- 発売日
- 2009年06月11日
- 出版社
- 民事法研究会
- 編著等
- 加藤俊明
最高裁・東京簡裁の作成した定型書式についても詳細な解説と記載方法を示しつつ収録した決定版! 実務の流れに沿った解説とともに具体的な書式と記載例を織り込み、即実務に対応できるよう実践的に解説したマニュアル! 少額訴訟手続で扱われる事件のタイプが、平易なものから高度なものまで、きわめて多様な内容であることから、事件のタイプごとの書式を収録しつつ、訴状・答弁書等には詳細な作成上の留意点を解説しているので、実務に至便!
目次
表紙
目次
序論
Ⅰ 本書の狙い
Ⅱ 全体構成
Ⅲ 本書の利用の仕方
第1部 基礎理論と手続の流れ
第1章 少額訴訟手続の創設
I 少額訴訟手続創設の理由
Ⅱ 少額訴訟手続の基本的な内容
Ⅲ 少額訴訟手続の特則の内容
第2章 少額訴訟手続の流れ
I はじめに
Ⅱ 裁判所・司法書士会等の事前対応
Ⅲ 訴え提起
Ⅳ 第1圃口頭弁論期日に向けた準備
Ⅴ 第1回口頭弁論期日
Ⅵ 判決の言渡し
Ⅶ 判決に対する不服申立て
Ⅷ 少額訴訟判決等に基づく強制執行
第3章 少額訴訟手続の留意点
Ⅰ 制度の特色ーーその長所
Ⅱ 制皮の問題点ーーその長所が短所
Ⅲ 実務上の問題点
第2部 司法書士による少額訴訟支援
第1章 司法書士のリーガルサービスのあり方
Ⅰ 少額訴訟の支援
Ⅱ 事件全体を把握するための受託方法の見直し
Ⅲ 受託時の事情聴取の範囲の拡張
Ⅳ 紛争解決結果の予測に基づく主張・立証計画の立案
Ⅴ 訴状の工夫ーー訴訟の勝敗は訴状にあり
Ⅵ 答弁書の工夫
Ⅶ 和解対策
Ⅷ 少額訴訟支援の勧め
第2章 リーガルマインドの獲得ーー司法書士のリーガルサービスを支えるものーー
Ⅰ 法的解決
Ⅱ 権利・義務の存否の判断(法的判断)
Ⅲ 事実の主張・立証に関する権限と責任
Ⅳ リーガルマインド
第3部 実務と書式
第1章 少額訴訟における訴状・答弁書の特色
I 少額訴訟における訴状・答弁書の位置づけ
Ⅱ 訴状・答弁書の基本的考え方
Ⅲ 訴状の基本的な書式
Ⅳ 答弁書の基本的な書式
第2章 事件のタイプごとの訴状・答弁書
Ⅰ 貸金返還請求事件
Ⅱ 売買代金請求事件
Ⅲ 求償金・立替金請求事件
Ⅳ 損害賠償請求事件
Ⅴ 敷金返還請求事件
Ⅵ 請負代金請求事件
第3章 その他の書類
Ⅰ 準備書画
Ⅱ 証拠巾出書
Ⅲ 陳述書
Ⅳ 電話会議による証人尋問の申出書
Ⅴ 通常訴訟移行申述書
Ⅵ 異議申立権放棄書
Ⅶ 異議申立てをしない旨の合意書
Ⅷ 異議申立書
Ⅸ 異議取下書
Ⅹ 少額訴訟偵権執行申立書
Ⅺ 差押範囲変更(減縮)の申立て
Ⅻ 移行の申立て
第4章 定型訴状等の記載の仕方
Ⅰ 定型訴状等
Ⅱ 最高裁判所の定型訴状の全体構成
Ⅲ 1頁目(当事者の記載等)の記載の仕方
Ⅳ 2頁目(請求の趣旨等)の記載の仕方
Ⅴ 貸金返還請求事件の請求の趣旨等
Ⅵ 売買代金請求事件の請求の趣旨等
Ⅶ 給料支払請求事件の請求の趣旨等
Ⅷ 敷金返還請求事件の請求の趣旨等
Ⅸ 請負代金請求事件の請求の趣旨等
Ⅹ 賃料等支払請求事件の請求の趣旨等
Ⅺ 損害賠償請求事件(交通事故による物損)の請求の趣旨等
Ⅻ 損害賠償請求事件の請求の趣旨等
ⅩⅢ 答弁書の記載の仕方
奥付