- 発売日
- 2025年12月10日
- 出版社
- BUSINESS LAWYERS
- 編著等
- 長瀨佑志
取引基本契約の特徴、そして実際に基本契約を作成、又はチェックをする際の注意点を解説します。また、本書の巻末には、売買基本契約書の条項例も付けており、各条項についても説明します。
目次
表紙
目次
第1章 契約管理の視点
1-1. 契約管理のよくある誤解
1-2. 契約とは
1-3. 契約の解釈における考慮要素
1-4. 契約管理の難しさ
1-5. 企業における法務の役割とは
1-6. 契約書作成の⽬的
第2章 取引基本契約書のポイント
2-1. 基本契約
(1) 基本契約を締結するメリット
(2) 基本契約を結ばない場合のリスク
(3) 基本契約が⽤いられる場⾯
2-2. 基本契約と個別契約
(1) 基本契約と個別契約の関係
(2) 基本契約と個別契約の優先順位
2-3. 契約⾃由の原則
2-4. 収⼊印紙―基本契約書の取扱い
(1) 基本契約の場合
(2) 個別契約の場合
第3章 基本契約書の各条項のポイント
3-1. 売買取引基本契約書の構成例
3-2. 個別契約
3-3. 個別契約の成⽴
3-4. 納⼊等
3-5. 検収
3-6. 所有権
3-7. 契約不適合責任
3-8. 危険負担
3-9. 保証等
3-10. ⽀払い
3-11. 遅延損害⾦
3-12. 不可抗⼒による免責
3-13. 反社会的勢⼒の排除
3-14. 再委託
3-15. 秘密保持
3-16. 損害賠償
3-17. 中途解約
3-18. 解除
3-19. 権利義務の移転禁⽌
3-20. 有効期間等
3-21. 準拠法と裁判管轄
3-22. 協議条項
第4章 契約書作成・審査の留意点
4-1. 契約書審査の3つのステップ
4-2. 契約パターンの選択
4-3. 契約に関する情報の記⼊
(1) 条⽂の整合性
(2) ⽤語定義
(3) 曖昧表現の排除
4-4. 売買基本契約書のチェックポイント
4-5. まとめ
第5章 質疑応答
5-1. 商品の種類ごとに基本契約を取り交わす慣⾏
5-2. 基本契約に個別契約との抵触があった場合の対応
5-3. 秘密保持条項と秘密保持契約書
5-4. 個別契約が未締結の場合の基本契約の効⼒
5-5. みなし承諾について
5-6. 損害の範囲や額などについて特に制限が記載されていない場合
巻末資料
売買基本契約書
著者紹介
奥付