BUSINESS LAWYERS LIBRARY

債権回収あの手この手Q&A

発売日
2020年10月01日
出版社
日本加除出版
編著等
須藤英章、経営紛争研究会

法律実務家、経営者、債権回収担当者必携!回収の実効性を高めるために備えておきたい一冊。回収の準備段階から始まり、情報収集の仕方、交渉による回収の秘訣、第三者から回収する方法などについて、時系列に沿って、図解を交えて紹介。強制執行や仮差押えなどについては、執行の目的物ごとに留意点を解説。倒産手続の申立てによる回収や海外における回収についても実務に即した対応を紹介。類書では触れられていない問題も取り上げたQ&A 137問!

目次

表紙

目次

第1章 債権回収のための準備

Q1−1 債権回収に向けての準備

Q1−2 面談時の対応

Q1−3 支払猶予時に依頼する資料

Q1−4 書面作成時の対応

Q1−5 取引関係の変更─相殺関係の創出

Q1−6 取引条件の変更

Q1−7 継続的取引解消による損害の回避

第2章 資産調査

Q2−1 信用調査・情報収集

Q2−2 信用調査・情報収集の方法

Q2−3 会計帳簿閲覧請求

Q2−4 未登記建物

Q2−5 転売の売掛債権

Q2−6 担保付きの債権

Q2−7 銀行口座の支店特定

Q2−8 裁判係争中の債権

Q2−9 敷金返還請求権

Q2−10 株式

Q2−11 自動車

Q2−12 個人債務者の勤務先

Q2−13 弁護士法23条の2の照会制度

第3章 交渉による債権回収(法的手段によらない債権回収)

Q3−1 債権回収業務の委託

Q3−2 反社会的勢力への債権回収依頼

Q3−3 債権回収と破産申立て

Q3−4 債権回収と刑事告訴

Q3−5 債権者保護制度による債権回収

Q3−6 商品引揚げと法的責任

Q3−7 商品引揚げの法的構成

Q3−8 代理受領

Q3−9 振込指定

Q3−10 債権譲渡における債務者対抗要件

Q3−11 債権譲渡における第三者対抗要件

Q3−12 債権回収方法としての債権譲渡

Q3−13 譲渡制限特約違反の債権譲受人による債権回収

Q3−14 根抵当権の枠余り

Q3−15 生命保険金の受取人変更

Q3−16 相殺の意思表示の方法

Q3−17 交互計算契約

Q3−18 三角相殺等

第4章 担保権行使による債権回収

Q4−1 先取特権・留置権─総論

Q4−2 動産売買先取特権

Q4−3 動産売買先取特権・物上代位

Q4−4 動産留置権

Q4−5 不動産留置権

Q4−6 マンションによる物上保証

Q4−7 賃借権,地上権への担保設定

Q4−8 戸建住宅の販売業者

Q4−9 上場株式に対する担保設定

Q4−10 非上場の株式に対する担保設定

Q4−11 銀行口座の担保取得

Q4−12 次順位の譲渡担保権

Q4−13 債権回収と租税との優劣

Q4−14 登記が遅れた抵当権vs税金

Q4−15 ぐるぐる回り

第5章 保証人,債務者以外の第三者等からの債権回収

Q5−1 社長兼保証人の交替

Q5−2 非経営者による個人保証

Q5−3 退任取締役からの根保証債権の回収

Q5−4 任意整理における債権放棄合意の連帯保証人への効力

Q5−5 第三者弁済と債務者の変更

Q5−6 役員個人に対する責任追及

Q5−7 権利能力なき社団からの回収

Q5−8 親会社からの回収(法人格否認の法理等)

Q5−9 事業の譲受人(承継会社)からの回収

Q5−10 名板貸責任

Q5−11 債権者代位権,動産売買先取特権の物上代位を利用した回収

Q5−12 詐害行為取消権を利用した回収

第6章 法的手続(訴訟・民事保全・強制執行)による債権回収

第1節 訴訟による債権回収

Q6−1 各種訴訟・支払督促

第2節 民事保全(仮差押え等)による債権回収(総論)

Q6−2 仮差押えとは何か

Q6−3 仮差押えの準備作業

Q6−4 仮差押えの手続の流れ

Q6−5 仮差押えの効果

Q6−6 仮差押えの有効な活用方法

Q6−7 担保の処理

Q6−8 金員仮払いの仮処分

第3節 強制執行による債権回収(総論)

Q6−9 強制執行とはどのような手続か

Q6−10 債務名義とは

Q6−11 債権等執行の工夫

Q6−12 強制執行の失敗

Q6−13 扶養義務等に係る金銭債権についての強制執行の特例

Q6−14 執行予納金

Q6−15 債権届出,配当要求,債権計算書

Q6−16 民事執行法の改正①─財産開示

Q6−17 民事執行法の改正②─不動産競売における暴力団対策

第4節 民事保全・強制執行による債権回収(各論)─財産の類型ごとの整理

第1 不動産の仮差押え・差押え

Q6−18 不動産の一部の仮差押え

Q6−19 仮差押えの目的不動産の価額が請求債権に比べて過大な場合①

Q6−20 仮差押えの目的不動産の価額が請求債権に比べて過大な場合②

Q6−21 未登記不動産を対象とする仮差押え・差押え

Q6−22 死亡した債務者名義の不動産を対象とする仮差押え・差押え

Q6−23 農地の仮差押え・差押え

第2 金銭債権の仮差押え・差押え

Q6−24 預金債権の仮差押え・差押え─預金債権の特定

Q6−25 他人名義等の預金債権の仮差押え・差押え

Q6−26 共同相続された預金債権の仮差押え・差押え

Q6−27 売買代金債権の仮差押え・差押え─継続的売買取引の場合

Q6−28 賃料債権の仮差押え・差押え

Q6−29 敷金・保証金返還債権の仮差押え・差押え

Q6−30 給与に係る債権の仮差押え・差押え

Q6−31 売却(競売)代金剰余金に対する仮差押え

Q6−32 売却(競売)代金配当金に対する仮差押え

Q6−33 供託金還付請求権に対する仮差押え

Q6−34 生命保険契約に基づく債権に対する仮差押え・差押え

第3 動産(自動車を含む)の仮差押え・差押え

Q6−35 動産に対する強制競売

Q6−36 動産に対する仮差押え

Q6−37 自動車に対する仮差押え・強制競売

Q6−38 登録自動車に対する強制競売

Q6−39 登録自動車に対する仮差押え

第4 その他の財産権の仮差押え・差押え

Q6−40 借地権の仮差押え・差押え

Q6−41 特許権の仮差押え・差押え

Q6−42 実用新案権の仮差押え・差押え

Q6−43 意匠権の仮差押え・差押え

Q6−44 商標権の仮差押え・差押え

Q6−45 著作権の仮差押え・差押え

Q6−46 株式の仮差押え─振替株式の場合

Q6−47 株式の強制執行─振替株式の場合

Q6−48 振替株式以外の株式の仮差押え(株券が発行されている場合)

Q6−49 振替株式以外の株式の仮差押え(株券が発行されていない場合)

Q6−50 ゴルフ会員権の仮差押え・差押え

Q6−51 仮想通貨に対する強制執行

第7章 倒産・税務・海外

第1節 倒産

Q7−1 債権者申立て

Q7−2 強制執行等の帰趨

Q7−3 倒産手続内での債権回収

Q7−4 倒産手続内での権利行使

Q7−5 倒産手続と担保権

Q7−6 担保権消滅許可申立て

Q7−7 倒産手続と全部義務者

Q7−8 倒産手続における相殺

Q7−9 否認権

第2節 税務

Q7−10 貸倒引当金の計上

Q7−11 回収不能による貸倒損失処理

Q7−12 債務免除に伴う会計・税務処理

Q7−13 債権譲渡に伴う税務処理

第3節 海外

Q7−14 カントリーリスク

Q7−15 トレードレファレンス

Q7−16 貿易取引のリスクヘッジ

Q7−17 準拠法,紛争解決手段

Q7−18 米国における通常の債権回収

Q7−19 米国連邦倒産法(チャプター11手続)

Q7−20 担保付債権者の債権回収

Q7−21 無担保債権者の債権回収

事項索引

判例索引

奥付

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