関し、日本企業が表明保証保険により実質的に損害を填補された事例である日本の大手酒類事業メーカーによる豪州の酒類大手メーカーの買収案件をご紹介する。 事例の紹介 日本企業が表明保証保険により実質的に損害を填補された...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

第2回 買収対象会社の中国子会社で生じた不正会計問題 不正の懸念がある場合に考えられる4つの対応策

新興国リスクにどう対応するか?  今回は、新興国リスクへの対処方法について説明する。  まず、建築材料・住宅設備機器業を営むL社による水栓金具製造・販売の大手欧州企業G社を買収し、その中国子会社で衛生陶器等の製造・販売を営むJ社(登記上の本社はドイツにあり、フランクフルト証券取引所に上場)におい...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

第1回 インド企業を買収した直後、想定外の事態が発覚 問題が見過ごされた原因と契約交渉で出来ること

はじめに  ここ数年来、日本企業によるクロスボーダーM&Aが活発に行われてきた。中期経営計画等でクロスボーダーM&Aを成長戦略と位置づけ、予算枠を割り当てる上場企業も多く、どうしたらクロスボーダーM&Aを成功させることができるかは日本企業のホットトピックである。2020年に...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

M&Aで加速する企業のDX リクルートの実践事例と成功のポイント

はじめに  昨年(2019年)1年間、日本企業によって行われたM&A(合併・買収)は過去最多の4,088件となり 1、多くの日本企業が事業戦略の一環として、M&Aの実行またはその検討をするようになってきた。また、昨年においては、日本国内のM&A市場で買収の対象会社の3社に1...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

第2回 現地経営陣のマネジメント契約における実務的論点

 前回は、海外M&Aにおける人事面の検討事項とタイムスケジュールを明記したうえで、日本企業が苦戦をした事例をもとに、問題となった原因を分析した。  今回は、その課題を克服するためのマネジメント契約の活用法について解説する。 海外M&Aとマネジメント契約の役割  前回紹介した事例か...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

第1回 海外M&Aの失敗事例に見る、日本企業が人事面で苦戦する理由

はじめに  経済のグローバル化に伴い、日本企業による海外M&Aを含め、国境をまたぐ企業活動は急増している。これにより、企業が複雑で困難を伴うクロスボーダーの法律問題に直面することも増えている。クロスボーダーM&A、国際紛争、規制・当局対応など、そのような場面は増える一方だ。  普...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

クロスボーダー特化型事務所が描く、弁護士とクライアントの新しい関係

「日本企業に世界で勝負するための武器を提供する」という強力なミッションを掲げ、クロスボーダーの法務案件に特化した法律事務所、東京国際法律事務所を立ち上げた森幹晴弁護士と山田広毅弁護士。日々、グローバルな競争の最前線に立つ2人の目に、これからの弁護士像はどのように映っているのだろうか。 また、世界で...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A

世界で戦う日本企業の軍師であれ 東京国際法律事務所 森弁護士、山田弁護士が描くビジョン

「世界で戦う日本企業の軍師でありたい」 大手法律事務所でキャリアをスタートし、リーマンショックの最中に渡米、現地の法律事務所で経験を積んだ森幹晴弁護士、山田広毅弁護士は、そう語る。 企業の競争環境がドラスティックに変化する中、多くの日本企業が世界での戦いに活路を見出そうとしている。しかし、国境を...

森 幹晴弁護士
東京国際法律事務所

コーポレート・M&A
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