BUSINESS LAWYERS LIBRARY

「原爆裁判」を現代に活かす

発売日
2024年12月10日
出版社
日本評論社
編著等
大久保賢一

1955年、広島、長崎の被爆者5名が提訴した「原爆裁判」を原資料に基づき丁寧に解説。裁判を今に生かし核兵器廃絶への道を示す。

目次

表紙

まえがき

目次

「原爆裁判」を現代に活かす!!―核兵器も戦争もない世界を創るために

はじめに

Ⅰ 「原爆裁判」とは!?

1 裁判の当事者

2 裁判を提起

3 被告国の対応

4 裁判所の判断

5 鑑定人の意見

6 被害者の損害賠償請求権

7 対日平和条約よる請求権の放棄について

8 判決の背後に何があったのか

Ⅱ 被爆者援護制度の変化

1 判決についての日本被団協の評価

2 政府の政策の変遷

Ⅲ 「核兵器なき世界」への影響

1 「原爆裁判」の国際的受け止め

2 国際司法裁判所の勧告的意見

3 核兵器禁止条約による「核抑止論」の克服

4 核兵器禁止条約締約国会議の到達点

5 私たちの課題

Ⅳ 憲法9条の背景にある事情

1 日本国憲法公布時の政府見解

2 「制憲議会」での論争

3 幣原喜重郎の平和論

Ⅴ 非核と戦争廃絶を求める動き

1 ラッセル・アインシュタイン宣言

2 「地球平和憲章―日本発モデル案」

Ⅵ 日本国憲法9条の源流

Ⅶ 何をなすべきか

まとめ

補論

1 日本政府の核兵器容認姿勢の転換を!―憲法9条は「核の時代」の申し子

2 アンジー・ゼルタ―という女性―トライデント搭載潜水艦関連施設を「非武器化」した人たち

3 米国の広島・長崎への核兵器投下の法的責任を問う 「原爆国際民衆法廷」の準備のための「第2次国際討論会」に参加して

4 韓国人被爆者の立場から見る広島・長崎への原爆投下の歴史的意味―日本の反核法律家からのコメント

5 平和、武力反対、自主、気候重視―台湾の学者たちの反戦声明

6 インドネシアの1週間―「慰安婦」とASEAN本部を訪ねて

資料

(公開書簡)核兵器廃絶と9条擁護・世界化を!!―被爆80年・敗戦80年に向けての提案

資料1 「新憲法の解説」 第二章(内閣、 1946年)

資料2 貴族院における幣原喜重郎の答弁

資料3 原爆投下と日本国憲法9条

資料4 核兵器禁⽌条約第2回締約国会合宣⾔― 核兵器の禁止を支持し、核兵器の破滅的な結末を回避する我らのコミットメント

資料5 核兵器使用の危険性の事例

本書に寄せて

あとがきに代えて

奥付

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