- 発売日
- 2019年09月10日
- 出版社
- 日本評論社
- 編著等
- 法学セミナー編集部
日本における民族差別に基づくヘイトスピーチ被害の過酷な実態を知り、その本質的な意味を捉え、被害救済と予防の方向性を考える。
目次
表紙
目次
執筆者一覧
第I部 実態
現代日本におけるヘイトスピーチの実態
京都朝鮮学校襲撃事件―心に傷、差別の罪、その回復の歩み
徳島県教組襲撃事件―ヘイトクライムと対峙して
第II部 理解
レイシズムの歴史性と制度性
ヘイトスピーチ被害の非対称性
ヘイトデモから見える日本社会
ヘイトクライム被害からの「回復」の困難とその方途―京都朝鮮学校襲撃事件からの一考察
第III部 裁判
京都朝鮮学校襲撃事件裁判
李信恵さんの2 つの裁判
徳島県教組襲撃事件裁判
第IV部 反差別
川崎のヘイトデモと地域の反差別の力
差別と公人・公的機関の役割─「平等」と「個人の尊厳」の実現のために
奥付