BUSINESS LAWYERS LIBRARY

失敗しない知的財産契約書 Vol.1 特許ライセンス契約編

発売日
2025年12月24日
出版社
発明推進協会
編著等
青木 潤

経験と論理的思考による実践的契約作成。ライセンス契約業務に必要なのは、理想的な雛型の追求ではなく、どのような事業背景でも将来を見据え、適切に対応し、相手と合意できる契約書を作成する力です。本書では、契約作成の前段階における注意点を含め、リスクのある条項例を豊富に紹介し、実践的な条項検討の方法を示します。また、契約書を4つのパートに分けるという従来にないメソッドでミスを見逃さない論理的思考法を丁寧に解説。必要十分な裁判例と法的解説も加え、初心者からベテランまで、ライセンス契約書作成に必携の一冊にしています。

目次

表紙

はじめに

目次

第1章 契約書作成前のチェック

1. ライセンサーの事前チェック

(1) ライセンスが妥当か

(2) 独占かライセンスか

(3) 独占的ライセンスか、非独占的ライセンスか

(4) 誰にどのように活用するか

(5) 自己の特許権のみをライセンスするか

(6) 間接侵害とライセンス

(7) 交渉決裂

2. ライセンシーの事前チェック

(1) 交渉スタートのタイミング

(2) ライセンサーの妥当性

(3) 何のための実施権か

(4) 自社だけ守るか、顧客も守るか

(5) 交渉決裂

第2章 契約書作成の極意

1. 契約を書面にする意義

(1) 両者合意の証拠

(2) 契約交渉の成果確認

2. 契約を締結する意義

(1) 法的意義

(2) ビジネス的意義

(3) 契約交渉をまとめる助け舟

3. 契約書を作成する思考プロセス

(1) 契約書の4つのパート

(2) 契約書作成のプロセス

(3) 契約書各部対応表

第3章 根幹部 まず、ココを押さえる!

1. 根幹部で失敗しないための考え方

2. ライセンスの当事者

(1) 誰がライセンスするか

(2) 誰にライセンスするか

(3) 子会社へのライセンス方法

(4) 事業パートナーへのライセンス

3. 対象権利

(1) 対象権利の考え方

(2) 全特許権

(3) 特定の特許権

(4) 特許権以外の知的財産権

4. 対象製品

(1) “if used” と“overall”

(2) 販売できる製品と販売相手

5. 実施許諾の内容

(1) 独占的ライセンス

(2) 非独占的ライセンス

(3) 仮実施権

(4) 再実施許諾

(5) ハブメイド権

6. 実施許諾と消尽

(1) 消尽

(2) 消尽の回避

(3) 方法の特許権と消尽

7. 実施許諾と黙示許諾

(1) 黙示の許諾

(2) 黙示の許諾が認められるケース

(3) 黙示の許諾への対応

8. 権利不主張

(1) 権利不主張とは

(2) 権利不主張のバリエーション

(3) 権利不主張のポイント整理

9. 実施許諾地域

(1) 許諾地域の考え方

(2) 国際消尽と並行輸入

(3) 国ごとに違うこと

10. 対価

(1) 対価の意義と契約条項

(2) 対価額と特許法102条

(3) 使用行為の対価

(4) 特許とノウハウの対価

11. 実施許諾期間と契約期間

(1) 実施許諾期間

(2) 契約有効期間との一致

(3) 関連会社が絡む複雑なケース

第4章 定義部 誤解防止で失敗回避!

1. 定義部で失敗しないための考え方

2. 対象権利

(1) 目的視点

(2) 技術・製品視点

(3) 法律視点

(4) 契約視点

3. ノウハウ

(1) 目的視点

(2) 技術・製品視点

(3) 法律視点

(4) 契約視点

4. 対象製品

(1) 目的視点

(2) 技術・製品視点

(3) 法律視点

(4) 契約視点

5. 実施行為

(1) 目的視点

(2) 技術・製品視点

(3) 法律視点

(4) 契約視点

6. 販売価格

(1) 目的視点

(2) 技術・製品視点

(3) 法律視点

(4) 契約視点

7. 子会社

(1) 目的視点

(2) 技術・製品視点

(3) 法律視点

(4) 契約視点

第5章 例外部 最も失敗しやすいのはココだ!

1. 例外部で失敗しないための考え方

(1) 各パートにおける考え方

(2) 検討のための有効ツール

2. 事業再編

(1) 事業再編とは

(2) 検討するための重要な視点

(3) 吸収合併

(4) 会社分割

(5) 事業譲渡

(6) 株式譲渡

(7) 事業再編と特許法94条1項

(8) 具体的な契約条項の検討

3. 破産

(1) 当事者の破産

(2) 共有者の破産

4. 特許権の移転と当然対抗

(1) 特許権移転の態様

(2) 当然対抗制度

(3) 当然対抗に伴う義務の重要性

(4) 当然対抗の範囲

(5) 当然対抗の課題

5. 特別な特許権

(1) 共有特許権

(2) その他の特別な権利

6. 特許権の消滅

(1) 特許の無効と表明保証

(2) 特許の無効と対価の返還

(3) 侵害訴訟での特許の無効と対価の返還

(4) 問題になったケース

(5) 権利維持義務

(6) 特許権の設定登録まで

7. 特許権の訂正

(1) 訂正の承諾の考え方

(2) ライセンシーの承諾の必要性

(3) 対価の返還

8. 費用負担

(1) 費用を決める必要性

(2) 権利維持費用

(3) 監査費用

(4) 侵害排除費用

9. 対象製品の変更

(1) 定義変更

(2) 追加と削除

(3) 数量制限

(4) 機能の変更

(5) 販売の変更

(6) その他の変更

10. 実施権者の効果が得られない場合

(1) 第三者特許権の侵害

(2) ライセンスの必要性とその効果

11. 実施権の移転

12. 特殊な実施料

(1) ボリュームディスカウント

(2) 対価の上限

(3) 対価の下限

13. 契約期間の変更と契約解除

(1) 期間を延長する場合

(2) 契約解除

(3) 残存条項

(4) 問題になったケース

第6章 履行部 ココでミスをすれば今までの苦労が全て水の泡!

1. 履行部で失敗しないための考え方

2. 実施権の手続

(1) 実施権に関する手続

(2) 仮実施権のライセンスに関する手続

3. 侵害排除義務

(1) 特許権者の侵害排除義務

(2) 侵害排除義務の明確化

(3) 実施権者の侵害排除義務

(4) 侵害排除義務のポイント整理

4. 対価の支払

(1) 一括とランニング

(2) 支払手続の流れ

(3) 支払ルート

5. 特別な対価の支払

(1) 最恵待遇条項

(2) FRAND義務

6. 監査条項

(1) 基本的な考え方

(2) 監査手続

7. 通知条項

(1) 基本的な考え方

(2) ライセンサーによる通知

(3) ライセンシーによる通知

8. 守秘条項

(1) 基本的な考え方

(2) 秘密情報の特定

(3) ライセンス契約における開示者

(4) 営業秘密との関連

(5) 秘密保持義務の期間

(6) 第三者との関係

9. 裁判管轄と仲裁

(1) 基本的な考え方

(2) 国際裁判管轄

(3) 第三国の専属管轄

(4) 当事者の合意

10. 準拠法

(1) 基本的な考え方

(2) 属地主義との関係

(3) 準拠法の選択がない場合

11. 完全合意条項と誠実協議義務

(1) 基本的な考え方

(2) 誠実協議義務

(3) 完全合意

12. 署名

13. 不争条項

(1) 基本的な考え方

(2) 不争条項の指針

14. 非係争条項

(1) 基本的な考え方

(2) 独占禁止法との関係

15. グラントバックとアサインバック条項

(1) 基本的な考え方

(2) 改良技術の非独占的ライセンス義務

(3) 改良技術の譲渡義務・独占的ライセンス義務

第7章 サンプル契約書 実践、契約書を作る!

特許実施許諾契約書

事項索引

おわりに

著者紹介

奥付

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