- 発売日
- 2026年03月18日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 梁晸宇
内部監査の各論点をアカウンタビリティの連鎖構造という枠組みで整理し、法的環境における内部監査の位置づけを明確にして、内部監査の成果を分析することでその本質を解明。
目次
表紙
はしがき
目次
初出一覧
第1章 本研究の視点
Ⅰ 研究の動機とアプローチ
Ⅱ ガバナンス構造におけるアカウンタビリティの連鎖と内部監査
Ⅲ 3ラインモデルと内部監査
第2章 内部監査に対する社会的要請と関連情報の開示
Ⅰ コーポレートガバナンス研究領域の概観
Ⅱ 主要国の企業ガバナンス環境と内部監査の要件
1 アメリカ
2 イギリス
3 ドイツ
4 フランス
5 韓国
6 日本
7 主要国の内部監査に対する社会的要請
Ⅲ OECDのコーポレートガバナンス関連報告の考え方
Ⅳ 日韓のコーポレートガバナンス報告書における内部監査関連情報の開示
Ⅴ 小括
第3章 内部統制報告制度における各監査機能
Ⅰ 日米韓における内部統制の考え方
1 日米韓における内部統制の概念定義
2 日米韓における制度の導入
3 内部統制報告制度に関する研究
Ⅱ 日本と韓国における内部統制報告制度の比較
1 内部統制報告制度の対象範囲と意義
2 日本と韓国の制度比較の概要
3 根拠法律
4 企業向けの実施基準
5 独立監査人向けの監査基準(Direct/Indirect ReportingとExamination/Review)
6 内部統制報告制度に係る3つの監査機能とその連携
7 内部統制報告制度における各監査機能上の課題
Ⅲ 韓国での制度変更と日本への示唆
Ⅳ 小括
第4章 内部監査基準と内部監査の成果の関係
Ⅰ 研究の背景と目的
Ⅱ 内部監査基準と内部監査の成果に関する研究
Ⅲ 仮説と研究方法
1 基本仮説(指摘改善率,ガバナンス関連のフィードバック)
2 研究方法
Ⅳ 分析結果と検討
1 度数分布
2 変数の妥当性及び信頼性の検証
3 内部監査基準の遵守度と内部監査の成果
4 内部監査基準適合の表明の調整効果
Ⅵ 内部監査基準の遵守と内部監査の成果
Ⅶ 小括
第5章 内部監査の能力が利害関係者の評価に与える影響
Ⅰ 研究の背景と目的
Ⅱ 理論と仮説の設定
1 内部監査の成果
2 内部監査のコンピテンシー
3 監査専門性
4 企業内部の評価に関する追加検討
Ⅲ 研究の方法
1 研究モデル
2 サンプリング
Ⅳ 実証分析
1 記述統計と相関関係の分析
2 コモン・メソッド・バイアスの検証
3 仮説検定
Ⅴ 分析結果と考察
Ⅵ 小括
第6章 内部監査の専門能力と成熟度が内部監査基準の遵守に及ぼす影響
Ⅰ 研究の目的・方法
Ⅱ 先行研究
Ⅲ CBOK(2015)回答データの分析と仮説設定
1 因子分析(専門能力)
2 成熟度
3 内部監査基準(IPPF)の遵守度
Ⅳ 仮説の検定
1 相関分析
2 重回帰分析
Ⅴ 考察
Ⅵ 小括
第7章 研究の総括と課題
Ⅰ 研究成果のまとめ
1 本研究における企業ガバナンス体系の視点
2 コーポレートガバナンスにおける内部監査の要件と関連情報の開示
3 内部統制報告制度における監査機能
4 内部監査基準と内部監査の成果への影響
5 内部監査の能力が利害関係者の評価に与える影響
6 内部監査の専門能力と成熟度が内部監査基準の遵守に及ぼす影響
Ⅱ 残された研究課題
Ⅲ 研究成果に基づく政策提言
第1の提言:内部監査の実効性に関する詳細要件の法制化と開示の義務化
第2の提言:内部監査基準の遵守促進とComply or Explain方式の導入
第3の提言:デュアル・レポーティングライン(2系統の報告経路)の推進
第4の提言:企業不祥事調査における内部監査と監査役等の積極的活用
第5の提言:統合報告における内部監査の戦略的活用
付録 アンケート調査票
参考文献
索引
奥付