酒井 俊和弁護士の執筆した記事一覧

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再生可能エネルギー・プロジェクトとプロジェクト・ファイナンス

プロジェクト・ファイナンスとは  プロジェクト・ファイナンスとは、①特定のプロジェクト(事業)に対するファイナンスであって、②そのファイナンスの利払いおよび返済の原資を当該プロジェクト(事業)から生み出されるキャッシュフロー/収益に限定し、③そのファイナンスの担保をもっぱら当該プロジェクトの資産に...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

不動産証券化、航空機ファイナンス、シップファイナンスとアセット・ファイナンス

アセット・ファイナンスとは  アセット・ファイナンスとは、特定の資産およびそこから生じるキャッシュフローを責任財産とするファイナンス手法です。アセット・ファイナンスは、一般的には、特定の資産のみを責任財産とし、オリジネーターやスポンサーなどに訴求できないノンリコース・ファイナンスの一種です。(狭義...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

メザニン・ファイナンスにおけるメザニン(劣後)ローンのポイント

メザニン・ファイナンスとは メザニン・ファイナンスの定義  ファイナンスにおいて、優先劣後構造上、上位層のシニア債務には劣後するものの、下位層の普通株式には優先するものをメザニンといい、メザニンを利用したファイナンスをメザニン・ファイナンスといいます。メザニンは、デットとエクイティの複合的な性質...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

コーポレート・ファイナンスにおけるシンジケート・ローンの仕組みについて

ローンとは ローンとは  ローンとは、貸付人が借入人に対して貸付金を交付し、借入人は貸付人に対し、一定の期日までに貸付金と同額の金銭(元本)を返還する取引をいいます。貸付人と借入人のローンに関する契約をローン契約といいます。民法上の金銭消費貸借契約は要物契約であり、貸付金が交付された時点で初めて...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

外国籍ファンドの国内販売にあたり必要な法的注意点

外国籍ファンドとは 外国籍ファンドとは  外国籍ファンドとは、外国法を準拠法として外国で組成または設立されるファンド(ファンドの意味については、【連載】ファイナンス法の基礎「第3回 ストラクチャード・ファイナンス / アセット・ファイナンスとは?」参照)をいいます。 外国籍ファンドの種類  ...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

金融ライセンスの必要性と種類

金融業と金融ライセンス 金融業とは  金融業を一般的かつ厳密に定義することは難しいのですが、本稿では、各種ファイナンス取引(参照:【連載】ファイナンス法の基礎「第1回 ファイナンス法とは?」)に関連して提供される金融サービスを「業として」行うことであると定義します。各種金融業を専門とする金融機関...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

金融商品取引法における発行開示規制とは

開示規制とは  直接金融(参照:【連載】ファイナンス法の基礎「第1回 ファイナンス法とは?」)における投資家保護と市場の健全性確保のため、資金調達者である発行者を規制対象とし、投資家のために、発行する有価証券に関する情報(証券情報)や発行者に関する情報(企業情報)を適切に開示する義務を課する規制が...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

クロスボーダー・ファイナンス(国際金融)法務で必要となる基礎知識

クロスボーダー・ファイナンスとその法務 クロスボーダー・ファイナンスとは  国際金融(取引)またはクロスボーダー・ファイナンス(取引)に関する明確な定義は存在しませんが、ここでは①その関係当事者(保護法益)、②行為地(場所)、③関連する資金や資産、④適用ある法律、会計または税務の全部または一部が...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

金融アンバンドリングとは

目次 金融アンバンドリングとは 投資リスクの分解(アンバンドリング) 金融機能の分解(アンバンドリング) 金融機能とは 金融機能の分解(アンバンドリング) まとめ 金融アンバンドリングとは  金融アンバンドリングとは、(投資)リスクまたは金融仲介機能を分解(アンバンドリング)するこ...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス

劣後特約の倒産手続における有効性と約定劣後倒産債権との関係

劣後特約の種類・方式  ファイナンス取引における複数の債権者や債務者の間では、優先劣後構造構築(参照:【連載】ファイナンス法の基礎「第2回 コーポレート・ファイナンスとは?」)という観点から、複数の債権相互間の優先劣後に関する劣後特約が行われることも多いです。劣後特約はいくつかの観点から分類できま...

酒井 俊和弁護士
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ファイナンス
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