- 発売日
- 2019年09月01日
- 出版社
- ぎょうせい
- 編著等
- 山梨県弁護士会
セクハラ・パワハラ・マタハラ・アカハラ・モラハラの5つの代表的なハラスメントを中心に75問のQ&Aでハラスメントの基礎知識から具体的な対応までを分かりやすく解説! 「アルコール」「ドクター」「カスタマー」「コミュニケティ」ハラスメントなどといった近年話題になっている新たなハラスメント類型にも言及しています! 200を超える裁判例を基にして、ハラスメント問題に立ち向かう弁護士がていねいに解説しています。
目次
表紙
刊行にあたって
編集者・執筆者一覧
凡例
目次
序章
1 ハラスメントの歴史
2 比較法(セクシュアル・ハラスメント)
3 比較法(パワー・ハラスメント)
4 ハラスメントの心理的・社会的要因
5 ハラスメント概念の多様化傾向
第1章 セクシュアル ・ ハラスメント
Q1 セクハラとは
Q2 セクハラに関する法律
Q3 セクハラの内容
Q4 セクハラと性別・性指向・性自認
Q5 「職場内」以外におけるセクハラ
Q6 セクハラをしないために気を付けるべきこと
Q7 セクハラ被害への対処法
Q8 精神的ケアの窓口
Q9 被害申告にあたっての注意点
Q10 慰謝料
Q11 慰謝料以外の損害
Q12 セクハラの立証活動
Q13 職場・大学に対する請求と法的根拠
Q14 セクハラの予防
Q15 セクハラに対する事業主等の対応
Q16 調査の際の注意点
Q17 セクハラと刑事罰
Q18 身に覚えのないセクハラ申告への対応
Q19 懲戒処分への対応
Q20 名誉毀損に対する救済措置
第2章 パワー・ハラスメント
Q1 パワー・ハラスメントの定義
Q2 部下から上司に対するパワハラの成否
Q3 「職場内」以外におけるパワハラの成否
Q4 具体的なパワハラ行為の内容
Q5 業務上の指導とパワハラ
Q6 パワハラと自殺との間の因果関係
Q7 損害賠償請求に対する過失相殺・素因減額の抗弁
Q8 加害者に対する請求
Q9 パワハラにおける慰謝料の金額
Q10 会社に対する請求
Q11 会社内のパワハラ予防策
Q12 会社内での事後的対処
Q13 会社内の懲戒処分の手続、内容
Q14 身に覚えのないパワハラ申告への対応
Q15 名誉毀損等に対する救済措置
Q16 人事権行使によるパワハラ
Q17 人事権行使によるパワハラを受けた場合の請求内容
Q18 労災におけるパワハラの判断過程
Q19 パワハラが犯罪になるか
Q20 パワハラの事実の立証
Q21 紛争の解決手段
Q22 パワハラ被害者からの加害者に対する誹謗・中傷
第3章 マタニティ・ハラスメント
Q1 マタニティ・ハラスメントの定義
Q2 禁止される不利益な取扱いの内容
Q3 採用時における留意点
Q4 妊娠した従業員への配慮
Q5 軽易業務への転換と「不利益な取扱い」
Q6 妊娠と人事考課
Q7 育児休業と不昇給
Q8 再度の育児休業の取得
Q9 育児休業の終了と不利益な取扱い
Q10 育児短時間勤務制度
Q11 子の看護休暇の申出
第4章 アカデミック・ハラスメント
Q1 アカハラの定義
Q2 指導がアカハラとされないための留意点
Q3 証拠の収集
Q4 大学等に対する請求と法的根拠
Q5 アカハラを行った教職員への対応
Q6 大学内における紛争解決体制
Q7 アカハラの具体例等
Q8 慰謝料以外の損害
第5章 モラル・ハラスメント、その他
Q1 モラル・ハラスメントの定義と問題性
Q2 モラル・ハラスメントの当事者の特性
Q3 家庭におけるモラル・ハラスメント
Q4 家庭におけるモラル・ハラスメントと規制法令の関係
Q5 家庭におけるモラル・ハラスメントの法律相談における注意点
Q6 家庭におけるモラル・ハラスメントの裁判例
Q7 家庭におけるモラル・ハラスメントの裁判例(離婚以外)
Q8 その他のハラスメント全般
Q9 アルコール・ハラスメント
Q10 ドクター・ハラスメント
Q11 カスタマー・ハラスメント
Q12 スモーク・ハラスメント
Q13 コミュニティ・ハラスメント
Q14 レイシャル・ハラスメント
裁判例年月日別索引
あとがき
奥付