- 発売日
- 2025年01月15日
- 出版社
- 法律文化社
- 編著等
- 中野徹也
国際法の「法源」としての条約、条約の概念・歴史から説き起こし、条約の実施、無効に至るまで条約法の全体像を平易な言葉で体系的に解説。実務家に関心をもたれている国際人権条約の解釈等の意味を正しく理解できる。図版を用いて、初学者にも読み易い。
目次
表紙
はしがき
目次
凡例
序章 国際法の「法源」としての条約
1 「法源」の意味
2 国際法の「法源」の種類
3 国際法の「法源」としての条約
第1章 条約の概念
1 主体―「国」または「国際機関」
2 「文書の形式」
3 「名称のいかんを問わない」
4 「単一の文書によるものであるか関連する二以上の文書によるものであるかを問わず」
5 「国際法によって規律される国際的な合意」
第2章 条約の歴史
1 起源
2 15世紀から第1次世界大戦まで
3 第1次世界大戦から第2次世界大戦まで
4 第2次世界大戦から現在まで
5 日本と条約
第3章 条約の成立
1 条約締結能力
2 締結過程
第4章 条約の遵守、適用および解釈
1 条約の遵守
2 適用
3 解釈
第5章 条約の実施(総論)―日本の場合
1 国際的な側面
2 国内的な側面
第6章 条約の実施(各論)―日本の場合
1 社会権規約
2 自由権規約
3 拷問等禁止条約
4 児童の権利条約
5 人種差別撤廃条約
6 女子差別撤廃条約
7 障害者権利条約
8 難民条約
9 社会保障の最低基準に関する条約(第102号)
10 WTO設立協定および附属書に含まれる協定
11 条約法条約
12 日韓請求権協定
13 日中共同声明
14 その他
第7章 条約の無効、終了および運用停止
1 無効原因
2 終了および運用停止原因
3 手続および効果
参考文献
事項索引
判例索引
奥付