- 発売日
- 2016年03月31日
- 出版社
- 日本評論社
- 編著等
- 内田博文、佐々木光明
刑法、刑事政策等の入門授業で多く使用実績がある刑事法入門書。問題提起が多く、自分の頭で考える端緒とすることが狙われている。(※本書は、最新版[第5版]の掲載があります。)
目次
表紙
目次
凡例
はじめに 市民が刑事法を学ぶ意義
Chapter1 現代社会の動態と刑事法
Section1 マスメディアと刑事法
Section2 平和安全法制と治安法
Section3 医療と刑事法
Section4 ヘイト・スピーチ
Section5 経済取引に伴う犯罪と市民
Section6 自転車による事故と刑罰
Section7 薬物依存と刑罰
Section8 少年非行と子ども虐待
Section9 刑事法の国際化
Section10 在日米軍に対する刑事人権---沖縄の基地問題にみる法と権力
Chapter2 市民生活と刑事司法の交錯
Section1 刑罰・規範意識・市民性---刑罰で「善き市民」は作れるか?
Section2 人間であるがゆえの「あやまち」と刑事手続
Section3 市民参加と「日本型刑事裁判」
Section4 刑務所の内と外---施設内処遇と社会内処遇
Section5 医療観察法と精神医療
Section6 死刑制度と市民
Section7 現代警察活動とわたしたち
おわりに 刑事法における専門性と市民的共同
あとがき 本書の成り立ちと九州フォーラム
事項索引
執筆担当者一覧
奥付