改正割賦販売法について企業が押さえておきたいポイント
クレジットカードの現状、改正に至る経緯 クレジットカードの社会インフラ化 今日、我が国におけるクレジットカードの発行枚数は、平成28年3月末日現在で、約2億6600万枚に上り、成人人口比でいえば、1人あたり2.5枚のカードを保有していることになる。 また、クレジットカードの信用供与額について...

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クレジットカードの現状、改正に至る経緯 クレジットカードの社会インフラ化 今日、我が国におけるクレジットカードの発行枚数は、平成28年3月末日現在で、約2億6600万枚に上り、成人人口比でいえば、1人あたり2.5枚のカードを保有していることになる。 また、クレジットカードの信用供与額について...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 金融規制法 金融規制の意義 ファイナンス法は、金融取引法、金融規制法およびこれと関連する金融経済学の一定のテーマにより構成さ...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 投資ファンドとアセット・マネジメント・ビジネス 投資ファンドとは? 投資ファンドとは、投資家から資金を集め、集めた資金を企業...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 ストラクチャード・ファイナンス / アセット・ファイナンスとは? 第3回連載では、(a)コーポレート・ファイナンス(参照:「第...
ファイナンス法の基礎
※本連載は、「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版です。本文中、「本書」とはこちらの書籍のことを指します。 コーポレート・ファイナンスやデットとエクイティの区別については、「第1回 ファイナンス法とは?」でも簡単な説明を行ったが、今回は...
ファイナンス法の基礎
はじめに - 連載にあたり 本連載は、拙著「ファイナンス法- 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」(商事法務、2016)のダイジェスト版である。本書は、大手法律事務所や金融実務の先端で取り扱われているファイナンス法とその実務全体を一冊の本にまとめたものであるが、他方で、多数の図表を利用したこ...
保険商品の販売勧誘に関し、「コミッションバイアス」の問題や代理店手数料開示の必要性については、従来から議論されてきたものです。これらについて、近時、平成26年の保険業法改正(平成26年5月30日公布、平成28年5月29日に施行)や、金融庁が打ち出している顧客本位の業務運営(フィデューシャリー・デュ...
※本記事は、三菱UFJ信託銀行が発行している「証券代行ニュース No.134」の「特集」の内容を転載したものです。 【特集】役員によるインサイダー取引の未然防止について 平成27年6月~平成28年5月の間に、金融商品取引法(以下、「金商法」といいます)で規制されている会社関係者による未公表の重...
信託を用いた金融取引
はじめに 信託とは、旧来、英米法において育まれてきた制度ですが、大陸法系に属する我が国でも明治時代以降に取り入れられ、社会・経済の発展と共に進化してきました。近時では、平成19年施行の新信託法によって信託の概念・制度が明確化され、その活用例も日々多様化しています。 本連載では、信託の活用例の...
2016年7月5日、株式会社じげんは「株価・トリプル25」達成条件型新株予約権の発行を発表した。本新株予約権は、じげんが第1次中期経営計画「Protostar」で業績目標として掲げた「トリプル25」(営業利益率、営業利益成長率、ROE、全て25%以上)と、資本市場からの評価を映す「株価」、双方を達...
信託を用いた金融取引
はじめに 信託とは、旧来、英米法において育まれてきた制度ですが、大陸法系に属する我が国でも明治時代以降に取り入れられ、社会・経済の発展と共に進化してきました。近時では、平成19年施行の新信託法によって信託の概念・制度が明確化され、その活用例も日々多様化しています。 本連載では、信託の活用例の...
信託を用いた金融取引
はじめに 信託とは、旧来、英米法において育まれてきた制度ですが、大陸法系に属する我が国でも明治時代以降に取り入れられ、社会・経済の発展と共に進化してきました。近時では、平成19年施行の新信託法によって信託の概念・制度が明確化され、その活用例も日々多様化しています。 本連載では、信託の活用例のう...
クラウドファンディングと金融商品取引法の改正 平成26年5月、クラウドファンディングの健全な発展のための規制枠組みとして金融商品取引法(以下「金商法」)を改正する法律が公布され、平成27年5月に同改正を受けた政令、内閣府令等の改正が公布された。これらの主要部分は同年5月29日から施行されている。...
FATFとは FATF(Financial Action Task Force : 金融活動作業部会。「ファトフ」と読みます)は、マネー・ローンダリング対策およびテロ資金供与対策(以下、「マネロン等対策」といいます)における国際協力を推進する政府間会合であり、1989年(平成元年)にフランスのパ...
日本の資本市場が救われた日 2016年6月2日は、日本の資本市場が司法によって救われた日となりました。 この日、最高裁第一小法廷はアルゼンチン共和国債券(「アルゼンチン国債」)の管理会社の訴訟追行権を否定した東京地裁、東京高裁の判決を取消しおよび破棄しました。 アルゼンチン国債については、複...
改正保険業法について 「保険募集の形態の多様化が進展している状況等を踏まえ、保険募集に係る規制をその実態に即したものとするため、保険募集人の体制整備義務を創設する等の措置を講ずる必要がある」との理由で、平成26年に保険業法が改正され(平成26年5月30日公布)、本年(平成28年)5月29日に施行...
はじめに 再保険契約の準拠法として英国法を指定した場合は勿論のこと、仮に準拠法として日本法を指定した場合であっても、日本の保険法は元受保険契約を前提としていることから、英国再保険法の考え方が大きく影響する可能性があります。 そこで、本稿では、前提として再保険取引の概要、種類などに触れた上で、英...
テロ資金供与等対策の重要性 世界中に広まるテロの脅威 2015年1月と2月に発生した、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)による、シリアにおける邦人殺害テロ事件の衝撃はまだ記憶に新しいところであるが、その後も、パリ同時多発テロ事件(同年11月)、ジャカルタ首都中心部における爆破テロ事件...