- 発売日
- 2024年11月01日
- 出版社
- ぎょうせい
- 編著等
- 河合厚、山田庸一、前山静夫、山中啓二郎、小林寛朋
税理士は基本的に遺言書の作成に関わることはできない。しかし、実際には相続件数の増加に伴い、関与先から将来の相続税対策を見据えた遺言書の作成にアドバイスを求められることが増えている。本書は、税理士が携われる業務範囲を前提に、相続税専門の税理士がその実務上のノウハウを含めて解説する。
目次
表紙
はしがき
目次
第1章 遺言書作成の重要性と税理士の役割
Ⅰ はじめに
1 自筆証書遺言に関する法的整備
2 相続件数の増加
3 おひとりさまの増加
4 認知症の増加
5 争族問題の増加
6 相続税専門税理士事務所の状況
7 遺言書作成の重要性と税理士の役割
Ⅱ 遺言の方式
1 公正証書遺言
2 自筆証書遺言
Ⅲ 遺言書作成の重要性と税理士の役割
1 遺言書の効力の概要
2 主な遺言書の効力
3 生前相続対策時における遺言書作成の重要性と税理士の役割
4 相続発生時における遺言書に関する税理士の役割
Ⅳ まとめ
第2章 エンディングノート等を用いた資産家の財産等の洗い出し
Ⅰ エンディングノート等の役割
Ⅱ オーナー社長
1 承継方法等の意向の確認
2 自社株式の現状把握
3 個人法人間の債権債務等の把握
4 個人法人間の不動産の貸借(賃貸借・使用貸借)について
Ⅲ 不動産複数所有者
1 不動産の現状把握
2 各不動産の収支状況についての把握
3 共有者の存在する不動産について
4 納税資金の確保について
Ⅳ 金融資産所有者
1 預貯金口座の利用状況やデジタル資産の管理等について
2 生命保険の契約内容等について
Ⅴ おわりに
第3章 エンディングノート等を踏まえた相続税対策の立案とそのポイント
Ⅰ はじめに
Ⅱ オーナー社長
1 事業承継税制等を活用した相続税対策
2 死亡退職金を活用した相続税対策
3 自社株式の評価額の引下げ対策
4 法人に対する貸付金を解消する
5 相続開始後の自己株式の取得
Ⅲ 不動産複数所有者
1 共有不動産の解消による相続税対策
2 小規模宅地等の特例の適用を見据えた相続税対策
3 不動産の生前贈与による相続税対策
4 その他の相続税対策
Ⅳ 金融資産所有者
1 暦年課税制度・相続時精算課税制度の活用の際のポイント
2 教育資金の贈与税の非課税規定の活用
3 生命保険を活用する際の留意点
4 推定相続人のうちに国外居住者がいる場合の留意点
Ⅴ おわりに
第4章 相続税対策を遺言書に反映する際の留意点
Ⅰ はじめに
Ⅱ 税理士としての遺言書案の作成
Ⅲ 業務スケジュールの確認
Ⅳ 相続税対策を遺言書に反映する際の留意点
1 オーナー社長
2 不動産複数所有者
3 金融資産所有者
4 その他
Ⅴ おわりに
第5章 改正相続法を踏まえた遺言書作成をめぐる留意点
Ⅰ はじめに
Ⅱ 自筆証書遺言(民法968)
1 自筆証書遺言の方式の注意事項
2 自筆証書遺言書保管制度
Ⅲ 公正証書遺言
Ⅳ 共通の注意事項
1 遺言能力
2 共同遺言の禁止
3 撤回の自由
4 遺言事項
5 内容の特定性
6 将来予測であること~想定外の事態への想定
7 遺言執行者の要否
8 相続登記の必要性
9 遺留分についての配慮
10 相続人の当座の資金需要への配慮
11 相続人の意向との合致
12 配偶者居住権
13 特定財産承継遺言と特定遺贈
第6章 遺言書によらない遺産分割
Ⅰ 遺言があるのになぜ遺産分割協議に切り替えるのか?
Ⅱ 遺言の内容と異なる遺産分割協議の可否
1 結論
2 特定財産承継遺言
3 特定財産承継遺言と異なる内容の遺産分割協議の可否
4 遺言と異なる内容の遺産分割協議が認められるための要件
5 相続人以外の受遺者がいる場合の遺産分割協議の可否
Ⅲ 遺言と異なる内容の遺産分割協議を行った場合の課税関係
Ⅳ 遺産分割協議に切り替えないための対策
1 関係者の把握及び関係者の意向確認
2 遺言の作成から相続開始までの期間
3 生前贈与の実行状況、財産の内容・金額及び各人ごとの遺留分の金額
4 相続税の納税資金の準備
5 節税対策を中心とした税務面の検討
巻末資料 実務に役立つチェックリスト・遺言書の文案
編著者紹介
奥付