第5回 危機的状況下で企業をどのように防衛するべきか
海外事業を展開する企業が直面する問題は多岐にわたります。今回はその中でも、法的リスクとレピュテーション・リスクに焦点を当て、被害を最小限にとどめるための危機的状況下における企業の防衛策について、検討したいと思います。 企業が直面する法的リスクとレピュテーション・リスク 海外事業を展開する企業...

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海外事業を展開する企業が直面する問題は多岐にわたります。今回はその中でも、法的リスクとレピュテーション・リスクに焦点を当て、被害を最小限にとどめるための危機的状況下における企業の防衛策について、検討したいと思います。 企業が直面する法的リスクとレピュテーション・リスク 海外事業を展開する企業...
近年、クロスボーダー取引においては、裁判外の紛争解決機関としての国際商事仲裁が注目されるようになりました。今回は、その「国際商事仲裁」とはどのようなものか、そのメリットやこれを利用する際の留意事項について検討したいと思います。 国際商事仲裁とはどのようなものか 国際商事仲裁とは、国際的なビジ...
前回は、海外腐敗行為防止法制の内容とリスクを解説しました。今回は、そういったリスクに対し、社内でどのような対策を講ずるべきかに加え、さらにはそのリスクを戦略的に活用するかという観点から検討します。 (続)日本企業のコンプライアンス体制確立に向けて必要なこと 社内教育・研修の重要性 現状では...
ビジネスのグローバル化が進む現代においては、企業が直面するリスクも多様化・複雑化しています。本稿では、このような状況を踏まえて、海外で事業を行う多くの日本企業において強い関心を集めている海外腐敗行為防止法制の全体像を解説します。 海外腐敗行為とは何か 本稿でいう「腐敗」とは、汚職や贈収賄とほ...