- 発売日
- 2016年07月30日
- 出版社
- 日本評論社
- 編著等
- 伊藤真
憲法的刑事訴訟法の理念を基礎にいち早く平成28年刑訴法改正の解説を織り込んだ定番入門書の改訂版。新しい刑訴法の重要問題もコラムでわかりやすく解説。
目次
表紙
新シリーズ刊行にあたり
はじめに
目次
第1章 序論
Ⅰ 刑事訴訟法とは何か
①刑法を実現するための手続
②公判手続
③公判のための捜査手続
④上訴・執行段階
第2章 捜査
Ⅰ 捜査の端緒
①捜査の端緒とは
②職務質問
Ⅱ 捜査の開始
①任意捜査の原則
②強制処分法定主義・令状主義
③強制捜査の種類
④被疑者の逃亡の防止・罪証隠滅の防止のための強制処分
Ⅲ 不当な捜査に対する被疑者の防御
①総論
②被疑者の不当な捜査処分を積極的に争う権利
③弁護人の助力を得る権利
第3章 控訴の提起
Ⅰ 誰が公訴の提起をするのか
①国家起訴独占主義
Ⅱ どのような場合に公訴を提起するのか
①起訴便宜主義
②訴訟条件と刑事訴訟の裁判
③不当起訴・不当不起訴に対する対策
Ⅲ どのようにして公訴を提起するのか
①起訴状一本主義
②起訴状に記載される項目
第4章 公判の手続
Ⅰ 概説
①第一審公判手続
Ⅱ 審判の対象
①何を立証するのか(審判の対象は何か)
②立証の結果、食い違ってきたらどうするか
Ⅲ 証明と認定
①どのような事実をどのような証拠で立証するか
②誰が立証するのか(挙証責任論)
③誰がどのようにして認定するのか
第5章 裁判
Ⅰ 裁判の意義と種類
①形式による区別
②終局裁判と終局前の裁判
③実体裁判と形式裁判
Ⅱ 裁判の成立
Ⅲ 裁判の効力
Ⅳ 救済手続
コラム DNA型鑑定と冤罪
Ⅴ 裁判の執行
Ⅵ 被害者の保護
①被害者の証人としての地位の保護
②告訴期間の改正
③被害者の手続参加
④犯罪被害者等証人を保護するための措置
第6章 まとめ
奥付