- 発売日
- 2026年09月30日
- 出版社
- BUSINESS LAWYERS
- 編著等
- 今泉憲人
本書は、企業において横領・詐欺・背任といった役職員による不正が生じた場合に、責任追及を見据えてどのように調査を進め、民事・刑事の対応と役職員の処分を行い、そして再発を防ぐかを、実務の流れに沿って解説するものです。
目次
表紙
目次
第1章 実効的な調査⼿法
1-1. 役職員不正の調査の概要
(1) なぜ役職員不正への対応が重要なのか
(2) 取るべき初動対応 ― 情報収集とリスク分析
(3) 情報の伝達と管理、対応⽅針の決定
(4) 調査⼿法の類型
(5) 企業が社内調査を⾏う権限
(6) 役職員が負う調査協⼒義務
1-2. ⺠事・刑事を⾒据えた、証拠獲得を⽬指した具体的な調査⼿法
(1) キックバック事案―事例と調査の難しさ
(2) 社内における証拠収集・精査
(3) サーバー内の電⼦メールの分析・検討
(4) 社外者からの協⼒
(5) 損害賠償請求や⺠事刑事対応を⾒据えた調査
(6) 具体的準備の内容
第2章 ⺠事対応
2-1. 積極的な仮処分・仮差押申⽴ての勧め
(1) 仮処分・仮差押とは
(2) 命令が出される要件と⼿続の流れ
2-2. 役職員不正に関わった企業との交渉
(1) 相⼿企業の⼆⾯性と交渉の⽅向性
(2) 強硬な態度とマイルドな態度
2-3. 不正⾏為者への損害賠償請求
第3章 刑事対応
3-1. 刑事対応として刑事告訴を⾏う意義
(1) 刑事告訴とは
(2) 刑事告訴をする三つの意義
3-2. 刑事告訴の流れ・タイムライン
(1) ⼿続の流れ
(2) 告訴のための事前相談
3-3. 早期に告訴受理をしてもらうコツ
(1) 役職員不正に係る事前相談の特⾊
(2) 警察が知りたいポイントを踏まえた初動対応
第4章 役職員処分
4-1. 職員に対する懲戒処分
(1) 懲戒処分が許される要件
(2) 懲戒処分が無効となる場⾯
(3) 懲戒処分の種類
(4) 懲戒解雇と普通解雇の使い分け
4-2. 他社事例から⾒る役員処分の実情
(1) 役員処分の「無定形」性とあり得る選択肢
(2) 公表事例に⾒る処分内容
(3) 役員処分の傾向
第5章 予防策
5-1. 予防策の全体像―規程の整備と研修
5-2. 担当者に関する原因と再発防⽌策
5-3. 取引先に関する原因と再発防⽌策
5-4. 企業⾵⼟・意識の改⾰
第6章 質疑応答
6-1. 私物のスマートフォン・メールアカウントの提供に応じてもらえる確率
6-2. 私物端末の提出を求める現実的な範囲と伝え⽅
6-3. クローバック条項・マルス条項の⽇本での導⼊状況
著者紹介
奥付