BUSINESS LAWYERS LIBRARY

聴ける!実用法律書 事業者必携 IT企業・エンジニアのための法律問題と対策

発売日
2025年09月20日
出版社
三修社
編著等
服部真和

契約締結の基本から、下請法、不正競争防止法、個人情報保護法、特許や著作権などの知的財産権まで解説。プログラム、システム開発などの法律問題も解説。令和7年下請法改正やフリーランス取引適正化法など、IT企業の法務マンやエンジニアが知っておきたい最新の法律知識を網羅。法律を知り、リスクに備えるための入門書。

目次

表紙

はじめに

Contents

第1章 IT企業が必要とする法律常識

1 IT業界で求められている法務の仕事とはどのようなものなのか

2 トラブルや不祥事を起こさないように対策を立てよう

3 トラブルが生じたときにどのような点に注意すればよいのか

第2章 契約書の作成常識

1 契約書のはたらきについて知っておこう

2 契約書に必ず書くことをおさえよう

Q&A 契約書に貼付する印紙税額はどうなっているのでしょうか。

3 前文・後文・目的・定義の書き方について知っておこう

4 その他こんな条項を知っておこう

Q&A 納品したいのですが、発注者が検収に応じてくれないときはどうしたらよいでしょうか。

5 システム障害発生時に備えておくこと

6 ソフトウェア開発契約を結ぶ上での注意点について知っておこう

Q&A システムの不具合がある場合の契約不適合責任の具体的な内容について教えてください。

Q&A 発注者や請負人が破産した場合、どのようになるのでしょうか。

7 ソフトウェアの権利を取得するのは契約上誰になるのか

8 システム仕様の確定が重要なポイントになる

Q&A仕様変更が必要になった場合についてどのように対処したらよいのでしょうか。

9 報酬をめぐる問題について知っておこう

Q&A 報酬支払いに相手がすんなり応じてくれないのですが、再度、法的な根拠に基づいて報酬請求をする際にはどのような点をチェックしておく必要があるのでしょうか。

10 債務不履行責任を負う可能性もある

11 トラブルを防ぐためにはどのようにすればよいのか

書式 コンピュータ・プログラム開発委託契約書

12 プロジェクトの打ち切り判断はどのように行うのか

Q&A こちら(受注者)に落ち度がないのに、発注者のほうから自己都合により、解除を申し入れてきた場合には、どうすればよいでしょうか。

第3章 下請法(中小受託取引適正化法)の法律常識

1 下請法とはどんな法律なのか

2 下請法改正について知っておこう

3 下請法の規制対象となる取引や事業者とは

4 親事業者の義務と禁止行為について知っておこう

5 受領拒否について知っておこう

6 支払遅延について知っておこう

7 下請代金の減額について知っておこう

8 返品の禁止について知っておこう

9 買いたたきについて知っておこう

10 不当な給付内容の変更及び不当なやり直しの禁止とは

11 下請法違反とトラブル解決の相談機関を知っておこう

12 下請契約の締結に際しての書面の交付義務について

参考 汎用的な委託書面の例(当初書面の記載例)

参考 汎用的な委託書面の例(補充書面の記載例)

参考 下請事業者に交付する情報成果物作成委託に関する委託書面

参考 下請事業者に交付する役務提供委託に関する委託書面

13 フリーランス取引適正化法と下請法の関係について知っておこう

第4章 個人情報保護法と顧客情報の管理

1 個人情報保護法の全体像をおさえておこう

2 個人情報を利用するときにはどんなことに注意するのか

3 要配慮個人情報について知っておこう

Q&A 個人情報を含む情報の集まりであれば、すべて「個人情報データベース等」として扱われるのでしょうか。

4 匿名加工情報について知っておこう

5 仮名加工情報について知っておこう

6 安全管理措置について知っておこう

7 第三者提供の規制について知っておこう

8 個人情報保護のためのさまざまな対応について

書式 プライバシー・ポリシー(個人情報保護方針)

Q&A ベンダー企業は情報漏えいに備えてどのような対策をすべきでしょうか。情報を漏えいした場合、どのように責任を負うのでしょうか。

Q&A IT技術開発業務の外部委託に伴い顧客情報を提供することになるのですが、どのような点に注意すべきでしょうか。

Q&A 個人情報保護委員会の役割と権限について教えてください。

Q&A 個人情報保護法に違反するとどうなるのでしょうか。

9 個人情報やマイナンバーについての規程を定める

Q&A マイナンバー法には、どのような罰則規定があるのでしょうか。

第5章 秘密保持契約の知識

1 業務を委託する場合の秘密保持契約について知っておこう

書式 秘密保持契約書

Q&A 請負契約とは別に、業務委任契約という契約形態があるようですが、請負契約と業務委任契約はどう違うのでしょうか。

2 従業員との間の秘密保持契約締結の際の注意点

Q&A 中途採用者が以前働いていた会社等の情報を取得する際に、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

Q&A 秘密を保持するために、自社の秘密情報等に触れる可能性のある対象者を限定するには、具体的にどのような方法があるのでしょうか。

3 競業避止義務契約とはどんな契約なのか

Q&A 従業員の同業他社への転職の禁止条項を盛り込むことは可能でしょうか。注意した方がよい点はありますか。

Q&A 取締役との間で秘密保持契約を締結しようとする場合、一般の従業員とどのような違いがあるのでしょうか。

4 従業員との秘密保持契約の結び方について

Q&A 退職合意書を作成する際にどんな条項を盛り込むことが必要でしょうか。注意すべき点を教えてください。

5 秘密保持契約書に具体的に盛り込む条項について

書式 競業禁止及び守秘義務に関する誓約書

6 不正競争防止法について知っておこう

7 不正競争防止法で保護される営業秘密について知っておこう

Q&A ある情報について秘密管理性を満たしていると認められる場合とはどのような場合をいうのでしょうか。

Q&A 不正競争防止法上の営業秘密と認められるための「有用性」とは、客観的にどのような情報のことを指すのでしょうか。

Q&A ある情報について非公知性があると認められる場合とは具体的にどのような場合をいうのでしょうか。

Q&A 営業秘密を漏えいした場合に刑事責任が問われることもあるのでしょうか。退職者も対象に含まれるのでしょうか。

第6章 知的財産権侵害の法律知識

1 著作権について知っておこう

2 著作権とはどのような権利なのか

3 職務著作について知っておこう

4 コンピュータ・プログラムはどのように保護されているのか

5 システム開発と著作権の関わりについて知っておこう

6 ソフトウェアをめぐる法律問題について知っておこう

Q&A ライセンサーが破産した場合にはどうなるのでしょうか。

7 ソフトウェアの購入と使用許諾契約について知っておこう

書式 ソフトウェア使用許諾契約書

8 ソフトウェアの利用と違法コピーについて知っておこう

Q&A ファイル共有ソフトを開発したらどうなるのでしょうか。インストールすること自体は問題ないのでしょうか。

Q&A ソフトウェアのコピープロテクトを解除することは著作権侵害にあたるのでしょうか。

9 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて知っておこう

10 特許法の発明とはどのようなものなのか

11 特許を受けられる発明について知っておこう

12 職務発明について知っておこう

書式 職務発明規程

13 権利侵害と法的手段について知っておこう

奥付

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