- 発売日
- 2024年02月16日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 浅野雅文
制度要求をクリアしつつ効率化することで内部統制対応コストを最適化するアイデアを紹介。2024年4月以降開始年度から適用の改訂基準等に完全準拠。サステナ開示等の影響も。
目次
表紙
CONTENTS
第0章 内部統制基準改訂の概要
第1節 改訂の背景
⑴ 実効性に対する懸念
⑵ 国際的な内部統制の枠組みや開示要求への適合
第2節 主な改訂の概要
⑴ 内部統制の基本的枠組みにかかる改訂
⑵ 財務報告に係る内部統制の評価および報告にかかる改訂
⑶ 財務報告に係る内部統制の監査にかかる改訂
第3節 将来改訂される可能性のある論点
⑴ サステナビリティ等の非財務情報に係る内部統制報告制度
⑵ ダイレクト・レポーティングが採用された場合の影響
⑶ 会社法上の内部統制との制度統合
第Ⅰ部 だから内部統制対応が行き詰まる
第1章 なぜ内部統制対応が行き詰まるのか
第1節 なぜ内部統制対応が行き詰まるのか
第2節 監査法人を“頼みの綱”にしてはいけない
第3節 内部統制対応成功のための5つのポイント
第2章 効率的内部統制対応のススメ
第1節 内部統制はなぜ必要か
第2節 内部統制って楽しい!
第3節 上場企業に義務付けられる内部統制報告制度(J‒SOX)
第4節 内部統制対応は最初が肝心
第3章 そもそも内部統制とは?
第1節 内部統制基準における定義とフレームワーク
第2節 内部統制の4つの目的
第3節 内部統制の6つの基本的要素
第4節 内部統制の限界
第5節 内部統制とガバナンスおよび全組織的なリスク管理
第Ⅱ部 内部統制評価と効率化の実務
第4章 フェーズ1・計画
第1節 評価実務を始める前に押さえておくべき事項
第2節 内部監査人等に必要な要件(独立性・専門能力・品質管理)
第3節 内部統制評価効率化最大のポイントは計画段階にあり
第4節 内部統制評価範囲の決定方法
第5章 フェーズ2・文書化
第1節 文書化作業の成果物と手順
第2節 業務記述書の作成
第3節 フローチャートの作成
第4節 リスクコントロールマトリクス(RCM)の作成
第6章 フェーズ3・評価(整備・運用状況の評価)
第1節 評価手続の種類
第2節 整備状況の評価実務~ウォークスルーとは~
第3節 運用状況の評価実務~運用テストとは~
第4節 他者の利用
第7章 フェーズ3・評価(IT統制の評価)
第1節 IT統制の概要
第2節 IT統制の分類
第3節 IT統制の評価
第8章 フェーズ4・不備の改善,フェーズ5・再評価
第1節 発見された不備の意義
第2節 不備の改善
第3節 ロールフォワード評価
第9章フェーズ6・総合的評価,内部統制報告
第1節 内部統制報告書における評価結果の類型
第2節 開示すべき重要な不備
第3節 総合的評価調書の作成
第4節 内部統制報告書の作成
巻末付録
1 サステナビリティ情報にかかる内部統制(ICSR)フレームワーク
2 内部統制対応の効率化チェックリスト
奥付