BUSINESS LAWYERS LIBRARY

増補版 人事コンサルタント養成講座

発売日
2020年08月21日
出版社
日本法令
編著等
西村聡、冨田高子、吉岡規子

働き方改革、リモートワーク、IT化など大きく変わる社会の中、これまでの能力主義の人事制度では社会の変化に対応できず、職務主義の人事制度が構築、導入できる人事コンサルタントが求められてくる。本書は、コンサルティング業務への新規参入者がつまずきがちな受注から提案、運用指導にいたる段階で必要なノウハウをQ&A形式で解説。増補版では、業界・社会動向の変化を受け、①人事管理におけるIT化でさらに問われることになったコンサルタントの倫理観、②職務分析・職務評価についての考え方と手順についても書き加えている。

目次

表紙

増補版への序

はじめに

Contents

第1章 人事コンサルタントはやりがいある仕事

1 人事コンサルタントという仕事とは?

2 人事コンサルティング市場予測

3 人事制度を取り巻く環境と課題

4 コンサルタントは必要とされている

5 コンサルタントから見た中小企業の問題点

6 人事制度失敗の原因

第2章 必要な能力・スキル・心構え

1 こんな人が人事コンサルタントに向いている

2 人事コンサルタントにお薦めの本

第3章 人事コンサルティングに必要な知識

1 人事管理の定義と体系

2 組織・人事機能の体系

3 等級制度

4 目標管理制度

1 目標管理制度とは

2 目標管理の意義

5 人事考課制度

1 人事考課の歴史

2 人事考課制度とは

3 管理者の役割と人事考課

4 人事考課制度の考え方

5 考課項目の作り方

6 賃金の本質

7 賃金水準管理の考え方

8 賞与

1 賞与の歴史

2 賞与の考え方

3 賞与総額管理

4 賞与算定方式

9 退職金

10 人事制度改革と組織の7S

11 グライナーの成長モデル(組織の成長と衰退)

第4章 人事コンサルティングの受注活動

1 人事コンサルティングの受注から指導までの流れ

2 仕事の開拓

1 種まき

2 営業ツールの作り方

3 提案営業の実践

3 ニーズを探す

4 受託困難なケース

5 成果主義が失敗といわれる原因

6 顧客アプローチ

7 会社を見るポイント

8 相見積りへの対策

9 契約書

10 報酬

11 営業・プレゼンテーション

12 受注・クロージング

13 コンサルタントのコンプライアンス

第5章 人事コンサルティングの実践

1 分析のための資料

2 会社の戦略との一致

3 ミッション・ビジョン

4 ビジョン・経営目標の確認

5 窓口とプロジェクトチーム

1 窓口責任者

2 会社側にしてもらうこと、コンサルタントがすること

6 予備診断・分析

1 財務諸表のチェックポイント

2 業界を知る

3 経営戦略

4 インタビュー

5 SWOT分析

6 賃金分析

7 賞与分析

8 退職金診断

9 目標管理および人事考課制度の診断方法

7 主要成功要因の抽出

8 コンサルティングの進め方

1 コンサルティングへの共通認識

2 リーダーシップの発揮

3 経営者・経営幹部・社員との接し方

4 業務の標準化・文書化

5 労働組合対応

6 これからのコンサルティングの指導方法

9 診断報告書

10 中間報告

11 職務分析・職務評価

12 プロセス・アプローチ

13 トラブル対処法

14 場作り

15 人事制度設計のポイント

16 役割等級制度の設計

1 役割等級制度の基本設計

2 運用を想定

3 コンピテンシー(役割行動能力)の活用

4 専門職制度の導入

17 賃金

1 賃金制度を変更する際の心得

2 役割給の設計

3 移行

18 賞与設計

19 ポイント式退職金設計

20 人事考課制度設計と留意点

21 目標管理制度設計と留意点

22 規程類を整える

23 指導報告書

24 最終説明会

25 継続契約につなげる

1 継続契約運用指導企画書

2 運用指導

3 人事考課の運用

26 職務分析後の業務改善

27 エンパワーメント

28 満足度を高める

29 役割等級人事制度の今後

第6章 人事コンサルタントの鉄則77箇条

資料1 人事コンサルタント養成講座 お薦め図書

資料2 用語索引

奥付

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