- 発売日
- 2025年03月01日
- 出版社
- ぎょうせい
- 編著等
- 田中敦、民事裁判実務研究会
現役裁判官、元裁判官による民事裁判実務上の29の論点につき、理論・判例、自らの経験から、実際の手続運用と対応方法、考え方を解説した実践的手引書! 「訴えの提起」「民事訴訟の審理」「民事訴訟の終結」「控訴・上告・再審」の4つの編で構成された各手続の場面での裁判官の視点・考え方、弁護士への提示が満載! 民事裁判手続のIT化も踏まえ各手続におけるデジタル化対応についても紹介! 裁判官、簡裁判事はもとより訴訟の手続の要諦を知りたい弁護士、司法書士に必読の1冊! 判断に迷う29論点を理論・判例・実践に基づき詳解!
目次
表紙
目次
第1編 訴えの提起
1 訴状・答弁書等の当事者の主張から事件の実相を読み解く
Ⅰ 民事裁判の目的と事件の実相
Ⅱ 事件の実相を把握するには
Ⅲ 選択された訴訟物の適否の検討
Ⅳ その他の第1回期日に向けた準備
Ⅴ 最後に
2 裁判管轄と移送
Ⅰ はじめに
Ⅱ 裁判管轄
Ⅲ 移送
3 処分権主義と訴訟物
Ⅰ はじめに
Ⅱ 訴訟物
Ⅲ 処分権主義
4 弁論主義の規律と運用
Ⅰ はじめに
Ⅱ 弁論主義の規律
Ⅲ 弁論主義の運用
Ⅳ 弁論主義や関連審理原則をめぐる実務上の諸問題
Ⅴ まとめ
第2編 民事訴訟の審理
5 民事訴訟のIT化(デジタル化)に向けた動き
Ⅰ 民事訴訟のIT化(デジタル化)に向けた改正法の施行等
Ⅱ 民事訴訟の審理運営の現状(フェーズ1、2における争点整理等)
Ⅲ 今後の課題等
6 現在の民事訴訟を取り巻く問題点
Ⅰ はじめに
Ⅱ 民事訴訟の審理期間の長期化
Ⅲ 民事訴訟手続のIT化(デジタル化)
Ⅳ 最後に
7 大規模訴訟における争点整理と審理
Ⅰ 総論
Ⅱ 各論
Ⅲ まとめ
8 釈明権と釈明義務違反
Ⅰ 釈明権の条文、趣旨等
Ⅱ 釈明の種類
Ⅲ 最高裁における釈明についてのスタンスの変遷
Ⅳ 近時の訴訟運営と釈明
9 共同訴訟における実務上の留意点
Ⅰ 共同訴訟とは
Ⅱ 通常共同訴訟
Ⅲ 必要的共同訴訟
Ⅳ 同時審判の申出がある共同訴訟(民訴41条)
10 訴訟参加と訴訟承継
Ⅰ はじめに
Ⅱ 訴訟参加
Ⅲ 訴訟承継
11 民事訴訟の手続裁量とその限界
Ⅰ 裁判官による手続進行と手続裁量
Ⅱ 手続裁量の行使に関する裁判例
Ⅲ 手続裁量の行使における留意点
Ⅳ おわりに
12 民事訴訟における当事者の住所、氏名等の秘匿、閲覧等の制限
Ⅰ はじめに
Ⅱ 訴訟記録およびその電子化
Ⅲ 当事者の住所等、氏名等の秘匿
Ⅳ 秘密記載部分の閲覧等の制限
Ⅴ むすびに代えて
13 陳述書、法律意見書の機能と運用
Ⅰ はじめに
Ⅱ 陳述書
Ⅲ 法律意見書
Ⅳ 最後に
14 効果的な証人尋問および当事者尋問
Ⅰ はじめに
Ⅱ 的確な争点整理の必要性
Ⅲ 人証による立証計画
Ⅳ 集中証拠調べ
Ⅴ 陳述書の活用
Ⅵ 効果的な尋問の準備
Ⅶ 主尋問および反対尋問に共通する留意点
Ⅷ 効果的な主尋問
Ⅸ 効果的な反対尋問
Ⅹ 介入尋問、補充尋問
Ⅺ まとめ
15 時機に後れた攻撃防御方法の却下
はじめに
Ⅰ 157条1項の趣旨
Ⅱ 要件
Ⅲ 実務上判断に迷い悩むような具体例
Ⅳ むすび
16 証拠保全の手続と機能
Ⅰ 証拠保全の機能
Ⅱ 証拠保全の手続(実務上の論点・留意点を交えながら)
17 損害額認定の考慮要素
Ⅰ 総論
Ⅱ 損害のとらえ方と損害算定の方法
Ⅲ 損害の分類
Ⅳ 人的損害
Ⅴ 物的損害
Ⅵ 弁護士費用
18 因果関係と経験則
Ⅰ 一般不法行為の成立要件・要件事実における因果関係の位置づけ
Ⅱ 事実的因果関係
Ⅲ 因果関係の認定と経験則
Ⅳ 最後に
第3編 民事訴訟の終結
19 民事訴訟事件と付調停事件との関係
Ⅰ はじめに
Ⅱ 民事調停の開始
Ⅲ 民事調停の運営
Ⅳ 民事調停の終了
Ⅴ おわりに
20 民事判決書の形式と認定判断の表現
Ⅰ 民事訴訟法改正と民事判決書をめぐる議論状況
Ⅱ 民事判決書の構造、形式
Ⅲ 新様式判決の各構成要素
Ⅳ 新様式判決の現状と今後の展望
Ⅴ まとめ
21 登記手続を命ずる判決に関する諸問題
Ⅰ はじめに
Ⅱ 登記手続を命ずる判決による登記の実現の基本構造
Ⅲ 登記手続を命ずる判決の意義等
Ⅳ 登記請求訴訟の当事者等
22 「訴訟上の和解」────勧試と調整上の留意点
Ⅰ 訴訟上の和解の意義
Ⅱ 民事訴訟のデジタル化に伴う法改正と留意点
Ⅲ 和解勧試における留意点
Ⅳ 和解調整における留意点
Ⅴ おわりに
23 引換給付判決と執行
Ⅰ 引換給付判決
Ⅱ 引換給付判決に基づく強制執行
Ⅲ 引換給付判決に基づく財産状況の調査
24 訴えの取下げ、請求の放棄・認諾
Ⅰ 訴えの取下げ(民訴261条)
Ⅱ 請求の放棄・認諾(民訴266条)
25 簡易裁判所の審理の特則
Ⅰ 簡易裁判所の役割等
Ⅱ 簡裁の訴訟手続に関する特則(民訴270条以下)
Ⅲ 少額訴訟手続
Ⅳ 対話と自己決定による納得性の高い解決への志向
第4編 控訴・上告・再審
26 控訴審の審理
Ⅰ はじめに
Ⅱ 地裁における訴訟事件
Ⅲ 高裁における控訴事件
Ⅳ 上告
27 抗告審の審理
Ⅰ はじめに
Ⅱ 抗告の手続
Ⅲ 各種の抗告事件の処理上の問題
Ⅳ おわりに
28 許可抗告制度の運用
Ⅰ はじめに
Ⅱ 手続概要
Ⅲ 運用上の問題点
29 再審の訴え
Ⅰ 再審の訴えの意義
Ⅱ 再審の訴えの訴訟物・性質と審理手続の構造
Ⅲ 再審開始決定手続(再審理開始の許否についての審理手続)
Ⅳ 本案再審理手続(再審開始決定確定後の審理手続)
事項別索引
編者紹介
奥付