- 発売日
- 2022年07月01日
- 出版社
- 日本加除出版
- 編著等
- 鮫島 正洋
「知財」×「法務」のバイブル、8年ぶりの改訂版!第2版では…全面的に内容・記述がより深化し、技術法務の真髄にさらに迫る!産業構造の変化に対応し、従前のハードウエア的な事例に加えてソフトウェア・サービス的な事例も追加!実践的契約類型として、新たに、PoC(技術検証)契約、データ提供契約に関する解説を追加!具体的な条項例を示しつつ、契約書作成・契約交渉の勘所や考え方を提示!……など
目次
表紙
目次
第1章 技術法務のススメ
技術法務のススメ
1 マーケットは常に歪んでいる……
2 技術法務のススメ
3 技術の収益化メカニズムと知財・法務の役割分担
4 おわりに
第2章 知財戦略を実現する
第1 知財戦略 セオリ編
1 はじめに
2 知財戦略セオリの概略の紹介
3 必須特許なくして市場参入なし(必須特許ポートフォリオ論=第1セオリ)
4 二軸マーケティング理論を駆使して研究開発(R&D)から知財化へとつなげよう(二軸マーケティング理論=第2セオリ)
5 経営上の課題を解決するのが知財戦略である(知財経営定着理論=第3セオリ)
6 知財戦略セオリを使ったコンサルティング例
7 知財戦略セオリの適用限界(技術のコモディティ化理論=第4セオリ)
第2 知財マネジメント プラクティス編 ~事業戦略と有機的に関連づけられた知財戦略を実現するために~
1 はじめに
2 日々の知財マネジメント活動
3 海外の事業展開を見据えた外国での特許出願・権利化の際の知財マネジメント活動
第3章 勝つ! リーガル・プラクティス
第1 実践的契約書の起案法
1 契約書とはどういうものか
2 契約書の作成・レビューに必要な能力
3 訴訟における契約書の重要性
4 契約書の有無による具体的不利益
5 契約書のレビューはなぜ素人がやってはいけないのか
6 契約書の作成手法
第2 特許ライセンス契約
1 はじめに
2 特許ライセンス契約における主たる法律関係
3 特許ライセンス契約における従たる法律関係
4 主たる法律関係が複数の場合
5 おわりに
第3 秘密保持契約
1 秘密保持契約の意義
2 秘密保持契約における主たる法律関係
3 秘密保持契約における従たる法律関係
4 秘密保持契約を締結して安心してはならない①(開示する際の情報管理)
5 秘密保持契約を締結して安心してはならない②(受領側の留意点)
6 一般条項
第4 PoC(技術検証)契約
1 PoC(技術検証)契約とは
2 PoC(技術検証)契約における主たる法律関係
3 PoC(技術検証)契約における従たる法律関係
第5 共同開発契約
1 共同開発契約とは
2 共同開発契約における主たる法律関係
3 共同開発契約における従たる法律関係
第6 共同出願契約
1 共同出願契約とは
2 共同出願契約における主たる法律関係
3 共同出願契約における従たる法律関係
4 契約書のひな形
5 トラブルを防ぐ契約実務
6 それでもトラブルが生じたら
第7 ソフトウェアライセンス契約
1 ソフトウェアライセンス契約とは
2 ソフトウェアライセンス契約の成立等をめぐる問題
3 ソフトウェアライセンス契約における主たる法律関係
4 ソフトウェアライセンス契約における従たる法律関係
5 オープンソースソフトウェア(OSS)について
第8 データ提供契約
1 データ提供契約とは
2 「データ」にはどのような権利が発生し得るのか?
3 データの取扱いを考える際の重要な視点
4 データ提供契約における主たる法律関係
5 データ提供契約における従たる法律関係
第4章 技術法務の真髄
(ケース1) 社内の知財マネジメント体制を整備した例
(ケース2) 知財の分析・コンサルティング例
(ケース3) 共同開発した会社に単独で出願された特許を取り返した例
(ケース4) 客先から特許侵害の懸念を示された例
(ケース5) 特許出願せず,ノウハウとして秘匿する戦略(先使用権を意識したノウハウ戦略)を採用した例
(ケース6) 大手工作・加工メーカーにプロトタイプ作成,量産化,共同開発の相談を依頼した例
(ケース7) 大手電機メーカーを共同開発先とせずに,部品メーカーを共同開発先とした例
(ケース8) 将来の事業戦略に沿った契約対応ができた例
(ケース9) AIシステムを活用した独自のサービスを有するベンチャー企業が,サービス系事業者とのアライアンスを進める前に相談を依頼した例
(ケース10) データを活用するASP(SaaS) の構想段階から個人情報等データ保護に関するリスクヘッジをした例
USLFの差別化と初版以降の進展
おわりに
奥付