- 発売日
- 2024年02月01日
- 出版社
- 医学書院
- 編著等
- 冨永 悌二
脳神経外科学テキストの決定版。フルカラーのシェーマが美しい定番書、第16版!――構造的にも機能的にも複雑で奥深い、脳神経外科学領域の決定版テキスト。今版も医学生に必要なトピックを精選・強化して掲載している。豊富なイラストや画像と詳細な項目立てにより、脳神経外科学の基本がわかりやすく理解できる。進歩の著しい領域の最新知見もNOTEやColumnでキャッチアップ。フルカラーのシェーマが美しい定番書、堂々の第16版!
目次
表紙
奥付
目次
総論
第1章 緒論
A 脳神経外科学の歴史
B 脳神経外科とは
C 脳の臓器特殊性
D 脳神経外科学の将来
第2章 臨床解剖
A 頭蓋
B 髄膜
C 大脳
D 脳幹
E 小脳
F 脳動脈
G 脳静脈と硬膜静脈洞
H 脳室およびくも膜下腔
I 脊柱
J 脊髄
第3章 神経学的検査法
A 患者の診察にあたって
B 神経所見のとりかた
C 脳神経の診かた
D 大脳の局在機能の診かた
E 脳幹の局在機能の診かた
F 小脳の局在機能の診かた
G 脊髄の局在機能の診かた
第4章 補助診断法
A 頭部単純X線撮影
B コンピュータ断層撮影
C 磁気共嗚画像法
D 脳血管撮影・デジタル血管撮影
E 核医学検査
F 脊椎・脊髄の検査
G 神経超音波検査
H 脳波
I 誘発電位
J 腰椎穿刺
第5章 脳に特異な症候と病態
A 頭痛
B 精神症状と認知症
C けいれん(痙攣)
D 意識障害
E 運動麻痺
F 頭蓋内圧亢進
G 脳ヘルニア
H 血液脳関門と脳浮腫
I 脳循環代謝異常
各論
第6章 脳腫瘍
A 脳腫瘍とは
B 脳腫瘍の診断
C 脳腫瘍の鑑別診断
D 脳腫瘍の治療
E 神経上皮性腫瘍
F 髄膜腫
G 下垂体神経内分泌腫瘍〔PitNET(下垂体腺腫)〕
H 神経鞘腫
I 頭蓋咽頭腫
J 胚細胞腫瘍
K 脊索腫
L 血管系腫瘍
M 原発性中枢神経系悪性リンパ腫
N 転移性脳腫瘍
O 頭蓋腫瘍と鑑別を要する疾患
第7章 脳血管障害
A 脳血管障害とは
B くも膜下出血
C 脳動脈瘤
D 脳動静脈奇形,その他の血管奇形
E 硬膜動静脈瘻
F 脳出血
G 虚血性脳疾患(脳梗塞,一過性脳虚血発作)
H もやもや病
I 血管性認知症
J 脳卒中の医療連携およびリハビリテーション
第8章 頭部外傷
A 頭部外傷の臨床
B 頭皮の損傷
C 頭蓋骨の損傷
D 脳の損傷
E 重症頭部外傷の治療
F スポーツ頭部外傷
G 急性頭蓋内血腫(急性硬膜外血腫,急性硬膜下血腫)
H 慢性硬膜下血腫
I 脳神経の損傷
J 頭部外傷後の感染症
K 小児頭部外傷
L 頭部外傷による脳血管障害
第9章 先天奇形廣
A 先天奇形とは
B 神経管閉鎖障害によって発生する先天奇形
C 大脳の奇形
D 小脳・後頭蓋窩の奇形
E くも膜囊胞
F 頭蓋骨・頚椎の奇形
G 神経皮膚症候群
第10章 水頭症
A 水頭症とは
B 小児の水頭症
C 胎児水頭症
D 硬膜下液体貯留
E 正常圧水頭症(成人)
第11章 機能的脳神経外科
A 機能的脳神経外科とは
B 慢性疼痛
C 不随意運動症
D てんかん
E 片側顔面けいれん
F 三叉神経痛
第12章 脊髄・脊椎疾患
A 頚椎変性疾患(変形性頚椎症,頚椎椎間板ヘルニア)
B 脊柱靱帯骨化[症]
C 腰椎椎間板ヘルニア
D 腰部脊柱管狭窄[症]
E 脊髄腫瘍
F 脊髄硬膜外膿瘍
G 脊髄動静脈奇形
H 脊髄空洞症
I 脊椎・脊髄の外傷
第13章 末梢神経の外科
A 末梢神経障害の診断
B 末梢神経の外傷
C 絞扼性末梢神経障害
D 末梢神経の腫瘍
第14章 炎症性疾患
A 中枢神経系感染症とは
B 細菌性髄膜炎
C その他の髄膜炎
D ウイルス性脳炎
E そ の他のウイルス性脳炎・脳症
F 脳膿瘍
G 硬膜下膿瘍
H 脳寄生虫症
第15章 臨床医学の実習・研修の手引き
A 脳神経外科における実習・研修の心構え
B 医療技術の習得について
C おさえておきたい知識
和文索引
欧文索引