BUSINESS LAWYERS LIBRARY

複合契約の法理

発売日
2023年09月30日
出版社
日本評論社
編著等
都筑満雄

古典的契約法からの修正たる「複合契約」をあらゆる角度から掘り下げる。著者長年の研究をまとめた集大成の書。

目次

表紙

はしがき

目次

序 複合契約の法的構造

一 はじめに

二 契約間の影響関係に関するフランス法上の議論

三 考察

四 本書の構成

第一部 複合契約論の考察

第一章 複合契約中の契約の消滅の判断枠組みと法的根拠

一 はじめに

二 判例におけるコーズ概念の主観化

三 学説による理論化の試みと改正準備草案

四 我が国の複合契約における契約の消滅の判断枠組みと法的根拠の考察

五 おわりに

第二章 フランスの債務法改正に見る複合契約の規律

一 はじめに

二 民法(債権関係)改正と複合契約の規律

三 フランスの債務法改正と契約の集合の規律

四 考察

第三章 複合契約論のこれまでと今後

一 はじめに

二 いわゆる抗弁の接続をめぐって

三 平成8年最判の登場

四 複合契約論の展開

五 まとめに代えて

第二部 複合契約と公序良俗

第一章 無効の判断枠組みの考察

一 はじめに

二 前借金契約の無効如何

三 動機の不法による契約の無効

四 複合契約に関する裁判例の検討

五 おわりに

第二章 裁判例の検討

一 はじめに

二 共通の事案の概要

三 各争点についての裁判所の判断

四 検討

五 おわりに

第三部 第三者与信型消費者信用取引の規律

第一章 割賦販売法の規律の現状と課題

一 はじめに

二 与信契約の取消権と既払金の返還

三 既払金返還を導くその他の民事ルール

四 おわりに

第二章 判例の現状と課題

一 はじめに

二 事案の概要

三 判旨

四 解説

索引

奥付

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