新たなビジネスの創出を加速させる、NTTデータの「攻め」の法務PR

法務部

目次

  1. 社会インフラを支えるリーディングカンパニーならではの仕事
  2. 経営課題を解決するために、いかにITを使うかが面白い
  3. 弁護士経験を活かし、法務視点で、事業の創出から成長までを支える
  4. 「正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする」を掲げ、さらに強い法務へ

生成AIや自動運転支援、各種決済サービスなど、ITの進化により私たちの日常やビジネスの質が急速に向上していますが、今後も新技術の登場などによる更なる発展が見込まれます。
それに伴い、ITを含むICT市場も拡大傾向にあり、日本市場は2024年に4,670億米ドルに達し、2033年に5,300億米ドルに達すると予測され、堅調な成長が想定されています 1


新しい技術が次々と登場するIT業界において、日本最大手であるNTTデータでは受託開発に加え、さらなる成長を見据えた新規事業への取り組みに重点を置くようになりました。こうしたなかでNTTデータ法務は、トラブルを防ぐ「守り」の法務に加えて、新規技術領域における法的論点の整理や新たなビジネススキーム検討など「攻め」の法務に注力しています。


これを背景として、ますます高まる法務需要に対応するべく積極的にキャリア採用を行っているNTTデータ法務。今回は、他社からの転職によって入社した経営企画本部 経営企画部 法務・知的財産担当の部長 丹治広大氏、同部署の大櫛健太氏、元島望美氏の3名にインタビューを実施し、NTTデータ法務で働く魅力について聞きます。

プロフィール

丹治 広大 氏
経営企画本部 経営企画部 法務・知的財産担当 部長。
自動車メーカー法務部から2008年にNTTデータに転職。企業法務全般を経験し、法務マネージャーに。これまでにリスクマネジメントや内部統制、コンプライアンスの推進などに加え、新規DXビジネスを推進する事業部スタッフとして、組織運営や企画、総括業務にも携わってきた。

大櫛 健太 氏
経営企画本部 経営企画部 法務・知的財産担当 シニアエキスパート。
精密機器メーカーの法務部門と知財部門で契約審査や訴訟対応などを経験したのち、新規事業開発など多岐にわたる経験を積む。2025年にNTTデータに転職。事業を支える法務部員として、取引法務業務や法務施策推進を担当している。

元島 望美 氏
経営企画本部 経営企画部 法務・知的財産担当 主任。
司法試験合格後、3年間法律事務所で弁護士として勤務したのち、2023年にNTTデータに入社。国内コーポレート業務に従事したのち、現在は取引法務業務を幅広く担当している。

社会インフラを支えるリーディングカンパニーならではの仕事

NTTデータの法務体制はどのような組織となっていますか。

丹治氏:
当社では経営企画本部 経営企画部 法務・知的財産担当という組織で法務を担っています。人数としては、法務グループに26名、知財グループに11名に私を加えた、合計38名のメンバー構成です。

NTTデータ 法務部

丹治 広大 氏

法務グループは、経営層や事業部門への法的サポート、出資やM&A支援、国内グループ会社との連携、そして国内事業の許認可申請・管理といった幅広い業務を担当します。NTTデータは、大きく「公共・社会基盤」「金融」「法人」「テクノロジーコンサルティング&ソリューション(TC&S)」の各分野で構成されており、法務グループ内でチームを分けてそれぞれを担当する形にしています。

そして知財グループは、事業部門への法的サポートに加え、特許や商標の調査・出願管理や係争対応といった知財関連のほか、輸出規制管理も担っています。

NTTデータ 法務部

総勢38名のメンバーで構成されるNTTデータ法務部門(2025年12月時点)

丹治さんは自動車メーカーの法務部から、なぜNTTデータに転職をしたのですか。

丹治氏:
より複雑でまだ整備されていない成長領域での法務に挑戦したいと思い、IT業界を中心に転職活動をしました。きっかけは、メーカー時代に、あるリーディングカンパニーの法務が「自分たちが社会を支えていくんだ」という強い責任感や長期的なビジョンを持って働いている姿に触れたこと。これに感銘を受け、自分も同様のスケール感で働きたいと思い、IT領域のリーディングカンパニーであるNTTデータへの入社を決意しました。

IT業界は進化のスピードが速く、法務の仕事も日々新しい変化に直面します。目新しい判例が出ればすぐに影響が出ますし、新しい技術を活用した複雑なシステム・サービスを契約へどう反映させるか、という議論も日常的です。その変化が面白く、好奇心を刺激してくれています。

また、ITは基本的にはインフラサービスなので単体では顧客の課題解決には繋がらず、Non-ITのサービス組み合わせて提供していくことで付加価値が増していきます。だからこそIT以外の領域の行政規制や商慣習などにも接する機会が多く、多様な経験を積むことができます。つまり、他業界での経験を活かせる場面がたくさんあり、転職者にとっても非常に魅力的なフィールドなのです。これも法務としてIT業界で働く魅力だと感じます。

業界のリーディングカンパニーで働く醍醐味を感じられていますか。

丹治氏:
そうですね。NTTデータは国の基盤を支える社会インフラシステムなどを手掛けており、現場技術者や営業社員らの利益云々を超えた「自分たちが国を支えていく」という覚悟に触れたとき、「本物のリーディングカンパニーだ」と感じました。

私たちは、彼らと一緒に仕事をしていくなかで、「現場が成し遂げたいことを、法的思考を活かしながら付加価値を最大化するため」に力を尽くします。まったく新しいビジネスで何が必要かも分からない状態で、契約や社内ルールを踏まえつつ、道筋を示しながら、ビジネスに寄り添っていく。ここに私たちNTTデータ法務の醍醐味があります。

NTTデータ 法務部

経営課題を解決するために、いかにITを使うかが面白い

大櫛さんは新卒で入社したメーカーでは、法務や知的財産の分野に加え、新規事業にも携わっていらっしゃったとのことですが、転職の決め手は?

大櫛氏:
法務の専門性をさらに磨きたいと思い、メーカーなどを中心に少人数法務の企業への転職を考えていました。そんなとき「弁護士ドットコムの法務キャリア」のエージェントさんに紹介されたNTTデータから、法務だけではなく知財や新規事業の経験があること、マネジメントへの関心などを評価していただきました。「法務の専門性を活かしながら、さまざまな挑戦ができる」と感じられたことが、NTTデータへの入社を決めた理由です。

NTTデータ 法務部

大櫛 健太 氏

また、NTTデータは、AI活用が進むこの時代において、将来を見越して法務の提供価値を再設計していこうとしており、その姿勢にも強く共感しました。面接で話を聞く中で、子育てや介護といったライフステージの変化があっても、チームで支え合うことができると感じられたことも魅力でした。

入社後、NTTデータの法務業務にどのような面白さを感じましたか。

大櫛氏:
未知の課題に直面したときに、メンバーがそれぞれの経験や専門性を持ち寄って、チームでよりよい解決策を導き出していく文化があり、そこに面白さを感じます。

また、当社が提供しているITシステムは、業務効率化に資するだけでなく、経営課題を解決するツールでもあります。 どんなスキームで顧客の経営課題解決に貢献するかを考えることができ、そこに大きなやりがいがあります。金融機関や行政など、前職ではあまり触れてこなかった顧客とのビジネスを支援する機会もあり、世界の広がりを感じています。

最近では、事業部と法務チームが別個に動くのではなく、それぞれの事業(プロジェクト)に法務がチームメンバーとして加わっていくスタイルに移行しつつあります。事業を深く理解し、法務の枠にとらわれず事業の一員としてビジネスに向き合う。これにより私たち法務もより成長できるのではと期待しています。

現在は、主に金融分野を担当していますが、誰もが日常的に使っているサービスの裏側に、自分たちの仕事があることに大きな喜びがあります。重要な社会インフラを任せてもらっているという責任と信頼の重みを実感しつつ、法務としてその一端をしっかりと担っていきたいと考えています。

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弁護士経験を活かし、法務視点で、事業の創出から成長までを支える

弁護士としての経験を経て、NTTデータへ転職された元島さん。転職のきっかけはなんだったのでしょうか。

元島氏:
地方で弁護士として働くなかで企業法務にも携わっていましたが、法律事務所では、事業の経緯を断片的にしか見られないことに、もどかしさを感じていました。「もっと企業のなかでの意思決定の全体像を把握し、事業に近い立場で法務支援を行いたい」という思いが強くなり、転職を決めました。IT業界を選んだのは、社会インフラとしての貢献度や成長が期待できる領域だったから。ここで弁護士としての論理的思考力を基盤に新たな挑戦をしたいと考えました。

NTTデータ 法務部

元島 望美 氏

実際に働いてみて、法律事務所との違いをどう感じていますか。

元島氏:
NTTデータ法務はグループ別で担当分野を持っていますが、どの分野の担当であっても、AIやデータなどの新領域や、新規ビジネス立ち上げなどに関わる機会があります。新事業では、実証実験からリリース開始までプロジェクトに継続して法務担当者として携わることができるため、入社時、思い描いていた希望が叶えられていると感じています。

仕事内容は契約実務だけではなく、事業リスクの検討や組織マネジメントなど、コンサルティング法務という広い視点で経験を積むことができています。弁護士としての「いざ訴訟になったらどうか」、「裁判所だったらどう判断するか」などという感覚や経験も、そのなかで活かせていると感じます。法務だけでなく、事業部門や他のスタッフ組織と連携してチームで大きなビジネスを動かす経験も会社員ならでは。私にとっては新鮮でとてもやりがいがあります。

進化の著しいIT業界だからこそ、業界ならではの新たなルールメイキングやビジネスの創造にも関わっていけるのがこの仕事の醍醐味だと感じています。

働きやすさや部署の雰囲気はどうですか。

元島氏:
若手が多く、やりたいと思ったことに挑戦できる風土があることがNTTデータ法務の魅力です。失敗したとしても、みんなでフォローしたり、大きな失敗になる前に対応できたりする雰囲気や力があります。挑戦を応援してくれる上司やチームの支えがあり、安心して新たな一歩を踏み出すことができます。

働き方も柔軟で、私はチームの勉強会や後輩指導に合わせて、週2~3日の出社とリモート勤務を組み合わせています。誠実な人が多く、コミュニケーションも円滑です。

NTTデータ 法務部

「正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする」を掲げ、さらに強い法務へ

今後の展望をお聞かせください。

大櫛氏:
マネジメントに興味があるので、「個々の専門性を高めながら、一人に背負わせすぎない組織づくり」に取り組みたいと思っています。各メンバーのライフステージと想いを尊重し、生活と仕事の両立を支援しつつ、それぞれが専門性を高めレベルアップすることで持続的に成長できる組織づくりに挑戦したいです。知財や新規事業開発など、幅広い経験を通じて得た視点を、ビジネス全体や組織に還元できればと思っています。

元島氏:
今後は、難易度の高い案件や国際案件にもチャレンジしたいですね。後輩の育成やマネジメントも力を注ぎたいことの1つ。組織の中で自身の価値を発揮していくために、弁護士としての成長はもちろん、リーダーシップも磨いていきたいと考えています。

丹治氏:
現在、NTTデータ法務は約7割が新卒社員、約3割がキャリア採用メンバーです。若手が多く、業種柄、業務内容に変化も多い環境のなかで、「メンバーがそれぞれ強くなり、チームとしての魅力を増していくこと」を目指しています。「あなたが必要だ」と言われる状態は、きっと楽しい。みんながその状態になれるように個々の成長を促していきたい考えです。

2025年度の組織のキャッチフレーズは、「正解を選ぶのではなく、選んだものを正解にする」です。積み上げたものから生まれる正解もあれば、別のところに正解があるかもしれません。道の歩み方は自由。柔軟な発想で自分の選んだ道を正解にしていく力が大切だとメンバーには日々伝えています。凝り固まらずに常に動き、新しい刺激を得て、メンバーの挑戦を面白がりながらマネジメントをしていくつもりです。今後、新たに加わるメンバーにも、自らのスキルや経験を思う存分発揮し、楽しみながら新しいことに挑戦していってほしいと考えています。

転職を考えている方へ、メッセージをお願いします。

丹治氏:
NTTデータ法務は、しっかりと社会インフラを支えるために法務の力をフル活用しますので、まず、この社会的使命に共感できる方と共に働きたいと考えています。それにとどまらず、ITのフィールドは、変化の最前線ですので、従来型の伝統的な法務スタイルの枠を超えて、新しい挑戦を面白がれる人を、私たちは求めています。これまでのキャリアを活かしながら、個の強さを磨ける環境がありますので、ぜひ、<採用ページ>をご確認ください。お待ちしています。

下記のポジションを募集しています。

戦略法務(メンバー)
戦略法務(リーダー)

NTTデータ 法務部

NTTデータ法務・知的財産担当では法務採用コースの新卒採用も積極的に行っています。

本選考に先立ちまして、2月に2DAYSワークショップを開催いたします。 NTTデータの法務業務をリアルに体験できる内容となっておりますので、ぜひご参加ください。

実施日:2026/2/5(木) ~2026/2/6(金)
開催場所:NTTデータ本社(豊洲センタービル)
エントリー締切:12/17(水)
ご予約方法:予約はNTTデータ新卒採用サイトのマイページより行えます。

  1. 出典:IMARC Group 日本ICT市場レポート ↩︎

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