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ストーリーでわかる特許制度の全体像

第5回 特許は中小企業の経営にも役に立つ

 特許制度の全体像をストーリーで解説する本連載も5回目を迎えました。「第3回 世界一わかりやすい!?特許になるまでの道のり」からは、現代日本、文京区のハイテクベンチャーを舞台に、技術力には自信のあるCEOが知的財産コンサルタントのアドバイスを受けながら特許を活用してビジネス展開を図る様子をお届けして...

鮫島 正洋弁護士
弁護士法人内田・鮫島法律事務所

知的財産権・エンタメ

ストーリーでわかる特許制度の全体像

第4回 特許をとると、どういう権利を行使できるのか?

 特許制度の全体像をストーリーで解説する本連載も4回目を迎えました。前回(「第3回 世界一わかりやすい!?特許になるまでの道のり」)からは、現代日本、文京区のハイテクベンチャーを舞台に、技術力に自身のあるCEOが知的財産コンサルタントのアドバイスを受けながら特許を活用してビジネス展開を図る様子をお届...

鮫島 正洋弁護士
弁護士法人内田・鮫島法律事務所

知的財産権・エンタメ

特許権侵害訴訟に企業はどう向き合うか

第4回 裁判所の選択・管轄と訴訟にあたって必要な費用

裁判所の選択と管轄 裁判所の選択  国内における特許権に関する紛争のうち、訴額が140万円を超える事件については、地方裁判所が管轄を有します。そして、これらの地方裁判所に係属する特許権に関する紛争については、知財紛争の専門部を擁する東京地方裁判所(民事第29部、第40部、第46部および第47部の...

松下 外弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

知的財産権・エンタメ

特許権侵害訴訟に企業はどう向き合うか

第3回 訴訟を提起する際に検討するべきこと

訴訟提起の際の検討事項  「第2回 特許権侵害訴訟の事前準備・交渉の実務」で説明した交渉を踏まえても、当事者間で紛争を解決できない場合には、特許権者としては、訴訟提起を検討することになるでしょう。本稿および次稿では、主として、特許権者が、自らの特許権を侵害されたと主張する場合に、特許権侵害訴訟の提...

松下 外弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

知的財産権・エンタメ

特許権侵害訴訟に企業はどう向き合うか

第2回 特許権侵害訴訟の事前準備・交渉の実務

事前準備の重要性  特許権侵害訴訟は、侵害行為を発見してもすぐに提起できるものではなく、事前に入念な準備が必要です。さらに、事前準備で検討した結果、訴訟前の交渉を行った方がよいと判断される場合には、特許権者から相手方への警告や交渉を経ることになります。実務的には、多くの場合に訴訟前の交渉が行われて...

藤田 知美弁護士
弁護士法人イノベンティア

知的財産権・エンタメ

ヤマハがJASRACを提訴 - 音楽教室での演奏は聞かせる目的?教育目的?

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権使用料を徴収する方針を打ち出したことを受け、音楽教室を展開するヤマハ音楽振興会がJASRACへの支払い義務がないことの確認を求める訴訟を東京地裁に起こす方針を固めたと報道があった。  JASRACは2018年1月から使用料の徴収スタートを目指...

橋本 阿友子弁護士
骨董通り法律事務所

知的財産権・エンタメ

ストーリーでわかる特許制度の全体像

第3回 世界一わかりやすい!?特許になるまでの道のり

 特許制度の全体像をストーリーで解説する本連載も3回目を迎えました。「第1回 特許制度の神髄とは?」は特許制度の神髄、「第2回 特許として認められる発明とは?」は特許の要件について、それぞれ中世のヨーロッパ、明治時代の日本にタイムスリップし、特許制度が生まれ、成長した過程に触れました。  今回からは...

鮫島 正洋弁護士
弁護士法人内田・鮫島法律事務所

知的財産権・エンタメ

特許権侵害訴訟に企業はどう向き合うか

第1回 特許権侵害を巡る紛争の全体像

特許権侵害を巡る紛争の特質と注意点  特許権侵害を巡る紛争には、以下のような特質があります。 技術知識のほか、法律面でも専門的知識を必要とする。 対応に関係する者が多数にのぼることが多い。 複数の手続が同時並行で行われることがある。 国際的な紛争に拡大することもある。  これらはいずれ...

飯島 歩弁護士
弁護士法人イノベンティア 東京事務所

知的財産権・エンタメ

2016年米国特許重要判例が実務に与える影響 Halo Electronics, Inc. 対 Pulse Electronics, Inc. 最高裁判決後のリスク回避策

特許権の故意侵害に基づく拡張的損害賠償に関する米国連邦最高裁判所の判決  2016年6月13日、米国連邦最高裁判所は、特許権の故意侵害に基づく拡張的損害賠償(enhanced damages:懲罰的賠償または三倍賠償とも呼ばれる)を命ずる基準について、従来、連邦巡回区控訴裁判所が採用していた基準を...

中田 裕人弁護士
柴田・鈴木・中田法律事務所

知的財産権・エンタメ

「色彩のみからなる商標」を企業が活用するために知っておきたいポイント

 特許庁は3月1日、「色彩のみからなる商標」について、初めて登録を認める旨の判断をしたことを発表した。今回登録が認められるのは、トンボ鉛筆の消しゴムで用いられている「青、白、黒」の色彩とセブン-イレブン・ジャパンの看板などに用いられている「白地にオレンジ、緑、赤」の色彩だ。...

吉羽 真一郎弁護士
潮見坂綜合法律事務所

知的財産権・エンタメ

任天堂がマリカーに損害賠償などを求める訴訟、著作権侵害は認められるか? 「見て見ぬふり」だったコスプレ一般に影響する可能性も

(Jirat Teparaksa / Shutterstock.com)  任天堂株式会社は2月24日、株式会社マリカーに対して、不正競争行為および著作権侵害行為の差止と、損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起した。任天堂は、同社が製造販売するレースゲームシリーズ「マリオカート」の略称である「...

福井 健策弁護士
骨董通り法律事務所

知的財産権・エンタメ

AI、IoTに関連したビジネスにおける特許戦略

第2回 IoTビジネスと特許戦略

IoTビジネスと特許戦略  前回「AIビジネスと特許戦略」は、AIの現状を概観し、現在の知財法制上、AIビジネスの特許による保護範囲は、限定的であることから、クローズ戦略をベースとした特許戦略が適していることを解説しました。  それでは、IoTに関連するビジネスの場合、企業が採るべきまたは採りうる...

松下 外弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

知的財産権・エンタメ

AI、IoTに関連したビジネスにおける特許戦略

第1回 AIビジネスと特許戦略

AI、IoTに関連したビジネスにおける特許戦略  現在は、AIおよびIoT等の新たな技術の発展により、第4次産業革命の時代を迎えたといわれています。センシング技術の発達を背景としたIoT関連発明を製品化することで、職場や家庭等から多量のデータを収集し、AIにより分析し、その結果を現場へフィードバッ...

松下 外弁護士
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業

知的財産権・エンタメ

「侵害コンテンツへのリンクは著作権侵害」とのEU判決 「表現の自由」への制約が懸念されるEU著作権法の最新動向

 2016年9月8日、欧州連合(EU)司法裁判所は、男性誌「Playboy」に掲載予定だった未公開の写真を閲覧できるウェブサイトへのリンクを、別のメディアが許可なく掲載したことに対して、著作権侵害にあたると判決を下した。これまで、ウェブサイトのリンクは著作権侵害にあたらないと判断されてきたため、今回...

中川 隆太郎弁護士
骨董通り法律事務所

知的財産権・エンタメ

2016年のヒット映画から考えるエンタテインメントと契約の現在

 2016年を振り返ると、日本映画のヒットが目立つ1年となりました。庵野秀明氏が脚本・編集・総監督を務めた「シン・ゴジラ」は興行収入が80億円に上り、新海誠監督の長編アニメ「君の名は。」は、興行収入が約200億と、日本映画としては歴代2位となる快挙を果たしました。また、クラウドファンディングによる資...

内藤 篤弁護士
青山綜合法律事務所

知的財産権・エンタメ

平成27年特許法改正を踏まえた職務発明制度構築のポイント

 研究開発活動が、個人ではなく、主に企業や研究機関等でなされるようになった現代では、企業や研究機関等でなされた発明をどのように取り扱うか、従業者の利益と使用者の利益とのバランスをどのように調整するかが重要です。  今回は、そのような権利関係や経済上の利益の取扱いを定めている職務発明制度について説明し...

清水 亘弁護士
弁護士法人アンダーソン・毛利・友常法律事務所 名古屋オフィス

知的財産権・エンタメ

「なりすまされない権利」は認められるのか? SNSでのなりすまし行為、裁判所による「アイデンティティ権」の解釈は

はじめに  SNS上で自分になりすまして投稿した者の発信者情報の開示をプロバイダに対し求めた件で、平成28年2月8日、大阪地方裁判所は、結論としては上記投稿により原告の権利が侵害されたことが明らかであるとは認められないとしつつも、他者になりすまされない権利としての「アイデンティティ権」の存在につき...

中島 健太郎弁護士
三宅坂総合法律事務所

知的財産権・エンタメ

写真をめぐる著作権のトラブルをどう防ぐか? 写真を利用する企業と写真家が知っておきたい法律上の注意点

 著作権に関するトラブルを目にすることは多いが、中でも写真をめぐる問題が後を絶たない。トラブルのパターンとしては、企業が自社サイト等に利用した写真が写真家の著作権を侵害してしまうケースと、写真家が撮影した写真に他の著作物や群衆が写り込んでしまったケースがある。  トラブルを起こさないためにどうするべ...

野間 自子弁護士
三宅坂総合法律事務所

知的財産権・エンタメ

JASRACへの排除措置命令確定、放送と音楽を巡る著作権管理はどう変わるのか?

 去る9月14日、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、公正取引委員会に申し立てた審判請求を9月9日に取り下げたと公表した。この取り下げによって「JASRACへの排除措置命令が確定」と各メディアにて大きく報道されたが、一体どのような点が問題だったのだろうか。  18日にはテレビ番組のネッ...

福井 健策弁護士
骨董通り法律事務所

知的財産権・エンタメ

他社商標をメタタグ・タイトルタグに使用することの問題点とは

(写真:FotograFFF / Shutterstock.com)  平成27年1月29日、東京地裁である判決が下された。家具販売店イケアがインターネットを介して買物代行ビジネスを行う業者に対して、無断でロゴや商品写真などを使用されたとして、買物代行業者を著作権侵害・商標権侵害・不正競争防止法違...

中崎 尚弁護士
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業

知的財産権・エンタメ