- 発売日
- 2021年06月22日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 木俣貴光
ディール遂行上のポイントを時系列で解説するM&A実務書のロングセラー。第3版では、会社法改正、税制改正等に対応したほか、最新実務を丁寧に反映。株式交付に関する項を追加。
目次
表紙
はしがき
目次
序章 M&Aの進め方
1 M&Aの流れ
⑴プレM&Aフェーズ
⑵実行(エクセキューション)フェーズ
⑶ポストM&Aフェーズ
2 M&Aにおける時間の使い方
⑴M&Aの所要期間
⑵M&Aにおける時間の使い方
3 チームビルディング
⑴チーム体制
⑵チームリーダーの重要性
⑶チームメンバーの役割
4 M&A担当者に求められる知識・スキル
⑴専門的スキル
⑵業界知識
⑶ヒューマンスキル
第1部 プレM&Aフェーズ
第1章 M&A戦略の立案
1 M&Aの重要性
2 M&A戦略の立て方
第2章 ターゲット企業の選定と評価
1 ターゲット企業の選定
2 持ち込み案件への対応
第2部 実行フェーズ
第3章 フィナンシャル・アドバイザー(FA)の選定
1 FAの役割
2 FAの報酬体系
3 FAの選定方法
4 FAとのアドバイザリー契約締結時の留意点
第4章 ターゲット企業へのアプローチと初期分析
1 アプローチ方法
2 買収提案書の作成
3 コンタクト時の対応方法
4 ターゲット企業の初期分析
第5章 企業価値算定
1 企業価値の考え方
2 DCF法の実務
3 類似会社比較法の実務
4 時価純資産法の実務
第6章 買収スキームの検討
1 買収スキームの特徴
2 M&A会計の基本
3 M&Aの税務
4 買収スキームと株価変動分析
5 M&Aと独占禁止法(競争法)
6 合併の実務
7 株式譲渡の実務
8 事業譲渡の実務
9 会社分割の実務
10 株式交換・株式移転の実務
11 新株引受けの実務
12 株式交付の実務
第7章 交渉
1 交渉のセオリー
2 M&Aにおける価格交渉の勘どころ
第8章 基本合意
1 基本合意の必要性
2 基本合意に盛り込まれる事項と主な論点
3 関係者への根回しと適時開示
第9章 デューデリジェンス(DD)
1 DDの勘どころ
2 DDの進め方
3 DDでの検出事項への対応
第10章 最終契約
1 詳細条件の交渉
2 最終契約書の作成から調印まで
3 公表
第11章 クロージング
1 スキームごとのクロージング手続
2 クロージング手続の流れ
第3部 ポストM&Aフェーズ
第12章 統合準備
1 PMIの流れ
2 統合方針の立案
3 短期的な統合課題への対処〜ランディング・プランの策定〜
第13章 経営統合
1 中期的な経営課題の設定〜100日プランの策定〜
2 統合実施・フォロー
おわりに〜M&Aに失敗しないために〜
1 大きすぎる会社の買収は慎重に
2 高すぎる価格で買収しない(シナジー効果を楽観しない)
3 被買収企業の社員との徹底したコミュニケーションと成功体験
参考文献一覧
索引
Column
「何でもいいから持ってこい」では有望な案件は来ない!
自社オリジナルの「ターゲット企業チェックリスト」を作成する
株価ゼロでも買収金額145億円とは?
株式市場の急変時における企業価値算定上の留意点
分離元企業における留保利益にかかる税効果会計に注意
対価が返還される条件付取得対価の会計処理
スクイーズアウトにかかる組織再編税制の創設
スピンオフ税制の創設
企業結合審査におけるデジタル分野のM&A への対応
「公正なM&Aの在り方に関する指針」
中小企業の再編を促すための経営資源集約化税制(中小M&A税制)の創設
個人情報の取扱い上の留意点
M&Aの成功率とPMIの着手時期の関係
合宿の活用で効果的な討議を!
奥付