- 発売日
- 2025年11月01日
- 出版社
- 有斐閣
- 編著等
- 有斐閣
特集は民事訴訟法。基本七法特集の6法目となりました。民事訴訟法において判例・実務と学説の役割はどのように変化し、進展してきたのでしょうか。厳選の6項目です。「新法解説」では、第217回国会で成立した「譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律」を。非常に技巧的で難解と評されることもある法律ですが、譲渡担保等に関するはじめての制定法であり、画期とも言えるものです。民法のテキストなどで学んだ動産譲渡担保についての規律が、新法においてどのように整理され規定されたのか。必要な情報を整理・明快にご解説いただきました。
目次
表紙
目次
【特集】民事訴訟法の解釈における判例・実務と学説
Ⅰ 当事者の確定(八田卓也)
Ⅱ 確認の利益(酒井博行)
Ⅲ 将来給付の訴えの利益(栁川鋭士)
Ⅳ 信義則による遮断(渡部美由紀)
Ⅴ 相殺と重複起訴(畑宏樹)
Ⅵ 民事裁判実務と学説――権利能力のない社団の財産帰属をめぐる紛争の審判対象(髙原知明)
INTRODUCTION
巻頭言 質問(垣内秀介)
REGULAR ARTICLES〈記事〉
法学のアントレ 第104回 「恩師」とは何か?――法学における「師弟関係」をめぐって(森勇斗)
新法解説 譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律(青木則幸)
LECTURE〈講座〉
憲法の基本原理から見る統治 第19回 議院内閣制(高田篤)
最新判例に学ぶ行政法解釈 第8回 法的根拠なき通知の処分性――最判令和4・12・13民集76巻7号1872頁(戸部真澄)
法と経済学から見た民法判例 第8回 共同不法行為――最判平成13・3・13民集55巻2号328頁(百選Ⅱ・87事件),最判令和3・5・17民集75巻5号1359頁(百選Ⅱ・88事件)(西内康人)
ちょっとだけ寄り道,会社法 第8回 取締役の報酬――ESGと開示規制(小宮靖毅)
民事執行・保全法の考え方 第10回 金銭債権の差押え・仮差押え(青木哲)
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。 第8回 胎児性致死傷と結果の概念(和田俊憲)
EXERCISE〈演習〉
憲法(大林啓吾)
行政法(齋藤健一郎)
民法(藤澤治奈)
商法(森まどか)
民事訴訟法(村上正子)
刑法(松尾誠紀)
刑事訴訟法(宮木康博)
労働法(天野晋介)
〈判例セレクトMonthly〉
憲法 堺市女性団体協議会への退去要請等の違法性(大阪地判令和7・3・21)(西村裕一)
行政法 廃棄物処分場の汚染水対策に係る市町村間の事務管理の成否(最判令和7・7・14)(興津征雄)
行政法 情報公開法6条1項の定める部分開示と情報の単位(最判令和7・6・3)(田中良弘)
民法 人身傷害保険における限定支払条項と素因減額(最判令和7・7・4)(古谷貴之)
商法 ニデック対牧野フライス製作所事件(東京地決令和7・5・7)(小柿徳武)
民訴法 信用調査報告書の開示先企業の名称等が記載された文書の提出義務(大阪高決令和5・12・21)(工藤敏隆)
刑法 具体的手口を知らない出し子の故意(最判令和7・7・11)(齊藤彰子)
刑訴法 共同正犯から幇助の縮小認定(東京高判令和4・7・15)(池亀尚之)
BOOK INFORMATION〈新刊案内〉
森田修 著『「民法と労働法」講義』
松井茂記 編著『ジャズをかけて、スターバックスのラテを飲みながら憲法を考える』
梅田康宏=渡部友一郎=飯田裕子 著『伝わる法務――若手・中堅・ベテランの実践コミュニケーション』
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奥付