【ライブ配信】企業法務の重要裁判例シリーズ 契約分野の近年の重要裁判例(契約解釈と紛争解決)

企業活動には、売買契約、不動産に関する契約、システム開発等に関する業務委託契約、ライセンス契約、顧客である消費者との契約、ビジネスパートナーとの継続的な契約といった様々な契約が関係し、それぞれ特有の紛争が生じえます。
また、契約締結段階における信義則上の義務に関する紛争、契約の履行段階における契約の性質を前提とした条項解釈や債務不履行に関する紛争、契約終了段階における解除に関する紛争(近年のCOVID-19の問題や豪雨や台風等の水害の増加の影響を含みます)等、各段階に応じた特有の紛争も生じえます。
そこで、近年の裁判例の中から、契約交渉や契約ドラフト、契約に関する紛争解決に役立つ関連裁判例を収集し、解説いたします。
このセミナーは終了しました。
※本セミナーでは、法律事務所にご所属されている⽅や法律事務所から企業に出向されている方のお申込みは承っておりません(インハウスロイヤーの⽅は除きます)。
プログラム
裁判例1.
売買契約に係る製品の導入計画に変動があったことに関し信義則上の情報提供義務違反の過失が認められた裁判例
裁判例2.
システム開発に関する業務委託契約の性質や完成義務について判断した裁判例(請負契約、準委任契約)
・特定の時期にシステムを稼働させることが契約の内容に含まれるか等が判断された裁判例
裁判例3.
数十億の不動産の売買契約に関し、瑕疵の担保責任や土壌汚染調査・土地改良に関する特約条項の解釈が争われた裁判例
裁判例4.
企業と消費者間の契約・規約の条項に関して消費者保護法の適用により無効とされる条項であること等が判断された裁判例
・企業側の損害賠償責任を免除する条項が無効と判断した裁判例
・契約解除に伴う損害賠償の額を予定又は違約金に関する条項の一部を無効と判断した裁判例
・専属的合意管轄裁判所に関する条項の効力を判断した裁判例
裁判例5.
特許権の移転に際し特許実施権許諾契約における許諾者たる地位の承継を、関連事情の総合的な考慮によって肯定し、承継先の特許維持義務を認めた裁判例
裁判例6.
当事者間の信頼関係を基礎とする継続的契約(フランチャイズ契約)においてブランドイメージを低下させる営業が認定されフランチャイザーによる解除が認められた事例
裁判例7.
不可抗力条項や債務者の責に帰することができない事由に関して判断した裁判例
・局地的豪雨のため債務不履行責任を免れると主張について判断した裁判例
・水害(川の氾濫)に予見可能性がなく債務者の過失を否定した裁判例
・新型コロナウイルス感染症の状況に関し不可抗力に該当しないとした裁判例
・緊急事態宣言発出後の解約をやむを得ないとした裁判例
想定参加対象
- 契約ドラフトや審査を行う法務部門・総務部門の担当者、責任者、教育担当者様、事業部門の担当者様等
- 契約に関する紛争が生じた場合に対応をする法務部門・総務部門の担当者、責任者、教育担当者様、事業部門の担当者様等
※本セミナーは、法人にご所属の方によるお申込みを受け付けております。
個人の方におかれましては、参加をお断りさせていただくことがございますので予めご了承ください。
セミナー概要
セミナー名 | 【ライブ配信】 企業法務の重要裁判例シリーズ 契約分野の近年の重要裁判例(契約解釈と紛争解決) |
日時 |
ライブ配信:2024年3月26日(火) 15:00 〜
16:30
※アーカイブ動画視聴期間:2024年3月28日(木)13:00 〜 2024年5月30日(木)23:59 |
開催方法 |
オンラインでのライブ配信およびアーカイブ動画配信 ※ライブ配信の受講用URLは、開催日までにメールにてお送りいたします。 ※アーカイブ動画の視聴用URLは、2024年3月28日(木)13:00ごろを目安にお送りいたします。 |
受講料 |
・2024年4月30日(火)までに銀行振込にてお支払いをお願い申し上げます。 2024年4月30日(火)までのお支払いが難しい場合はご連絡ください。 ・受講票の送付以降にて、マネーフォワードケッサイ株式会社より請求書をメール送信いたします。お支払先口座は、請求書に記載のマネーフォワードケッサイ株式会社名義となります。弊社サービス(クラウドサイン等)利用料との合算入金は対応致しかねますので、ご承知おきください。 ・受講料の振込み手数料はお客様のご負担にてお願い致します。 ・ご入金後のキャンセル(払い戻し)は承っておりません。ご了承ください。 |
【お申込み前に必ずご確認ください】 オンラインセミナーの受講・閲覧について |
ライブ配信の受講方法
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講師 | 弁護士法人大江橋法律事務所 廣瀬 崇史 弁護士 |
申込締切 | 2024年3月19日(火)16:00 |
主催 | BUSINESS LAWYERS / 弁護士ドットコム株式会社 |
問合せ先 | BUSINESS LAWYERS / 弁護士ドットコム株式会社 セミナー事務局 bl-event@1.bengo4.com |
講師プロフィール

廣瀬 崇史 弁護士
06年東京大学教養学部総合社会科学科卒業。07年弁護士登録。14年Harvard Law School卒業(LL.M.)。14~15年Paul,Weiss, Rifkind, Wharton &Garrison LLP(NewYork Office)勤務。15年カリフォルニア州弁護士登録。16年東京外国語大学非常勤講師(ビジネス法の知財法担当)21年~AIPPI(国際知的財産保護協会)/StandingCommittee Commercialization of IP Vice Chairman。第一東京弁護士会所属。 ライセンス契約、共同開発契約等の知的財産関連の契約、産学連携関係の契約、AI・IT・システム関連の開発契約、データ取引契約等についてのドラフトやアドバイスを行っています。また、組織再編・M&A、売買取引、業務委託を含む多様なビジネス関連の契約、国際取引契約を取り扱っています。