- 発売日
- 2026年02月01日
- 出版社
- 有斐閣
- 編著等
- 有斐閣
今月号の特集は医事法入門。誰もが人生において必ず一度は関わりをもつ医療の世界は、身近でありつつも、それ自体非常に高度に発達した専門領域です。そこにアプローチをし、規制と協働をこころみる医事法は、関係する法分野が多岐にわたり、また、個別の法令を持たないことが多いなど、法律学の中では特殊な分野でもあります。特集扉と第1論文において、医事法の基礎および特徴を概観していただけます。ぜひご一読ください。「時の問題」ではインフラ老朽化問題を契機とし、アナログ規制の見直しとその限界を論じていただきました。
目次
表紙
目次
【特集】医事法入門
Ⅰ 医事法の基本的な意義と機能(米村滋人)
Ⅱ 医療事故と医療安全(山口斉昭)
Ⅲ 終末期医療――自己決定の尊重と生命の保護(小谷昌子)
Ⅳ 臓器移植医療をめぐる法的問題(神馬幸一)
Ⅴ 医療のデジタル化と医療AI(松尾剛行)
Ⅵ 再生医療・ゲノム医療――先端的な医療と法(一家綱邦)
INTRODUCTION
巻頭言 「多数派」の消滅(小島慎司)
REGULAR ARTICLES〈記事〉
法学のアントレ 第107回 「恩師的存在」のススメ(橋場典子)
時の問題 アナログ規制の見直し――インフラ老朽化問題を機縁として(土井翼)
LECTURE〈講座〉
憲法の基本原理から見る統治 第22回 裁判所と司法権の独立(1)(高田篤)
最新判例に学ぶ行政法解釈 第11回 国家賠償法上の違法性,法令解釈と過失――最判令和5・10・26判時2589号5頁(戸部真澄)
法と経済学から見た民法判例 第11回 担保価値維持義務とこの周辺――最大判平成11・11・24民集53巻8号1899頁(百選Ⅰ・86事件判決中・解説中),最判平成17・3・10民集59巻2号356頁(百選Ⅰ・86事件)(西内康人)
ちょっとだけ寄り道,会社法 第11回 会社法におけるパブリック・エンフォースメント――イギリス法資格剥奪制度とオーストラリア法ASIC(宮本航平)
民事執行・保全法の考え方 第11回 被差押債権の取立てと転付命令(青木哲)
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。 第11回 犯罪成立後の刑の減免事由――被拐取者解放・中止犯・自首(和田俊憲)
EXERCISE〈演習〉
憲法(大林啓吾)
行政法(齋藤健一郎)
民法(藤澤治奈)
商法(森まどか)
民事訴訟法(村上正子)
刑法(松尾誠紀)
刑事訴訟法(宮木康博)
労働法(天野晋介)
〈判例セレクトMonthly〉
憲法 性別取扱い変更のための外観要件の憲法適合性(札幌家審令和7・9・19)(只野雅人)
行政法 ふるさと納税訴訟差戻控訴審判決(大阪高判令和7・10・9)(大橋真由美)
民訴法 請求異議訴訟の請求棄却判決確定による強制執行停止の裁判取消しと不法行為(最三小判令和7・9・9)(工藤敏隆)
刑法 隠匿による死体遺棄の終了時期と従犯の成否(札幌地判令和7・5・7)(松原芳博)
刑訴法 訴因変更の要否――業務上横領の例(最三小決令和7・10・20)(岩下雅充)
No.544掲載判例
BOOK INFORMATION〈新刊案内〉
中村真『弁護士という仕事』
飯田高=佐伯昌彦=平田彩子=森大輔『法社会学――データで読み解く法と社会』
奥付