- 発売日
- 2026年03月01日
- 出版社
- 有斐閣
- 編著等
- 有斐閣
2025年度最終号では、戦争と平和の相克を考えます。世界の秩序をコントロールしようと試みる国際法の役割と、各紛争を法的に位置づける視座を読み取っていただけると幸いです。そして何より大事なことは、それを手掛かりに、私たちに何ができるのか、世界はどうあるべきかを考え続けていくことだと思います。願わくは、二度と「戦争」を特集する必要のない世界を。「時の問題」では、世界経済に深刻な影響を及ぼしているトランプ関税について、国際法の視点から解説をしていただきました。ぜひ特集とあわせてお読みください。
目次
表紙
目次
【特集】平和と法学
Ⅰ 戦争をどう法的に制御するか?(西平等)
Ⅱ イラン核施設攻撃における武力行使の法的評価(田中佐代子)
Ⅲ ウクライナ紛争における民間軍事会社と国際人道法――地位と責任の問題を中心として(川岸伸)
Ⅳ 露ウ戦争・ガザ紛争と国際司法裁判所(ICJ)(李禎之)
Ⅴ 露ウ戦争・ガザ紛争と国際刑事裁判所(ICC)(竹村仁美)
Ⅵ 和平条約と強制による条約の無効(若狭彰室)
Ⅶ ウクライナ支援と日本の法制――平和主義と防衛装備移転・「安全の保証」(山中倫太郎)
INTRODUCTION
巻頭言 賭博罪の限界(橋爪隆)
REGULAR ARTICLES〈記事〉
法学のアントレ 第108回 扉は常に開かれている(石原佳代子)
時の問題 動的紛争論からみるトランプ関税(平見健太)
LECTURE〈講座〉
憲法の基本原理から見る統治〔第23回・最終回〕裁判所と司法権の独立(2)(高田篤)
最新判例に学ぶ行政法解釈 第12回 公法上の当事者訴訟――最大判令和4・5・25民集76巻4号711頁(服部麻理子)
法と経済学から見た民法判例〔第12回・最終回〕団体への拘束――最判平成11・2・23民集53巻2号193頁(百選Ⅰ・16事件)(西内康人)
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第12回・最終回〕「企業買収における行動指針」はなにを定めているか(小宮靖毅)
民事執行・保全法の考え方〔第12回・最終回〕第三債務者の供託と配当等,動産引渡請求権に対する債権執行(青木哲)
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。第12回 運賃の免脱と2項詐欺の交付行為(和田俊憲)
EXERCISE〈演習〉
憲法(大林啓吾)
行政法(齋藤健一郎)
民法(藤澤治奈)
商法(森まどか)
民事訴訟法(村上正子)
刑法(松尾誠紀)
刑事訴訟法(宮木康博)
労働法(天野晋介)
〈判例セレクトMonthly〉
憲法 重国籍と国籍法11条1項(大阪地判令和7・9・30)(西村枝美)
行政法 医師国家試験予備試験受験資格認定処分の職権取消しの差止訴訟(東京地判令和7・2・4)(興津征雄)
民訴法 法人である政党等の解散していない場合における破産能力(最一小決令和7・10・20)(池田愛)
刑法 刑法130条にいう「建造物」の要件としての「土地に定着し」の意義(最三小決令和7・10・21)(齊藤彰子)
刑訴法 刑訴法430条の準抗告の判断資料(最三小決令和7・11・10)(池亀尚之)
〈REPORT〉
第24回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション(森下哲朗)
BOOK INFORMATION〈新刊案内〉
松井秀征=齊藤真紀=松井智予=後藤元『商取引法』
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