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債権総論[第2版](日評ベーシック・シリーズ)

発売日
2023年09月30日
出版社
日本評論社
編著等
石田 剛、荻野奈緒、齋藤由起

民法の債権総論分野を基礎から丁寧に解説する教科書の第2版。難しい制度や概念も、無理なく理解できるよう分かりやすく叙述する。

目次

表紙

第2版はしがき

目次

略語一覧

はじめに

1 債権総論とは

2 本書の構成

第1部 債権の内容とその実現

第1章 債権の目的

Ⅰ 債権の概念

Ⅱ 債権の種類

第三者による債権侵害

契約締結交渉中の注意義務の内容

債務不履行構成の意義

種類債権が履行不能になる場合

送付債務における特定

種類債権の特定と調達義務

第2章 債務の履行

Ⅰ 弁済

Ⅱ 弁済の提供と受領遅滞

Ⅲ 弁済以外の債務消滅原因

決済方式の現代化と弁済者保護のしくみ

第3章 債務不履行

Ⅰ 債務不履行の場合に債権者がとりうる法的手段

Ⅱ 履行の強制

Ⅲ 債務不履行による損害賠償

事情変更の原則

代償請求権

子の引渡しの強制執行

付随義務・保護義務

付随義務としての説明義務と契約締結前の説明義務との異同

履行補助者の行為についての債務者の責任

履行請求権と填補賠償請求権の関係

追完に代わる損害賠償が認められる場合

拡大損害の賠償

弁護士費用の賠償

損害軽減義務の位置づけ

違約金のいろいろ

第2部 債権回収の可能性を高めるための制度

第4章 概説

Ⅰ 責任財産と債権者平等の原則

Ⅱ 債権の回収可能性の高め方

Ⅲ 債務と責任

第5章 責任財産の保全

Ⅰ 債権者代位権

Ⅱ 詐害行為取消権

債権者代位権の意義

詐害行為取消権と破産法上の否認権との関係

不動産の二重譲渡と詐害行為取消権

直接請求権の法的性質

事実上の優先弁済機能と債権者平等の原則

第6章 多数当事者の債権債務(保証を除く)

Ⅰ 多数当事者の債権債務とは何か

Ⅱ 債権者が複数いる場合

Ⅲ 債務者が複数いる場合

427条以下の規定の適用範囲

相対的効力の帰結

不真正連帯債務概念は存続するのか

可分債権と共同相続

第7章 保証

Ⅰ 保証債務とは何か

Ⅱ 保証債務の性質

Ⅲ 保証債務の成立

Ⅳ 債権者と保証人の対外的関係

Ⅴ 主債務と保証債務の影響関係

Ⅵ 保証人と主債務者の内部関係(求償権)

Ⅶ 共同保証

Ⅷ 根保証

Ⅸ 事業に係る債務についての個人保証人の保護

単純保証と連帯保証

個人保証をめぐる法・政策の変化と担保法改正

主債務者をめぐる錯誤

損害担保契約

事前求償権と事後求償権の関係

根保証の法的性質

第8章 弁済による代位

Ⅰ 弁済による代位とは何か

Ⅱ 要件

Ⅲ 効果

1個の抵当権が数個の債権を担保する場合

代位に関する特約

第9章 相殺

Ⅰ 相殺の意義

Ⅱ 相殺の意思表示

Ⅲ 相殺の意思表示をするための要件

Ⅳ 相殺禁止

Ⅴ 相殺の充当

合意に基づく相殺

契約債権における相殺に対する正当な期待

破産法と民法の関係

第3部 当事者の変更

第10章 序説

第11章 債権譲渡

Ⅰ 債権譲渡とは何か

Ⅱ 債権の譲渡性

Ⅲ 債権譲渡の対抗要件

Ⅳ 将来債権譲渡

Ⅴ 債務者の抗弁

特約違反の譲渡と譲渡人の債務不履行責任

第三者対抗要件の債務者対抗要件からの分離

単なる通知が競合した場合

譲渡債権に付された担保物権のゆくえ?

第12章 債務引受

Ⅰ 債務引受とは何か

Ⅱ 併存的債務引受

Ⅲ 免責的債務引受

第13章 契約上の地位の移転

Ⅰ 「契約上の地位の移転」とは何か

Ⅱ 要件としての相手方の承諾

事項索引

奥付

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