- 発売日
- 2017年05月21日
- 出版社
- 民事法研究会
- 編著等
- 高井伸夫
競争激化のいまこそビジネスチャンス! 顧客の信頼を勝ち取ることを第一歩としてその具体的な秘訣を開示し、依頼者の記憶に残る営業の方法、事務所経営のポイント、仕事を楽しく回すコツなど、AI時代にこそ必須の日々使える手順・ノウハウがここにある! 弁護士としての喜びが得られる営業のあり方を示した注目の1冊! 弁護士の方、特に若手弁護士には必携の書! 一般企業に勤めている方にも、社会に役立つ自己表現に活用できる!
目次
表紙
はしがき
目次
第1章 信用をつくる営業力とは何か
1 【信用は何から始まるか】信用は、約束を守り、相手に利益を与えることから始まる――お金は結果としてついてくる
2 【信頼を継続していくにはどうすればよいか】迅速な対応は、よい仕事を生み、信頼へとつながる好循環をつくり出す
3 【営業を活性化するにはどうすればよいか】安心感を信頼感に発展させ、アフターフォローで弁護士の営業を活性化する
4 【相談を受任につなげるコツは?】めげずに反省と工夫を繰り返して、案件・顧問契約の成約率を高める
5 【報酬で悩んだときは?】報酬はお金ではなく拍手喝采で――パフォーマンスがあってこそ最高の報酬が得られる
6 【依頼者は何を求めているか】コストパフォーマンスは重要だが、依頼者が求めるもの、そのプライオリティは何かを考える
7 【弁護士に依頼するメリットは?】依頼者がなぜ弁護士に依頼するのか考えると、弁護士に求められるものが見えてくる
8 【依頼者の利益を守るには?】誠実、正義こそ弁護士の基本――相手に媚を売ることは依頼者の利益を損ね、信用を失うこと
9 【営業を継続するコツは?】種をまくには、種をつくり、肥料を与え、人間としての長いお付き合いが大切
10 【情報発信はどのようにするか】コンスタントに情報発信を続けることが依頼者との心の交流を可能とし信用を生み出す
11 【記憶に残る営業はどのようにするか】新しい営業ツールで、特異性、独自性を発揮し、依頼者の記憶にとどめる
12 【現代社会に適合した営業とは何か】AIに対応し、ハイテクとハイタッチを融合させて営業力を高める
13 【日々の営業で気を付けることは何か】相手をよく知り、親切に対応し、感謝し、愛することが縁となり、営業につながる
14 【依頼者から感謝されるときとは?】心を込めて仕事をすると、心ある弁護士となり、依頼者から「ありがとう」をいただける
15 【信用を失わないために何をすべきか】信用を失うのは一瞬だが、回復には途方もない時間がかかる
16 【究極的な営業の武器とは何か】人間性を養い、営業の武器としてこそ信頼を勝ち得る
第2章 信頼される弁護士力とは何か
17 【弁護士の力量は何で決まるか】決断する、覚悟を持つ、責任をとる――それが弁護士としての力量
18 【リーガルマインドには何が必要か】条文に頼らないバランス感覚を磨く
19 【困難な案件にどう取り組むか】果敢に取り組む、人より一歩先んじる精神が必要
20 【自らの価値を高めるには何をすべきか】新しいことを提唱して、新しい分野を確立し、自らの存在価値を高める
21 【独り立ちできる弁護士になるには?】独り立ちできない弁護士にならないために、切り開く力、営業力、庶務処理能力を高める
22 【弁護士として一流になるには?】「思索の人」、「行動の人」から学び、弁護士として名を残す
23 【自信を持って発言するには?】発言することを恐れない――そのために何をしたらよいか
24 【なぜ弁護士は現場に行くのか】現場に行くことは、弁護士としてのイロハのイ
25 【勝ち筋かどうか見極めるには?】道理七分、無理三分の考え方で、人を動かす、勝訴を導く、勝ち筋負け筋を見極める
26 【交渉の基本的な方法は?】交渉には基本設計が必要であり、相手方の基本設計を想定したうえで当方の基本設計を検討する必要がある
27 【仕事を効率的に進めるにはどうすべきか】仕事の処理順位、段取りに自分の型をつくり、迅速・効率的に仕事を進める
28 【スケジュールの立て方のコツは?】スケジュールは見直すこと、リカバリーすること、オンとオフを切り替えることが重要
29 【弁護士は何のためにあるのか】弁護士は社会正義の実現と、社会貢献に生きなければならない
第3章 安心を与える事務所力とは何か
30 【部下を育成するにはどうしたらよいか】組織を強くするには、まず愛情を持って部下を指導し、育成することである
31 【部下とのコミュニケーションはどう図るか】報連相を徹底させることが、組織力、事務所力を高めることにつながる
32 【人材の配置はどのようにするか】そば粉社員とつなぎ社員のバランスが大切――組織を強化する個人を育成しマネジメントする
33 【定着する人材をどのように採用するか】所員の定着性が、依頼者の信頼と事務所の伝統をつくりだす
34 【事務所を立ち上げる際に何に注意すべきか】事務所を立ち上げるときは、依頼者が来やすく、しかも自分の負担能力も考える
35 【事務所の事業計画はどのように立てるか】弁護士事務所の事業計画は、「攻めるは守りなり」を基本に立案する
36 【マニュアルはどのように活用するのか】マニュアルは絶えず刷新する、それを超えて仕事をするから意味がある
37 【スタッフを戦力にするにはどうするのがよいか】スタッフと協働・連携して、打って一丸の起爆剤をつくる
38 【リーダーシップとは何か】今求められるリーダーシップの第一の要件は創造性
39 【マネジメントはどうするのか】リーダーシップとマネジメントが一体となって目標は実現する
40 【経営者がすべきことは何か】組織のエンジンは、「身を以て範を示す」ことが実践できるかにかかっている
41 【引き際をどう考えるか】引き際とは誰が決めるのか――依頼者に必要とされる間は引き際はない
第4章 仕事を楽しむ人間力とは何か
42 【自己実現はどのようにすれば可能か】絶え間なく登り続ける意志が自己実現を生む
43 【最後までやり抜くにはどうするか】コツコツ仕事を続けられる前向きの執念が道を開く
44 【情熱を持って仕事をするにはどうするか】持続的に努力し情熱を持って仕事をしなければ、そこに人生はない
45 【精緻な文章はどのようにつくるか】文は人をつなぐ第一歩、音読で精緻な文章をつくり、精緻な人物になる
46 【将来を見据えた研鑽はどのようにするか】3年先の稽古は、短期・中期・長期の目標を定めてこそ意味がある
47 【仕事に誇りを持つにはどうするか】自分の仕事に誇りを持つということは、果敢に攻める、成果を生み出すということ
48 【継続して前進するにはどうするか】「英雄色を好む」のたとえあり――オフが充実しないとオンは充実しない
49 【新しい価値はどう生み出すか】「温故知新」「守破離」――新しい価値を創造することは歴史や他の人の考えに学ぶこと
50 【なぜ自己実現をしなければならないのか】良心に従って、他人の役に立ち、社会の役に立てば、自己実現が達成され、事業に持続性をもたらす
あとがき
奥付