BUSINESS LAWYERS LIBRARY

最新判例にみるインターネット上のプライバシー・個人情報保護の理論と実務

発売日
2017年07月01日
出版社
勁草書房
編著等
松尾剛行

この書き込みはセーフかアウトか。実際に問題となる事例と多数の最新裁判例をもとに、実務上のメルクマールを示すシリーズ第2弾。

目次

表紙

はしがき

目次

はじめに

1 インターネットの普及によりプライバシー法理論は変容したか

(1)インターネット上の新たな形態のプライバシー侵害

(2)3 期にわたるプライバシー学説の展開

(3)本書における試み

2 インターネットの特徴毎の留意点

(1)はじめに

(2)①一般人による公衆への発信(双方向性)と読者数(層)の激変可能性(拡散可能性)

(3)②リンク・転載の容易性

(4)③匿名性

(5)④時間・空間の超越

(6)⑤インフラ化(多様化)

3 本書の構成

第1編 総論

序章 はじめに

第1章 インターネット上のプライバシー侵害の見取り図

1 相談事例

2 問題点

第2章 プライバシー法の概要

1 はじめに

2 プライバシーとは何か

3 プライバシー法の基本構造

4 刑事法によるプライバシーの保護

第3章 サービス毎の特徴

1 はじめに

2 ウェブサイト

3 ブログ

4 User Generated Contents(UGC)

5 メール

6 SNS

7 リンク・転載

8 インフラ化

第4章 インターネット上のプライバシー侵害に関する手続法概観

1 はじめに

2 プロ責法

3 削除請求

4 開示請求・ログ保存請求

5 損害賠償請求等

6 プロバイダの責任

7 刑事告訴

第5章 関連する諸権利・諸法令

1 はじめに

2 名誉毀損・侮辱

3 肖像権・パブリシティ権

4 氏名権・アイデンティティ権

5 平穏生活権

6 守秘義務・秘密保持義務

7 成長発達権

8 相隣関係

9 その他

第6章 個人情報保護法の概要

1 はじめに

2 キー概念

3 取得に関する規律

4 管理に関する規律

5 利活用に関する規律

6 まとめ

第7章 国際的プライバシー侵害

1 はじめに

2 裁判管轄

3 準拠法

第8章 本書が扱わないプライバシー

1 はじめに

2 刑事捜査法

3 防犯カメラ・監視カメラ

4 不法侵入

5 のぞき

6 その他

第2編 理論編

序章 はじめに

PART 1 基本的問題

第1章 摘示内容の特定

第2章 プライバシー侵害の要件論

第3章 私事性

第4章 秘匿性

第5章 非公知性

第6章 公開以外の形態

第7章 違法性

PART 2 個別的問題

第8章 対象者とその同定

第9章 行為者に関する問題

第10章 類型別の検討

第11章 インターネット特有の問題

第12章 忘れられる権利

第13章 プライバシーと民事裁判

第14章 救済

第15章 インターネット上の個人情報保護

第3編 実務編

1 基本的な対応方法

(1)はじめに

(2)対象者にとっての基本的な対応方法

(3)行為者にとっての基本的な対応方法

(4)プライバシー侵害成否の可能性の重要性

2 本編の構成

CASE 1 同僚が風邪で休んだことを投稿した事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 2 講師を揶揄・批判する投稿をした事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 3 メッセージを転送・公開した事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 4 コンプライアンス違反通報事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 5 インターネット上の風景画像の提供事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 6 店長による防犯カメラ画像アップロード命令事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 7 LGBT パレード事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 8 裁判文書アップロード事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 9 実名公表事案

1 問題の所在

2 実務上の判断のポイント

3 行為者(A)に対するアドバイス

4 対象者(B)に対するアドバイス

CASE 10 忘れられる権利事案

1 問題の所在

2 最高裁決定

3 本件への当てはめ

4 行為者(A)に対するアドバイス

5 対象者(B)に対するアドバイス

おわりに

判例索引

事項索引

奥付

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