- 発売日
- 2018年10月10日
- 出版社
- 法律文化社
- 編著等
- 松尾 弘、松井 和彦、古積 健三郎、原田 昌和
好評テキストシリーズの2017年民法改正対応版。抽象的な法規範が実際の事件でどのように適用されるのかイメージしやすいようにCaseを用い、関連する話題はTopicで、先端的な問題について考える契機となる論点についてはFurther Lessonで解説し、読者に立体的な理解を促す。序章に債権法改正の概要も盛り込む。
目次
表紙
はしがき
目次
凡例
著者紹介
序 債権総論を学ぶにあたって
1 本書の構成
2 近代法における債権の機能
3 現代法における債権の機能
4 民法(債権関係)の改正
第1章 債権の意義・性質・種類
1 債権の意義
2 債権の性質
3 債権の種類
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第2章 債権の効力(1) 債務者に対する効力
1 債権の効力総論
2 履行請求権および履行の強制
3 債務不履行に基づく損害賠償
1 債務不履行序説
2 事実としての不履行
3 損害の発生
4 因果関係
5 債務者の責めに帰することができない事由の不存在
6 責任能力
7 証明責任
8 損害賠償の範囲
9 損害賠償額算定の基準時
10 賠償額の調整
11 損害賠償に関する特則
12 代償請求権
13 賠償者の代位
4 債務不履行と不法行為
1 債務不履行責任の拡大
2 請求権競合(制度間競合)
Exam
第3章 債権の効力(2)第三者に対する効力
1 第三者に対する債権の効力(総論)
2 債権者代位権
1 債権者代位権制度の意義と位置づけ
2 債権者代位権の要件
3 債権者代位権の効果
3 詐害行為取消権
1 詐害行為取消権制度の意義と位置づけ
2 詐害行為取消権の要件
3 詐害行為取消権の効果
4 債権を侵害する第三者に対する債権者の権利
1 債権の構造と債権侵害の成否
2 債権侵害に対する妨害排除請求
3 債権侵害を理由とする損害賠償請求
Exam
第4章 多数当事者の債権・債務
1 多数当事者の債権・債務の意義
2 分割債権・債務
3 不可分債権・債務
4 連帯債権
5 連帯債務
1 連帯債務の意義
2 連帯債務の成立・内容
3 連帯債務の効力
4 連帯債務者間の求償関係
5 不真正連帯債務
6 保証債務
1 保証債務の意義
2 保証債務の成立
3 保証債務の内容
4 保証債務の付従性・補充性
5 主たる債務と保証債務との相互関係
6 保証人による弁済と求償権
7 共同保証
8 根保証
9 事業に係る債務についての保証契約の特則
Exam
第5章 債権譲渡・債務引受
1 債権譲渡
1 債権・債務関係の移転可能性
2 債権の譲渡方法と債権の形態
3 債権の譲渡
4 有価証券の譲渡
2 債務引受
3 契約上の地位の移転について
Exam
第6章 債権の消滅
1 債権消滅の意味と原因
2 弁済
1 弁済総説
2 弁済の提供,受領遅滞
3 第三者の弁済と弁済による代位
4 弁済受領権者
5 弁済の充当,弁済の証明
3 代物弁済
4 供託
5 相殺
6 更改・免除・混同
Exam
Hybrid Exam
参考文献案内
判例索引
事項索引
底本奥付
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