- 発売日
- 2024年12月20日
- 出版社
- 日本評論社
- 編著等
- 橋本博之、日本行政書士会連合会
気鋭の行政法学・刑事法学の研究者と豊富な実務知識・経験を持つ行政書士による、デジタル社会における行政手続の理論的・実務的考察。
目次
表紙
巻頭言
ごあいさつ
目次
行政手続と公共政策法務―「行政手続に関する法律実務」の可能性―
Ⅰ 本稿の主題
Ⅱ 行政書士制度の変革と「行政手続に関する法律実務」
Ⅲ 行政書士法の目的規定の意義
Ⅳ 行政判例と「行政手続に関する法律実務」
Ⅴ おわりに
申請処理手続と事後手続―「事前手続と事後手続」再論―
Ⅰ はじめに
Ⅱ 事前手続と事後手続
Ⅲ 事後手続の構造
Ⅳ 許認可等の職権取消し
Ⅴ むすびにかえて
行政手続における機械の利用
Ⅰ はじめに
Ⅱ 行政手続における機械の利用に係る実務・学界の動向
Ⅲ 補助行為における機械の利用
Ⅳ 事実行為における機械の利用
Ⅴ 権力的行為における機械の利用
Ⅵ 結びにかえて
申請処理の遅延と「時の裁量」
Ⅰ はじめに
Ⅱ 申請処理の遅延をめぐる手続法的規律
Ⅲ 申請処理の遅延と裁判実務
Ⅳ 申請処理の遅延と「時の裁量」―中野最判の再検討
Ⅴ 結び―デジタル社会と申請処理の遅延
廃棄物処理法における手続的課題―一般廃棄物処理業に関する計画許可制度をめぐって―
Ⅰ はじめに
Ⅱ 一廃処理業に関する規制の仕組み
Ⅲ 計画許可制度と審査基準との関係
Ⅳ おわりに
自治体情報システムの標準化と地方自治
Ⅰ はじめに
Ⅱ 自治体情報システムの標準化に至る歴史的経緯
Ⅲ 標準化法の基本枠組みとその特徴
Ⅳ 結び
行政手続法・行政手続条例の適用場面と手続の瑕疵―若干の行政不服審査答申例・裁決例を概観して―
Ⅰ はじめに
Ⅱ 国・地方公共団体の行政手続法制
Ⅲ 「要綱」による処分と行政手続法制
Ⅳ 「一般処分」と行政手続法制
Ⅴ 結びに代えて
裁決にみる判断過程審査に関するおぼえがき
Ⅰ はじめに
Ⅱ 行政不服審査制度について―行政不服審査制度の二面性
Ⅲ 判断過程審査について
Ⅳ 裁決の検討
Ⅴ おわりに
法律に強く、法律を使おうとする行政書士像―審査基準・ガイドラインに拘泥することなく、国民の権利利益を実現する行政書士とは―
Ⅰ はじめに
Ⅱ 考察の手がかり
Ⅲ 法律に強く、法律を使おうとする行政書士
Ⅳ 行政書士であれば本来ここまでできるはず
Ⅴ 身に付けるべき法的素養
Ⅵ 想定される疑問とそれに対する回答
Ⅶ おわりに
AI技術の発展と行政書士業務への影響・課題
Ⅰ AI技術の発展―特に生成AIの現状に限定して
Ⅱ AIの利用と士業への影響―弁護士業務を例に
Ⅲ 行政書士業務をめぐるAIの利用
Ⅳ おわりに
行政書士法19条1項違反の罰則について―「報酬を得て」という文言をめぐって―
Ⅰ はじめに
Ⅱ 弁護士法違反と司法書士法違反
Ⅲ 「事実証明に関する書類」について
Ⅳ 行政書士法19条違反について―改正の方向性
Ⅴ おわりに
あとがき
参考資料
執筆者一覧
奥付