BUSINESS LAWYERS COMPLIANCE 導入事例

第4回 動画による研修を通じて、全社員のコンプライアンス知識の底上げを実現PR

法務部 更新

目次

  1. 課題:担当者が抱えていた悩み
  2. 検討:決め手は「ドラマ仕立て」と「買い切り」。全課題を解決する品質とサポート
  3. 効果:研修が文化として定着!意識も負担もガラリと変わった
  4. 展望:こんな企業・担当者さんに、ぜひ勧めたいです

今回は、株式会社アイネットの高野様、玉野様、片岡様、松本様の4名に、BUSINESS LAWYERS COMPLIANCE(以下、BLC)導入の経緯やその効果についてお話を伺いました。

会社概要

株式会社アイネット
事業内容:情報処理サービス、システム開発サービス、システム機器販売
従業員数:連結 1,817名 / 単独 1,042名(2025年4月1日現在)
お話を伺った方
  • 株式会社アイネット・データサービス 取締役 管理部部長 高野様
  • 管理本部 リスクマネジメント部 部長 玉野様
  • 管理本部 リスクマネジメント部 課長代理 片岡様
  • 管理本部 リスクマネジメント部 係長 松本様

株式会社アイネット

課題:担当者が抱えていた悩み

BLC導入前の研修状況と課題について教えてください。

社員へコンプライアンス知識を定着させるために定期的に研修を実施していましたが、参加当日とその後2~3日は意識を高く持ってもらえるんです。しかし、研修から一週間経過すると受講者も日々の仕事に忙殺されてしまい、研修の内容や意識を忘れてしまう…ということが問題でした。

もともと社員のリテラシーは高いんです。でも、それがかえって「うちは大丈夫だろう」という安心感につながってしまって…。研修の必要性そのものを分かってもらうのが難しい、という根本的な悩みもありました。

「集められない」「手が回らない」従来の研修の限界

  • 集めるのが大変だったこと
  • 全国に拠点があるので、そもそも社員を1ヶ所に集めるのが物理的に難しくて。無理に開催しようとしても、仕事の都合で参加できない人も多く、結局、日程を複数設けたり、会場を別に押さえたりと、準備が担当者の大きな負担になっていました。

  • 担当者の手が回らなかったこと
  • 担当者も研修専任ではないので、通常業務と並行しながら、企画から講師の手配、当日の運営、効果測定まで全部やるのは、正直なところかなり大変でした。

  • 効果が見えにくく、身についていなかったこと
  • 研修後は紙のアンケートで感想をもらっていましたが、集計に時間がかかるだけで、本当に知識が定着しているのか、長期的な効果までは測れていませんでした。 受講者も、会社から言われて義務感で参加している人が多く、目的意識をしっかり持てていなかったかもしれません。「研修中に内職している人がいた…」なんて話も聞こえてきて。学習意欲を高めて、内容をしっかり根付かせるという点では、まだまだでしたね。

株式会社アイネット

検討:決め手は「ドラマ仕立て」と「買い切り」。全課題を解決する品質とサポート

BLC導入の決め手は何だったのでしょうか?

コロナ禍で対面研修が難しくなったことをきっかけに、「どうすれば社員教育ができるか」を改めて考え直し、オンライン研修への移行を検討し始めました。
Eラーニングを含めて色々なサービスを比較した結果、最終的にこのサービスに決めた理由は、いくつかあります。

  • コンテンツが面白そうだったこと
  • やっぱりドラマ仕立てのストーリーになっているのが大きかったですね。これなら受講者も興味を持って見てくれるだろうし、法律の話も身近な例で学べるので、すんなり頭に入ってきそうだと感じました。

  • 「サクッと見れる」手軽さ
  • 1本10分~15分と短いので、業務の合間に見れるのがいいなと。動画を見て、テストを受けて、解説まで全部セットになっているので、インプットとアウトプットを交互に行うことができるのも魅力でした。

  • 人数が増えても安心な「買い切り型」
  • アカウント数で料金が変わるのではなく、コンテンツを買い切れるので、利用回数や人数に制限がないのが良かったです。これからグループ会社にも展開することを考えると、これは非常に大きなメリットでした。

  • 営業担当の方が親身だったこと
  • 私たちの課題に真剣に向き合って、ぴったりのコンテンツを提案してくれました。そのおかげで、社内への説明もスムーズに進み、すんなり決裁をもらうことができましたね。

効果:研修が文化として定着!意識も負担もガラリと変わった

導入後の効果はいかがですか?

  • 「毎月2本」の配信で、研修を仕組み化
  • 今では、全社員が見るグループウェアに毎月2本の研修動画をアップしています。視聴後には理解度テストも受けてもらう、という流れを年間の計画に沿って運用しています。

  • 研修が当たり前の文化に
  • 定期的に配信することで、「コンプライアンス研修は継続的に取り組むもの」という意識が社内に根付きました。社員同士で「あの動画見た?」なんて会話が生まれることもあって、意識が変わってきたなと実感しています。

  • 担当者の負担が劇的に減った
  • コンテンツを選んで、配信して、効果測定するまでが一つの流れでできるようになったので、担当者の負担は大幅に減りました。これで、本来の業務ともしっかり両立できるようになりました。

  • ビジネス知識も手軽に学べる
  • ビジネスパーソンとして知っておくべきコンプライアンス知識がコンパクトにまとまっているので、手軽に学べる点も助かっています。

一番の成果は、全員に同じ質の教育を届けられたこと

これまで難しかった「全社員が、同じ質の研修を、同じタイミングで受ける」ということができるようになったのが、最大の成果です。いつでもどこでも学べて、必要に応じていつでも何度でも見返せるこの形は、拠点が多く、働き方も多様な私たちにとって、本当に価値があると感じています。

株式会社アイネット

展望:こんな企業・担当者さんに、ぜひ勧めたいです

BLCをどのような企業や担当者の方に勧めたいですか?

特に、こんなことで困っている企業や担当者の方には、きっと役立つはずです。

  • 研修のたびに、会場準備や社員集めに苦労している
  • リモートワークが中心で、なかなか集合研修ができない
  • 研修に、たくさんの予算や人を割けない
  • 病院や工場など、シフト勤務で全員が同じ時間に参加するのが難しい
  • 研修の企画や運営をもっと効率的にしたい担当者の方
  • 一度きりじゃなく、継続的に社員の意識を変えていきたいと思っている担当者の方

コンプライアンス教育を、もっと効率よく、でも確実に社内に広めていきたいと考えているなら、すごく有効なツールになると思います。

「集まれない」「手が回らない」「効果が見えない」「知識が定着しない」。これは、多くの研修担当者が抱える根深い悩みです。同社もまた、従来型の集合研修が持つ物理的な制約と運用負荷の高さに直面していました。
今回の事例で特に印象的だったのは、単にオンライン研修ツールを導入するだけでなく、「毎月2本の継続配信」という運用ルールを確立し、コンプライアンス教育を単発のイベントから「組織の文化」へと昇華させた点です。これにより、これまで実現が困難だった「全社員への均質な教育機会の提供」という大きな目標を達成されました。
働き方が多様化し、従業員が一堂に会することがますます難しくなる現代において、同社の取り組みは、研修の形骸化に悩む多くの企業にとって、非常に価値のあるモデルケースとなるのではないでしょうか。

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