顧客本位の業務運営に関する原則、監督指針改定の概要と実務への影響(後半)
前回に続き、金融庁から2020年9月25日に公表され、パブリックコメント(意見募集)に付された「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下「顧客本位原則」といいます)ならびに「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針」および「保険会社等向けの総合的な監督指針」の各改定案 1 の各改定のポイントと実務へ...

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前回に続き、金融庁から2020年9月25日に公表され、パブリックコメント(意見募集)に付された「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下「顧客本位原則」といいます)ならびに「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針」および「保険会社等向けの総合的な監督指針」の各改定案 1 の各改定のポイントと実務へ...
「顧客本位の業務運営に関する原則」・適合性原則等に係る監督指針の改定に至る経緯 金融庁は、2020年9月25日、①「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下「顧客本位原則」といいます)ならびに②「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針」および③「保険会社等向けの総合的な監督指針」の各改定案を公表...
はじめに 2019年12月20日公表の金融審議会「決済法制及び金融サービス仲介法制に関するワーキング・グループ報告」(以下「WG報告」といいます)1 を踏まえ、国会での議論を経て、2020年6月5日、「金融サービスの利用者の利便の向上及び保護を図るための金融商品の販売等に関する法律等の一部を改正...
〔立案担当者が解説〕セキュリティトークン・STOの法律実務
前回に引き続き、2020年5月1日に施行された「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」(令和元年法律第28号)(以下「改正法」といいます)において、セキュリティトークンがどのように位置づけられ、その外縁がどこにあるのかを検討していきます。...
改正資金決済法・金商法等によりブロックチェーン業界はどう変わるか
令和2年5月1日施行の改正資金決済法・金商法等と政令・内閣府令等は、ブロックチェーン業界において議論されてきた様々な事象・ビジネスモデルについて一定の解を与えるルールメイキングの集大成であり、大きな意味を持ちます。まだ明確な解が出ていないステーブルコインの論点等、実務の中での解釈に委ねられる部分が...
改正資金決済法・金商法等によりブロックチェーン業界はどう変わるか
令和2年5月1日施行の改正資金決済法・金商法等と政令・内閣府令等は、ブロックチェーン業界において議論されてきた様々な事象・ビジネスモデルについて一定の解を与えるルールメイキングの集大成であり、大きな意味を持ちます。まだ明確な解が出ていないステーブルコインの論点等、実務の中での解釈に委ねられる部分が...
改正資金決済法・金商法等によりブロックチェーン業界はどう変わるか
令和2年5月1日施行の改正資金決済法・金商法等と政令・内閣府令等は、ブロックチェーン業界において議論されてきた様々な事象・ビジネスモデルについて一定の解を与えるルールメイキングの集大成であり、大きな意味を持ちます。まだ明確な解が出ていないステーブルコインの論点等、実務のなかでの解釈に委ねられる部分...
改正資金決済法・金商法等によりブロックチェーン業界はどう変わるか
はじめに - ブロックチェーン業界のルールに一定の解 平成29年はビットコインバブルとICOの年、平成30年は仮想通貨流出の年、令和元年はLibraの年(日本ブロックチェーン協会(JBA)では「ブロックチェーン元年」を標語に盛り上がりました)、令和2年はルールメイキングの成熟と本丸のブロックチェ...
〔立案担当者が解説〕セキュリティトークン・STOの法律実務
仮想通貨・ブロックチェーンにかかわる法改正として注目を集めた昨年の資金決済法や金融商品取引法の改正は、2020年5月1日に施行を迎えた。同改正は、仮想通貨の名称の「暗号資産」への変更、暗号資産デリバティブ取引に関する規制導入など様々な改正事項を含むものであったが、中でも「セキュリティトークン」と呼...
※本記事は、三菱UFJ信託銀行が発行している「証券代行ニュースNo.165」の「特集」の内容を元に編集したものです。 証券取引等監視委員会は、8月30日に2018年度の「証券取引等監視委員会の活動状況」(以下、活動状況といいます)を公表しました。活動状況では、インサイダー取引のほか、相場操縦、...