BUSINESS LAWYERS LIBRARY

Q&A 競業避止、営業秘密侵害等の不正競争に関する実務

発売日
2021年10月01日
出版社
日本加除出版
編著等
岡本 直也

中小企業も含む数多くの「不正競争」事件に携わってきた弁護士が、自身の経験から身に付けたノウハウを伝授!著者の経験をベースとした80問の具体的Q&Aを収録。同様のテーマを扱った解説書では各著者の専門分野に焦点が当たりがちだが、本書では可能な限り広い対象を取り上げ、読者が普段携わらないような論点についても認識できるよう配慮。根拠となる188裁判例や官公庁のガイドラインを交えて解説。仮処分命令申立書、就業規則等の実務で必要となる記載例も収録。

目次

表紙

目次

第1編 不正競争に関わる法律

第1 不正競争防止法

Q1 不正競争防止法とはどのような法律か。

第2 不正競争に関する法

Q2 不正競争に関し,日本国憲法が関係する場合は主にどのような場合か。

Q3 不正競争に関し,不正競争防止法以外には,主にどのような法律に気を付けると良いか。

第2編 会社内で生じる不正競争

第1章 競業避止義務

第1節 在職中・在任中の競業避止義務

第2節 退職後・退任後の競業避止義務

第3節 競業避止義務違反に対する具体的な請求方法

第4節 競業避止義務に関する特約

第2章 秘密保持義務

第1節 不正競争防止法上の営業秘密

第2節 在職中の秘密保持義務

第3節 退職後の秘密保持義務

第4節 営業秘密侵害行為に対する具体的な請求方法

第5節 営業秘密の管理方法

第6節 渉外事案

第7節 刑事事件

第3章 引き抜き行為

Q57 在職・在任中の従業員又は会社役員が他の従業員に対して引き抜き行為をした場合,違法になるか。

Q58 在職・在任中の従業員又は会社役員が他の従業員に対して引き抜き行為をした場合,裁判例はどのように判断しているか。

Q59 退職・退任した従業員又は会社役員が従業員に対して引き抜き行為をした場合,違法になるか。

Q60 引き抜き行為に対し,具体的にどのような請求を行うことができるか。

第3編 取引先その他の第三者との間で生じる不正競争

第1章 競業避止義務

Q61 取引先との間で競業避止義務に関する合意をすることは許されるか。

Q62 事業譲渡の際に,どのような競業避止義務を負うか。

Q63 事業譲渡における競業避止義務違反の場合,どのような請求を行うことができるか。

第2章 秘密保持義務

Q64 取引先との間で秘密保持契約を締結する場合,どのような内容の契約を締結すれば良いか。

Q65 取引先との間では,どのような情報漏洩対策をすれば良いか。

Q66 外部者との間では,どのような情報漏洩対策をすれば良いか。

第3章 ライバル企業等との間で生じる不正競争

Q67 特定の者に提供している消費動向データ(限定提供データ)が不正に利用された場合,何らかの請求をすることはできるか。

Q68 有名な商品等の表示が無断で使用されている場合,何らかの請求をすることができるか。

Q69 商品の模倣品が出回っているが,どのような場合に違法になるか。

Q70 ライバル企業によって誹謗中傷されているが,どのような場合に違法になるか。

Q71 ライバル企業が比較広告を出しているが,どのような場合に違法になるか。

Q72 その他に不正競争に該当するのはどのような場合か。

第4章 不正競争の紛争に巻き込まれないようにするための予防策

Q73 転職者を受け入れる際に行っておくべき予防策はあるか。

Q74 (共同・受託)研究開発の際に行っておくべき予防策はあるか。

Q75 日常的な取引の中で行っておくべき予防策はあるか。

第4編 フランチャイズで生じる不正競争

第1章 競業避止義務

Q76 フランチャイズ契約における競業避止義務に関する条項は有効か。

Q77 フランチャイズ契約における競業避止義務違反に対して,どのような請求をすることができるか。

第2章 秘密保持義務

Q78 フランチャイズ契約における秘密保持義務に関する条項は有効か。

Q79 フランチャイズ契約における秘密保持義務違反に対して,どのような請求をすることができるか。

第3章 契約終了後の義務

Q80 フランチャイズ契約終了後,フランチャイジーとの間で紛争が生じないようにするために,どのような規定を設けておくことが考えられるか。

付録

事項索引

条文索引

判例索引

ガイドライン等索引

著者略歴

奥付

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