- 発売日
- 2026年09月20日
- 出版社
- BUSINESS LAWYERS
- 編著等
- 辛川力太
本書は、企業間の取引で広く見られる「継続的契約」を、いかに解消するかという実務上の課題を扱うものです。継続的契約の解消は、どうしても紛争化しやすい類型であり、法務に携わる方の多くが苦手意識を抱きやすい分野でもあります。
目次
表紙
目次
第1章 「継続的契約」とは
1-1. 継続的契約の四つの特徴
1-2. 基本契約と個別契約の機能
(1) 契約関係の予測可能性
(2) 画⼀的かつ迅速・正確な処理
(3) 営業の組織化
1-3. 継続的契約の「定義」と考慮要素
第2章 契約の解消
2-1. なぜ契約を解消するのか
(1) 事業部⾨の「真のニーズ」を踏まえる
2-2. 契約に関する⼤原則
(1) 契約⾃由の原則
(2) 契約の拘束⼒
2-3. 契約関係から離脱するための⼿段
(1) 解除
(2) 合意による終了
(3) 期間満了
(4) ⼀時的な停⽌
2-4. ⼿段によって異なる法的効果
(1) 解除
(2) 合意による終了
(3) 期間満了
(4) ⼀時的な停⽌
第3章 継続的契約の解消
3-1. 継続的契約は「要注意」
3-2. 「要注意な契約」〜継続的契約の考慮要素
(1) 契約条項
(2) 両当事者の属性・⽴場
(3) これまでの取引の状況
(4) 取引慣⾏・契約のフォーマット
3-3. 継続的契約の「切り⽅」〜契約解消の類型
(1) 期間の定めのある契約
(2) 期間の定めのない契約
3-4. 「要注意」な場合の留意点〜拘束⼒が⽣ずる場合
(1) 契約解消の必要性
(2) 想定されている取引期間・頻度と⾃動更新
(3) 相⼿⽅への影響
(4) 契約解消のプロセス
(5) 当事者間の⼒関係
(6) 独占禁⽌法との関係
3-5. 円満に解消するためには
(1) ドラフティングに与える⽰唆
(2) (基本契約を)無理に契約しない、という選択肢
(3) 契約解消に向けた交渉上の留意点
第4章 トラブル事例に基づく設例の検討
4-1. 設例① 解消に向けた初期検討
4-2. 設例② 突如契約解消を⾔い渡されたケース
4-3. 設例③ ライセンス契約
4-4. 設例④ 契約条項の作り込み
第5章 まとめ〜トラブル時における法務の在り⽅
5-1. トラブル時における法務の在り⽅
(1) 事業部のサポーター/第三者的な視点も忘れずに
(2) エビデンスや事実関係を整理すべし(初動が肝⼼)
(3) 取引先(交渉の相⼿⽅)や広く社会に与える影響も考慮する
(4) 交渉窓⼝の検討、専⾨家の活⽤
第6章 質疑応答
6-1. 期間の定めのない契約における解約の法的根拠
6-2. 更新拒絶が信義則違反・権利濫⽤となるケース
6-3. 「書⾯合意がない限り有効」とする条項と契約解消の余地
6-4. 継続的取引の解消と取適法の関係
6-5. 猶予期間の設定と不履⾏に⾔及しない解除通知
著者紹介
奥付