消費者契約法改正に伴う差止請求事例を踏まえた実務対応について弁護士が解説します。
(1)令和4年消費者契約法改正の影響度と実務対応
1. 5つの改正事項
2. 「不当勧誘の取消し」「不当条項の無効」とは何か
3. 契約の取消権の追加
4. 免責の範囲が不明確な条項(サルベージ条項)の無効
5. 解約料の説明の努力義務
6. 事業者の努力義務の拡充
7. 消費者裁判手続特例法の改正
8. 霊感商法に関する消費者保護の拡充
9. 実務対応のスケジュール
(2)利用規約が無効に?差止請求事例を踏まえた見直しポイント
1. 不当条項規制の概要(令和4年消費者契約法改正を踏まえて)
2. 不当条項規制に関して事業者に求められる対応
3. 「事業者の損害賠償の責任を免除する条項」に関する差止請求
4. 「消費者の利益を一方的に害する条項」に関する差止請求
著者
弁護士ドットコム株式会社