1〜3件を表示 全3件 発売日が新しい順
新着
法学部には、憲法・民法・刑法といった基本科目(必修科目)のほかに、多くの応用科目(選択科目)が置かれています。みなさまの科目登録の一助になればと、消費者法・倒産法・経済法・知的財産法・国際法・国際私法の6科目について、最近話題になったニュースを素材に、各法分野の特色や学習内容をご紹介いただきました。誰のどのような権利を守り、あるいは調整し、どのような世界を目指す学問であるのか、具体的な手触りを感じていただけるはずです。第2特集では選挙について考えます。民主主義を繋いでゆくための4つの視座を提供していただきました。
7月号の特集は刑法です。学説と判例の関係を考察するに適した6テーマを揃えました。第1論文は総論として、刑法学説と判例の関係について、山口厚先生よりご論稿をお寄せいただきました。山口先生が小誌にご寄稿くださるのはおよそ14年ぶり。最高裁判事を経た先生の書かれる「学説と判例」論は、見た目の文字量を遙かに凌ぐ重みがあるように感じました。そのほかの5論文とあわせ、必読です。いわゆるドワンゴ事件最高裁判決を取り扱った「判例クローズアップ」と、インサイダー取引の未然防止についてご解説いただいた「時の問題」も収録しています。
特集1は、民法分野について、判例を軸として学説の意義と役割を考えます。学説と判例の相互連関、作用しあうその過程における学説の諸相を感じ取り、学問の意味を一緒に考えていただけると幸いです。特集2は「〈座談会〉民法の定期試験とどう向き合う?」。演習書『民法演習 はじめて解いてみる16問』の著者4名にお集まりいただき定期試験への向き合い方を聞きました。学生時代からの友人同士であるという先生方のご関係性あってこその、愛とツッコミ溢れる楽しく有意義な座談会となりました。他法の試験にも直接/間接的に役立つ情報が満載。