表紙

はしがき

目次

文献略語

第1講 訴訟要件

一 定義

二 種類

三 職権調査

四 訴訟要件の審理の順序

五 訴訟要件の効果

六 訴権の濫用

第2講 証拠調べ

一 証拠法の理念・用語

1 証拠法の理念・意味

2 証拠法における諸概念

3 証明の対象

4 証明と疎明

5 厳格な証明、自由な証明

二 自由心証主義

1 意義と限界

2 証明度

3 証拠調べの結果

4 弁論の全趣旨

5 損害額の認定（二四八条）

三 証拠契約

四 情報収集の手段

1 当事者照会

2 弁護士会照会

3 模索的証明論

五 証拠調べ各論

1 証拠調べの申出と採否

2 証人尋問

3 当事者尋問

4 鑑定

5 書証

6 検証

7 新種証拠

8 証拠保全

第3講 処分権主義

一 処分権主義と申立事項―処分権主義（その一）

二 申立事項の制限

三 一部認容論

四 交通事故訴訟の特殊性

1 交通事故訴訟の訴訟物

2 金額を明示しない訴え

五 債務不存在確認の訴え

1 債務不存在確認の訴えの構造

2 金額を明示しない債務不存在確認の訴え

3 一定額を超えては債務は存在しないことの確認を求める訴え

4 債務不存在確認の訴えの先制攻撃的性格

5 給付の訴えと債務不存在確認の訴え

六 訴えの取下げ

1 当事者の意思による訴訟の終了―処分権主義（その二）

2 訴えの取下げの意義および要件

3 訴えの取下げの効果

4 訴えの取下げの有無および効力についての争い

5 訴え取下げ契約

6 訴え取下げの擬制

七 請求の放棄・認諾

1 請求の放棄・認諾の意義

2 要件および手続

3 放棄・認諾の効果

第4講 共同訴訟

一 共同訴訟の意義と種類

二 必要的共同訴訟

1 必要的共同訴訟の手続規律

2 固有必要的共同訴訟

3 類似必要的共同訴訟

4 準必要的共同訴訟

三 通常共同訴訟

四 共同訴訟全体の構造

第5講 主観的予備的併合―同時審判の申出がある共同訴訟

一 主観的予備的併合

1 問題状況

2 統一審判の保障

3 予備的被告の不利益

二 同時審判の申出のある共同訴訟

1 主観的予備的併合との異同

2 違反の効果

第6講 選定当事者

一 選定当事者

二 クラス・アクション

三 訴外第三者からの選定

第7講 補助参加

一 補助参加人の権限

1 従属性と独立性

2 従属性の内容

3 独立性

4 独立性を強化した解釈論

二 補助参加の利益

1 補助参加の利益の定式・類型

2 公証人参加申出の事件

3 争点毎の補助参加（被参加人を固定しない争点限りの補助参加）

4 相手方への補助参加

5 当然の補助参加（申出不要説）

三 補助参加と判決効

四 共同訴訟的補助参加

五 訴訟告知

1 意義と効果

2 判例

3 訴訟告知の実際と不都合

第8講 独立当事者参加

一 独立当事者参加の意義

二 独立当事者参加の要件

1 詐害妨止参加

2 権利主張参加

3 上告審での独立当事者参加

三 片面参加

四 独立当事者参加の審判の規律

1 請求なき当事者

2 審判の規律

3 敗訴者の一部による上訴

五 訴訟脱退

1 訴え取下げ

2 訴訟脱退

六 参加類型相互の関係

1 諸参加類型の相互関係

2 債権者代位訴訟と独立当事者参加

七 当事者引込みの理論

第9講 訴訟承継

一 訴訟承継の意味・種類

1 訴訟承継の意味

2 訴訟承継の種類

二 参加承継

三 引受承継

1 引受承継と参加承継の異同

2 承継人の範囲

3 訴訟状態の引継ぎ

4 譲渡人からの引受承継の申立て

四 訴訟承継主義の限界とその対策

第10講 控訴

一 控訴の意義・手続

二 控訴の利益

三 控訴権放棄、不控訴の合意

四 附帯控訴

五 控訴審の構造

六 控訴審の審判

1 不利益変更禁止

2 予備的併合の控訴と不服

3 争点限定の上訴

七 控訴審判決の形

第11講 上告

一 上告の意義

二 上告の目的

1 平成八年新法前

2 平成八年新法後の現行法（上告受理）

三 上告制限

四 権利上告（権利上告理由）

1 上告理由と破棄理由の関係

2 憲法違反

3 絶対的上告理由

4 高裁上告における法令違反

五 上告受理

1 上告受理の申立て

2 再審事由

3 重大な手続法違反

4 上告受理の裁量性

六 事実認定の拘束力と職権調査事項

七 上告の手続

1 権利上告

2 上告受理申立て

八 上告審の審理

九 破棄差戻し判決

1 差戻し後の手続

2 破棄判決の拘束力

3 差戻し判決と判決の一部確定

第12講 再審

一 再審の意義・構造

1 意義

2 再審の訴訟物

3 再審事由と訴訟物

4 再審の補充性

二 再審事由

1 再審事由

2 二項の有罪判決等

3 再審事由と立法論

三 再審の訴えの提起

1 管轄裁判所

2 出訴期間

3 正当な当事者（当事者適格）

4 第三者自身にかかわる再審事由

四 再審の審判

付録 陳述書について

事項索引

判例索引

奥付