- 発売日
- 2025年12月02日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 竹内茂樹
著者の豊富な実務経験を踏まえ、我が国法人税制の中での立ち位置・構造をもとにどう解釈すべきかを体系的かつ詳細に提示し、さらに現行制度の課題と将来のあるべき姿を考究。
目次
表紙
はしがき
目次
凡例
序章 移転価格税制をどう読み解くか―本書のねらいと構成―
1 本書の目指すところ(目的)
2 我が国における法人所得課税制度の歩み
3 我が国法人税制への国際課税制度の導入
4 「課税権配分(二重課税排除)規定」の適用・解釈
⑴所得源泉規定
⑵PE課税規定
⑶外国税額控除規定
⑷移転価格規定
5 移転価格税制の適用・解釈
6 本書の構成
第Ⅰ部 我が国移転価格税制の適用
第1章 価格で比較する方法
1 コンセプト
2 具体例
3 関連論点
第2章 粗利益率で比較する方法
1 コンセプト
2 具体例
3 関連論点
第3章 営業利益率で比較する方法
1 コンセプト
2 具体例
3 関連論点
第4章 利益分割法
1 コンセプト
2 3種類の算定方法
3 利益分割法が「最も適切な方法」(Best Method)とされる場合
4 「寄与度」及び「独自の機能」について
5 分割対象所得
第5章 「準ずる方法」と「同等の方法」
1 準ずる方法
2 同等の方法
第6章 所得移転の蓋然性
1 所得移転の蓋然性の意義
2 移転価格事務運営要領
3 取引条件等の交渉過程について
4 「所得移転の蓋然性」の位置づけ
5 OECDガイドラインとの関係
6 司法審査・不服審査
第7章 その他の論点
1 「株主活動」とグループ内役務提供(IGS:Intra-group Services)
2 低付加価値役務提供と付随的役務提供
3 特定無形資産(HTVI)取引
4 その他無形資産関連
5 Covid-19に係るOECD移転価格執行ガイダンス
6 関税評価制度との対比
第Ⅱ部 我が国移転価格税制の領域
第8章 我が国移転価格税制の内容・特徴
1 独立企業間価格の概念
2 移転価格税制の対象領域
3 我が国移転価格税制の内容・特徴
第9章 各国税制・判例(基本的性格―独立企業原則適用領域)
1 米国
2 英国
3 カナダ
4 オーストラリア
5 ドイツ
6 フランス
7 主要国の状況
第10章 我が国における取引の否認
1 行為計算否認規定・判例
2 租税回避対策税制等の歴史
第11章 我が国移転価格税制の位置づけとOECDガイドライン
1 私法上の法律関係に基づく租税法(法人税法)の適用
2 私法上の法律関係と移転価格税制
3 私法上の法律関係と行為計算否認規定
4 企業行動と移転価格税制・行為計算否認規定
5 我が国移転価格税制の位置づけ
6 OECDガイドラインと我が国移転価格税制
7 「実質主義」について
8 寄附金課税制度について
9 相互協議・対応的調整での問題
第12章 為替レート変動下の取引―取引の否認(再構築)事例⑴
1 背景
2 為替リスクの負担について(第1の論点)
3 為替変動の影響額の測定(第2の論点)
4 利益率分析への応用
5 全世界的定式配分について(補論)
6 他事例への応用
第13章 政府規制下の取引―取引の否認(再構築)事例⑵
1 背景
2 米国の経験・対応
3 OECDガイドライン
4 我が国移転価格税制での対応
第14章 将来の税制について
1 我が国移転価格税制の現状
2 行為計算否認規定と近時確立されつつある判例
3 課税の隙間の問題
4 税制上認められ得る取引の否認(再構築)の2つのタイプ
5 UM事件で浮上した点
6 国際取引と行為計算否認規定(移転価格税制との対比)
7 実質的に既に導入されている取引の否認(再構築)容認規定
8 将来の税制
終章 総括と課題
索引
奥付