『中小企業買収の法務』著者セミナー - 第2回 ベンチャー企業M&A
事業会社が、自社グループのさらなる成長のためにベンチャー企業に投資したり、ベンチャー企業と資本業務提携をしたり、またはベンチャー企業を買収したりする事例が増えてきています。他方で、ベンチャー企業は複数の投資家が投資しているため、こうした資本参加をする場合には通常の事業会社同士のジョイントベンチャーやM&Aとは異なった視点が必要です。また、事業会社がベンチャー企業に資本参加する場合は、ベンチャーキャピタルなどの純投資家と異なりシナジーを求めていることから、ベンチャー投資実務一般とも異なる配慮も必要です。
そこで本セミナーでは、柴田 堅太郎弁護士が、著書『中小企業買収の法務』の第3編「ベンチャー企業との資本業務提携・M&Aの法務」を参照しながら、ベンチャーの投資契約実務の基本を踏まえ、事業会社がベンチャー企業に資本参加するに際しての実務上の留意点を解説します。
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プログラム
- ベンチャー企業案件の特殊性
- 投資契約実務の基礎
- ベンチャー企業との資本業務提携
- ベンチャー企業M&Aにおける法務DDのポイント
- ベンチャー企業M&Aにおける最終契約交渉
- ベンチャー企業M&Aにおける経営株主との経営委任契約・株主間契約
・資本業務提携による戦略投資の他の類似取引との相違点
・投資ストラクチャー(CVCファンド組成など)
・事業会社株主の取締役指名権
・重要事項に関する事前同意権
・株式譲渡に関する問題点
・ベンチャー企業との業務提携
・買主による株式取得割合の検討
・経営株主と投資家株主とでいずれが表明保証責任を負うべきか
・アーンアウトなどのインセンティブプラン設計
・グループガバナンス上の課題
・「『中小企業買収の法務』著者セミナー - 第1回 事業承継型M&A」の詳細はこちら
セミナー概要
セミナー名 | 『中小企業買収の法務』著者セミナー - 第2回 ベンチャー企業M&A |
日時 | 2019年4月 17日(水)14:30〜 17:30(開場14:00) |
会場 |
TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター カンファレンスルーム9C 東京都 中央区 京橋1-7-1 戸田ビルディング アクセスはこちら ・JR 東京駅(八重洲中央口) 徒歩5分 ・東京メトロ丸ノ内線 東京駅 (八重洲中央口) 徒歩5分 ・東京メトロ銀座線 京橋駅 (7番出口) 徒歩2分 ・東京メトロ東西線、銀座線、都営浅草線 日本橋(東京都)駅 徒歩5分 |
定員 | 50名 |
受講料 |
20,000円 + 3,400円(税別) ※書籍をお持ちの場合、書籍代は差し引きいたします。※2019年5月31日(金)までにクレジットカードもしくは銀行振込にてお支払いをお願い申し上げます。2019年5月31日(金)までのお支払いが難しい場合はご連絡ください。 ※なるべくクレジットカードでのお支払いにご協力いただけますと幸いです。 ※受講料の振込み手数料はお客様のご負担にてお願い致します。 ※ご入金後のキャンセル(払い戻し)は承っておりません。ご了承ください。 |
講師 | 柴田・鈴木・中田法律事務所 柴田 堅太郎 弁護士 |
参加対象 |
M&A及びベンチャー企業投資に関与する企業のご担当者様 等 ※お申込が定員を超えた場合は、抽選とさせて頂きます。 |
申込締切 | 2019年4月15日(月)12:00 |
主催 | BUSINESS LAWYERS / 弁護士ドットコム株式会社 |
問合せ先 | BUSINESS LAWYERS / 弁護士ドットコム株式会社 セミナー担当
TEL:03−5544−8889 |
会場のご案内
講師プロフィール

柴田 堅太郎 弁護士
1998年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2001年弁護士登録(第一東京弁護士会)、長谷川俊明法律事務所入所。2006年Northwestern University,School of Law卒業(LL.M.)、長島・大野・常松法律事務所入所。2007年ニューヨーク州弁護士登録。2014年柴田・鈴木・中田法律事務所開設。
主要取扱分野:M&A、ベンチャーファイナンス、ジョイントベンチャー、コーポレートガバナンス対応、企業の支配権獲得紛争などのコーポレート案件を中心として、企業法務全般を取り扱っている。
『中小企業買収の法務(2018/9/5、中央経済社)』著者。