- 発売日
- 2022年11月01日
- 出版社
- 日本加除出版
- 編著等
- 梅本 大祐
アジャイル開発 の法務を中心に扱った、日本初の書!IPAモデル契約の策定に関与した弁護士が基礎知識・法的留意点・契約書のカスタマイズ等について解説!
目次
表紙
目次
第1章 アジャイル開発の紹介
第1 アジャイル開発の概要
1 アジャイル開発とは
2 一般的なアジャイル開発の流れ
3 本書で扱うアジャイル開発(スクラム)
第2 アジャイル開発とウォーターフォール開発との比較
1 ウォーターフォール開発
2 ウォーターフォール開発と比較した際のアジャイル開発の特徴(メリット)
3 アジャイル開発も万能ではない
第3 プロトタイピング開発、スパイラル開発との比較
第4 アジャイル開発(スクラム)の進め方
1 アジャイル開発におけるフレームワークのバリエーション
2 スクラムの具体的な流れ
3 スクラムにおけるロール(関係者の役割)
4 スクラムにおけるイベント(ミーティング等)
5 アジャイル開発のプラクティス
第5 アジャイル開発を成功させるためのポイント
第2章 法務的観点から見たアジャイル開発
第1 アジャイル開発に関係する法律
第2 アジャイル開発の外部委託
1 開発のリソース
2 外部委託におけるアジャイル開発の活用の形態
3 外部委託の際に検討すべきアジャイル開発の特徴
第3章 アジャイル開発と契約
第1 公表されているモデル契約
1 これまでに公表されているIPAのモデル契約
2 IPA非ウォーターフォール型開発モデル契約書案
3 IPA=経済産業省 アジャイル開発外部委託モデル契約(2020年3月公表)
4 その他のモデル契約 ─ LIPモデル契約
第2 アジャイル開発の外部委託契約において検討すべき問題
1 契約類型の選択
2 アジャイル開発を請負で行うための方策
3 検査、検収の扱い
4 ドキュメントの扱い
5 偽装請負
6 プロジェクトマネジメント義務・協力義務
7 下請法
第3 アジャイル開発に関する裁判例
1 アジャイル開発におけるドキュメント作成の扱いに関する事例
2 成果報酬型収益分配モデルで開発を進めたがサービス開始に至る前に頓挫した事例
3 準委任契約において完成義務の有無と善管注意義務が争われた事例
4 開発対象に関する合意が争われた事例
第4章 アジャイル開発と偽装請負
第1 いわゆる偽装請負とそのペナルティ
1 アジャイル開発における密なコミュニケーション
2 偽装請負とは
第2 厚生労働省の派遣・請負区分基準
1 派遣・請負区分基準
2 アジャイル開発における偽装請負の懸念と過剰な対策
第3 アジャイル開発向けの疑義応答集第3 集
1 疑義応答集第3集の策定経緯
2 疑義応答集第3集の概要
3 アジャイル型開発と契約方式(Q1)
4 基本的考え方(Q2)
5 管理責任者の選任(Q3)
6 発注者側の開発責任者と受注者側の開発担当者間のコミュニケーション(Q4)
7 開発チーム内のコミュニケーション(Q5)
8 会議や打ち合わせ等への参加(Q6)
9 開発担当者の技術・技能の確認(Q7)
10 疑義応答集第3集をふまえた対応
第5章 IPAモデル契約(2020年3月公表)の活用
第1 IPAモデル契約の活用方法
1 IPAモデル契約の想定
2 IPAモデル契約の構成と使い方
第2 IPAモデル契約をカスタマイズする際の注意点
1 IPAモデル契約のカスタマイズ
2 避けるべきカスタマイズ
第3 IPAモデル契約の変更例
1 第1条(目的)
2 第2条(アジャイル開発方式)
3 第3条(体制)
4 第4条(甲の義務)
5 第5条(乙の義務)
6 第6条(変更管理)
7 第7条(問題解消協議)
第4 IPAモデル契約の別紙のカスタマイズ
1 IPAモデル契約別紙サンプルの変更例
2 継続開発型のサンプル
3 仮説検証型のサンプル
参考資料 2020年版IPA アジャイル開発モデル契約
索引
著者紹介
奥付