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今年度~来年度に,基本七法の「争点」を特集します。2026年度は「共犯論」の争点。とかく事実認定や法的評価が難しいと言われる共犯をめぐる10の争点を,「共犯論のプロ」である10名の先生方に明瞭にご解説いただきました。「時の問題」では,いわゆる「年収の壁」と外国人政策を取り上げました。前者については税法および社会保障法の両分野からご解説いただき,2本立てとなっています。いずれのテーマも,ともすれば偏見や不平等感に基づく一方的な言論がなされやすい問題です。正確な理解のもとで未来へ続く思考を深めていただけると幸いです。
特集1は「民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族」。2年にわたる争点特集の前半戦です。そもそもの条文数が多く領域が広い民法においては、争点の選択それ自体も難しいものですが、今年度は、3分野から2テーマずつを厳選していただきました。特集2は「有斐閣法律講演会2025 法学テキストのイノベーション」。ストゥディア民法全7巻の刊行を記念し、昨年10月に開催した講演会も模様を完全誌上再現しました。特集1の項目Ⅲは、本講演会第2セッションの内容とリンクします。ぜひ相互を参照しつつお読みいただければ幸いです。
今号より基本七法の特集を開始。今年度と来年度の共通テーマは「法律学の争点」。2か年計画で、各法分野での最重要争点を厳選し、解説していただくこととしました。トップバッターは例年どおり憲法。今年度は人権分野から、最も基本的で重要と考えられる7つの争点を取り上げました。『憲法の争点』は、2008年に「新・法律学の争点」として刊行されたものがあり、図書館などでご覧いただくことができると思います。およそ20年を経たいま、各争点はどのような動きを見せているでしょうか。ぜひ比較しながら学びを深めていただけると幸いです。