企業法務の視点から見る偽装請負問題について弁護士が解説します。 【こんな方におすすめです】 ・偽装請負のパターンと関連規制を整理したい方 ・偽装請負の防止策を知りたい方 ・偽装請負に関する判断基準を判例と合わせて理解したい方
(1)偽装請負の不正類型パターンと関連規制・罰則等のポイント
1. はじめに
2. 具体的な不正類型の検討(偽装請負)
3. 実務上見られる不正の態様(偽装請負)
4. 問題となる法令
(2)偽装請負の不正事案から考える、問題点と不正防止のポイント
1. はじめに
2. 偽装請負に関する法的な問題点 − 偽装請負かどうかの判断基準
3. 法令遵守・コンプライアンス遵守のための方策
4. おわりに
(3)近時の裁判例を踏まえた、偽装請負の判断基準と労働契約申込みみなし制度による直接雇用リスク
1. はじめに
2. 偽装請負とは何か
3. 適法な業務委託と違法な偽装請負を区別する基準
4. 労働契約申込みみなし制度と発注者・外注先従業員間の直接雇用リスク
5. 終わりに
(4)請負契約・業務委託契約が「雇用契約」とならないようにするためのポイント
1. 雇用契約か否かがなぜ重要なのか
2. 雇用契約か否かを考える際の視点
3. どのような場合に「雇用契約」となるか - 「労働者」性
4. 雇用契約としての性質決定を避けるポイント
著者
弁護士ドットコム株式会社